よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

新米。 / 消しゴムはんこ。

2015年10月15日 | 農家ブランド

今日は一日中、新米の発送。終わらんかったけど。





せっかく数年前にあいちゃんに米袋のラベルデザインやってもらって気に入ってるんだけど、

「新米」のシール、売ってるやつではなかなか良いと思うもんがなかった。

無いなーと今年も嘆いていたらカミさんが

「んで自分で作ったたらいいっちゃわ!?」

というので、昼飯食いながら2年ぶりに消しゴムはんこを掘ってみた。


、、、、ん~~、エエね。と自画自賛。




気に入ってしまった。


やっぱり面白い。


きのこ。 / きのこ。

2015年10月14日 | 

秋といえばキノコ。

裏山も昔はいろんなの採って食べてたらしい。

今もいっぱい出るが、天然なめこ、一本しめじ、竹もだし、かのか、以外は不明なのも多くおっかなくて食べれない。

図鑑も持ってるがどーにもわからん。

もの心ついて最初のアルバイトがキノコだった。

その昔、うちでは菌床でナメコ、しめじをやってたので、出荷するためにナメコの「軸」を一本一本切り落とすというのが、最初のアルバイト。

大変な仕事だったけれど、近所のオバちゃんやおんちゃんも毎晩寄っての作業だったので、ワイワイ楽しかったのもいい思い出だ。

菌を埋めるためのおが屑を入れる魚箱を買いに、

毎年夏、沿岸部へ向かう道すがら寄ったドライブインや、ラジオの高校野球、相撲放送もいい思い出。

親父も退職してから直売所へ野菜出荷するのを楽しみに色々ととつくっている。

以前ほどではなく少量だけど、最近キノコが復活。







原木シメジ。と原木ナメコ。

シメジは鍋、ナメコは大根おろしと共に。

どっちもうまし。

震災後だったので放射能がとにかく心配なのもキノコだったけど、菌を埋める前に原木をケルヒャーで徹底的に洗浄して。

したらばどっちもほぼ不検出の数字。

震災前直後の椎茸は数字が高くて食べれず残念だったけど、今回は安心して食べれるがいい。



秋のきのこを堪能する夜。

御縁に感謝。

2015年10月11日 | 復興プロジェクト





無事に、海山マーケット終了しました。

ほぼ寝れずに向かった当日。

出店者、折手も集まり会場最後の飾り付けは「手形」。





海の手山の手、に加えて向こう側にある「人」を感じさせる象徴という意味も込めて。


天候があまり良くなかった分、会場レイアウトなどの変更など突発的なものはありましたが、成功だと思います。










































内容的に、ちょっとスーッと解りやすいものでは無かった分、お客さんからするととっつきにくい部分もあったかもわかりませんが、

これまで、一人や仲間だけで折手として過ごした時間とは違い、それ以外、をサポートしてくれた仲間、繋がった企業や地域や人、商品、

それが一同に介し繋がりが見えて感じれる、というのは大きい。

正直、想定していた以上に売れました。

四万十川のりのりばっぐ、富良野ラベンダーばっぐ、松島の牡蠣まるごとせんべいばっぐ、日高のくるくる納豆ばっぐ、滋賀県からは美味しい出汁のセットばっぐ。

さすがだと思ったのはGAIA社長セレクトの少量多品種オーガニックコーナーは人気でした。

一番に完売は会場道の駅の限定ロイズばっぐ。石巻の折手の織り物も終始お客さんが群がってました。

ここでしか買えない、こちらも信頼できる商品ばかり。


時に一瞬にしてその活動の物語に涙する場面があったり、それをスタッフがもらい涙し、

その光景が目に入ってしまったばかりに、寝てない部分もあって私がグッと来てしまうこともあり。


けど、震災直後とは違う涙。気の毒に、とか、がんばってね!ではない。

そこが4年半続けて来た進化だと思います。



今回、商売的にはあれでしたでしょうが、こちらの小さな恩返し企画に協力してくれた企業、人、場に参加してくれた

出店者のみなさん、本当にありがとうございました。


