よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

初・ハント!・・・のお手伝い。

2018年02月07日 | 農家の風景。


起きたら腰がヤバい。

ギックリ腰ではない感じだったけれど、午前の会議をちょっと早退けさせてもらい行きつけのえあいの郷整骨院へ行き、ぎっちりもんでもらった。

ここの先生はなんとなく相性がいい。今日も「MAX一歩手前です。よろしお願いします」と。

おかげさまで夕方になってだいぶ楽になって来た。

竹林前半戦今が佳境で山に行きたくてたまらないのでここで何とかとどめたい。


そんな夕方ハンター伊東さんから電話が。裏山に罠を仕掛けて2日。まだ掛からない。

周りにも痕跡がないと報告したら、状況を見に今から行くから、と。


待つこと30分。うっすら暗くなって来たのもあり、用事でも出来て今日は来れないのかな〜と思っていたら再び電話が。

「今お宅に向かう途中にイノシシ見かけて、1匹仕留めた!」

という連絡。ぜひ見に行かせて欲しいと応えて早速車を飛ばしました。



現場はちょうどうちの裏山、竹林を挟んだ反対っ側の道路沿いの谷。

先日やって来た相棒のおんちゃんが追い込み、ハンター伊東さんがライフル一撃で仕留めたとのこと。

沢下に逃げたところを撃ったので今年のこの雪深い中、私も含めて担いで上げるのか!



とドキドキしていると、ハンターコンビはロープと滑車を取り出して段取り。

スキーを履い伊東さんがその端を持って谷を降りて行く。その距離約100m。

相棒さんと私は夕方ピリピリ厳しくなり始めた寒さの中でひたすらじっと待つ。

長年タッグを組んできた相棒さんからしても伊東さんのライフルは見事な腕前だという。

「今日のもデカイぞー」と脅されつつ、身近に見るであろう生イノシシが怖いような楽しみなような変な感じ。




「よ〜し!ゆっくり引いて!」

という無線の合図とともに相棒さんがジムニーに乗り込みローブを引っ張る。

薮の中、邪魔になるものを切り避けながらなので止めたりしながら1時間近くかかってようやく間近に来た!

が、最後の細い竹の小藪が邪魔で上がらず3人で引っ張り上げることになり、暗い中でイノシシと初対面!



デ、デカイ!! 7〜80キロはあるであろうオスでした。





「オスは脂も無いし肉も硬でぇ〜がら美味くねんだよなぁ〜」

との事でしたが、食う食わないではなくってあっちからもこっちらかもじっくり観察するのに一生懸命でした。

「場所的に高橋くんの竹林にも行ってるヤツだな」

ということで、ウチの罠ではなかったですが、まず1匹駆除出来たと前向きに考えることにします。



さて、うちの罠に掛かるのはいつになるだろうか。。

農ドブル。

2018年02月06日 | 農家ブランド


カミさんが珍しく風邪気味で微熱&関節が・・・という。

むむむ、もしや、いま大流行の!?と朝イチで病院へお連れすると、、、ではなかったのでひと安心。

しかし最寄りの行きつけの小さい病院だけれど次々に患者が。

流行ってますねインフルエンザ。





そんな夜の鳴子の会合にてまたも農ドブルを発注頂いて。



料理長が調子悪いとなればプレッシャーいつもの倍でのぞみました。



メインはセリ鍋。いまブームでみんな知ってますが地元ではあまり食べてないのが現状なので、

生産農家としては師匠にならって普及活動せねばであります。






こちらが今夜の農ドブル。お弁当と同じく顔の見える食材で作っています。

これに だて正夢と金のいぶきのミニおにぎりを付けました。テンパって写真がない!

農家として、というのが基本にあるので変な背伸びはしませんが、

始めて3年。今年は年明けからいつもとは違う反響が増えてきてるのはありがたいです。

先日、地元の会合で食べてくれた産直仲間のおばあちゃんから、

「味もデザインも素敵だわ〜」と声をかけてもらえたのはうれしかったですね〜。


今日の宿の大沼旅館もこの時代にあった「新しい湯治」をいろいろ提案してる宿。

そういう湯治には商売としてもお弁当や農ドブルはとてもいいなぁと考えています。

もうちょっと形としてやりやすい方法をと思ってます。

今夜会合にいらっしゃった旅行代理店の方も、四国のアレックス・カーさんの古民家に行った際、

食事の選択肢として地元の方が作る料理を取り寄せるプランもあった、という話を聞きました。

背中押されてる気がします。

地域の伝統食を維持する、という路線とはまた違ってやってて面白い仕事です。



ご興味ある方お問い合わせくださいませ。



ハンター×ハンター来訪。

2018年02月05日 | Weblog

雪舞う中、ハンター伊東さんから連絡あり、本日ワナ初設置。



いろいろ被害状況を見たあと掛かりそうな場所を検討した結果山頂になり、

チーム伊東に助っ人わたしで重い檻をえっこらえっこら運びあげました。



伊東さんの相棒猟師が「うん、ニオうな。こりゃぁ〜期待出来るな!」といいながら、皆でワナ設置。

うちのある沢が今厳重被害地域のひとつのようで、期待大。

明日から連絡係の重要任務も加わります。



獲れたて猪鍋にありつけるのか!?乞うご期待!

くるみ豆脱穀。

2018年02月04日 | 農家の風景。

朝からシトシト雨が落ち、こういう時山へ入ってもロクなことが無いと予定を変え、くるみ豆の脱穀しました。



年末に収穫して下屋を置いといて乾燥はいい具合。

昨年5年目、タネを自家更新して3年めのくるみ豆。


何しろ雨続きで手をかけられなかったのもあり、今年蒔くタネだけとれたらと思ってました。



無農薬栽培、脱穀工程も全て手作業。叩く竹もイイ味出てきました。






収量は想像通り手入れられなかった分少なめではありましたが、豆は湿害など病気がほとんど無く例年にないキレイな豆で、作業中はそれはそれはテンション上がりました。



タネを取って、納豆も少し作れそうな勢いなので楽しみに選別します。




自然薯。

2018年02月03日 | 農家の風景。

向かいの別荘の住人・ヒトシさんから立派な自然薯を頂いた。



以前、一度掘りに出かけるところお供したことがあるけれど、

さっぱりどこにあるのかわからないのに、切れたツルを辿り鑑識作業のように芋の場所を探りあてるのはまさに名人芸だ。

記念にと「つっくす」と呼ばれる自然薯堀りの道具を貰ったままだがどうにも使い切れずそのまま。


親父がヒトシさんのところでうまかったという「自然薯の天ぷら」をやってみることに。

綺麗に洗ってすりおろし、普通に小麦粉を纏わせて揚げる。

自然薯はすりおろしても粘りが凄いのでベロ〜っとならないから出来るんだな〜。



初めてやったけれど美味しかったです。塩で。



ついでにと紅芯大根も。甘みが強いのでうまいと想像していたけれど、やっぱり塩でうまかった。


回転しないすし屋と同様、天ぷらやさんにも行ってみたい。