また、なんと言ってもこんなに込み合う時期に会場をあけてくれた道の駅の遠藤社長、直接サポートしてくれた斎藤部長に感謝。



そして終わった直後ではあるけれども、スタッフとして参加してくれた海の手も、

いち折手、からお客さんと話し、感じ、学ぶ事が多かったマーケットだと感じました。

彼女たち自身が今後は海山の中心になってほしいと思います。



やりきって、やりきって、いっぱいいっぱい。


海山マーケット。

2015年10月10日 | 復興プロジェクト



明日は あら伊達な道の駅・スパイラルホールへどうぞ。


この4年半。何ができるか、と考えて続けてきたプロジェクトのファーストステージ集大成です。

ご縁に感謝。

繋がりをもらった企業、地域の商品が勢ぞろいする、新聞ばっぐをキーワードにしたマーケットです。


私が言い出しっぺで始めた海山プロジェクト、こんな関わり、そしてメンバーがいてくれたからこそ続けてこれました。

私の想いは別名「幸替え市」

出来ることは小さい感謝の形ですが、

これまで応援で自分たち自慢の「幸」を応援して発信、購入いただいた事への恩返しとして、

繋がった人たちの生業となる自慢の商品「幸」を新聞ばっぐに詰めて、活動を紹介し、販売します。

このカタチ。

自分がずっと想う、信頼の中でしか成立しない、物々交換の価値であり、また、地域活性化の根っこのスタイルなんです。


明日並ぶのは、素晴らしい商品ばかりだと自信を持って言えます!

そして海山の中心となって新聞ばっぐを折ってきた折手もきます。

買う買わないなんて二の次でいいです。

そんな事は別にして、東日本大震災をキッカケに始まった、小さな小さな、人の繋がりの物語を見に来てください。







このマーケットが、自分にとって、始めた当初から考えてきたプロジェクトの答えとして、返せるカタチ。

出来ること、本当に、素朴だけど精一杯のこと。



自分は新聞ばっぐが生業ではないし、それでお金を頂くつもりはありませんし、

その中で、頭と時間をできるだけ目一杯割いて、山ほどの葛藤を抱えながら、また楽しみながら、ここまできました。

が、自分の周りの自然と風景に価値を付けることが生業の自分は、やっぱり二足の草鞋は履けません。

生涯プレーヤーであり続けることが自分の夢であり、望みだからこそ。




関わることを辞めるわけではないけれど、今後は脇役。

これからのステージは、新聞ばっぐをどう発信して収入にしていく、趣味にしていく、愉しみにしていくのか、規模とか成果の大小ではなく作り手の意思を尊重したい、

それが海山の本来のカタチであり、自分の納得できるカタチだろうと考えています。


そして、今年初めから生業であるよっちゃん農場として考えてきた今後の大黒柱づくりにより重心を置き、プレッシャーを背負いたい。

それが自分と海山が揃い立つカタチ。





明日は4年半の気持ちを込めて会場に立ちふさがっております!

ぜひ!来て下さい!

どうぞお待ちしておりますよー!







くるみ豆。 / 七夕村。

2015年10月09日 | 農家ブランド


朝晩すっかり寒く、少し、薪ストーブの試運転。

あったけー。。



籾摺りなどの作業はあるものの、今週はさっぱり畑に出れず、

今日こそは!とカミさんと加工場集中後の夕方外へ。




一回目の紅芯大根は元気にすくすく。

今日は二回目の種まきと、からし菜、小松菜を蒔いた。





くるみちゃんも終盤。



天気のせいで丈ばりビヨ~ンと伸びて心配したけど、

たくさん実がついて順調。

とはいえ、昨年も同じだったのに一晩でケモノに食われたので油断は出来ない。

電線に加え、タールの強い竹酢液をばら蒔こうと考え中。




今年から、徐々に復活したい七夕村。

このままいけば、くるみちゃんの脱穀祭りからやろうかな。

んで、年末に大餅つき大会でみんなで臼杵でいっぱいついて、くるみ大豆の納豆とともに年を越す。

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