よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

立ち食いソバ

2005年03月24日 | Weblog
今日は午前中加工場に缶詰め。
昼は古川合同庁舎へ販売へ出掛け、午後は窯入れに全力を尽くす。

販売の帰りに「川原ドライブイン」という立ち食い蕎麦屋に寄る。
旧4号線沿いにあり、利便性のある場所とは言えないけれど、ずっとある。
並びに同名のドライブインがあり、そこでは息子夫婦と家族が経営し、
立ち食いソバの方はおじいちゃんとおばあちゃんが二人で切り盛りしている。
昔、家族でよく立ち寄った場所。
いつも無愛想なおじいちゃんが今日はいなかった。嫁さんと二人でお気に入りの
カシワそばを注文し食べながらおばあちゃんとお話。
「今日おじいちゃんは?」
「おじいさんは、午後からズル休み(笑)。昼に休んでたら午後はや~めた!だと」
と、今年82歳になるというおばあちゃんは、ニコニコ笑ってそばを出してくれた。
立ち食い始めて何年になるの?というと、30年ほどだという。私の歳とほぼ同じだ。
向こうは覚えてないかもしれないけれど、母親が居た頃によく来て、無愛想なおじいちゃん
に話しかけていたのを思い出す。
おばあちゃんは働くのが好きで、毎日7時には出勤し、夜はドラマを見るのに忙しく
寝るのは10時半過ぎだという。びっくり。
曰く「働いてるから呆けずに元気でいられるし、だからテレビを見たいという欲もある
んだろうねぇ。」と笑う。
多いときには、昼時だけで軽く100食を超えるどんぶりをさばくらしい。
無口なおじいちゃんと明るいおばあちゃんの名コンビの蕎麦屋。
正直なところ、味は・・・だけれど、つい立ち寄ってしまう。
また、その内行ってみよう。

 

「冬の輪舞」。

2005年03月23日 | 和宝窯
午前中嫁さんと二人で荷物の発送。
固まって注文頂いた事もあり、手間取ってしまう。
午後は窯だしと次の窯の準備で終わる。夕方雨が。。。

ところで最近昼ドラにちょっとハマってます。
大抵「いいとも」をみながら飯を食うのに、このところ一時間飯を遅らせてまで
昼ドラを見てしまう。。。。
何しろ30分の枠なのに展開が早すぎ、しかも平穏で終わる事が無い。
次が気になって・・・見事、釣られてしまってます。。。

いよいよか・・・

2005年03月22日 | 農家ブランド
なんだか朝から鼻がムズムズ・・・
「今年は来ない!」・・と思いこんでいたのに・・
グリーンアップのパートの姉さんも見るからにしんどい症状が出るのだが、
今年はまだ来ていなかった。のに、今日、症状が始まったらしい。
来てしまったのでしょうか、花粉症。
中学三年からなので、人生の半分以上付き合ってきましたが、これはしんどい。
一応と思って、携帯の点鼻薬購入していたのだけれど、明日からは手放せないな。

今日は午前中、追加の窯入れの材料を用意し、午後は片付け忘れのハウスにて、
嫁さんと唐辛子畑の掃除。
カラカラになった赤唐辛子を集めながら、砂埃を舞わせながらの作業。
支柱を抜いて、苗を抜いて、マルチを丸めて・・
赤唐は竹酢液に漬けこみ畑で使う。
ちょっと家に持ち帰り、今夜はペペロンチーノの夕食です。

今日は二本立て。

2005年03月19日 | 農家ブランド

今日はもう一本。
日頃お世話になってる県南名取市の農家、三浦君がトラックバックしてくれた
ので、昨日の続きを少し。

今、催事という括りで「直接販売」の機会を定期的に作っています。
「朝市夕市ネット」に加入し、体験した事での今の所の感想は、楽しい。
昨日も書いたが、一見厳しそうなんだけれど、昔の「市」ってこんな
感じかも、という気分になる。
 

 炭焼きを始めて面白さが分かって来た頃「これだけで飯が食いたいなぁ~」
と思ってました。理由は、炭焼きが面白いからそれだけをトコトン極めたい、
そう思ったからでした。
それも含め、農業を生業にすると思ったきっかけは「種を蒔いたら野菜が出てきた」
そんな当たり前の事に、ホンの5、6年前再感動してしまったから。
馬鹿みたいな話だけれど、そんな事が「面白い」とちゃんと理解出来たのが
私の場合、その年齢だったのかも。

その頃、周りには「昔みたいに物々交換」の世の中にならないかなー」と冗談
のように毎日しゃべったもんです。
私は良い炭を焼いて、それを持っていき、野菜作ってる人や味噌作ってる人。
パソコン作ってる人なんかもいて、お互い自慢げに自分の商品を説明し合い、
商談成立したら、大工さんに炭を分割納入する替わりに家を立てて貰うなんて
事になったら面白いなぁ~。

今でも気持ちは同じのつもり。だから「片田舎に住む者の生活」をどう遺す
のか、私なりの真剣さで考えてもいる・・・つもり。

直接販売の機会は主に宮城県の「農産加工連絡協議会」という組織のものが中心。
農産加工とはいっても、園芸の人もいれば野菜農家の人もいる。
売り場も様々。お客さんも様々。
それでも私は「売るモノも様々」にはしたくない、と思っている。
基本的に「食」も、炭その他も、私が手をかけて作ってる。自分の手の
かかっていないものを売るのは、面白くならないからやらない。商売として
ペイするものであってもだ。
ブツブツ交換ではないけれど「自分」しか売るつもりがないからなんだと思う。

先日のデパ地下の「催事やさん」は商品を売る事が、もの凄くうまい。
人を引き留める事、セールストークから財布のヒモを解くまでの流れを「作る」
事がもの凄くうまい。商売上手。
特に「○○物産展」とかいうのは雰囲気を出せるかどうかがものすごく重要。
その点において、催事やさんはプロの売り手だと思う。
どんなに価値の高いものを売っていても、売れなきゃ終わり。評価としては
わかりやすい。

かたや、こっちは「あれれ~、俺って場違いな人!?」と思う事もしばしば。
けれども、農(自然)に携わる立場として「だからこそ同じ土俵に立って、
勝ちたい」と思って出続けていこうと思ってる。私を評価してくれているのか
いないのか、応援してくれているバイヤーさんも、大きな励み。
自分の土俵以外でも勝負出来ないと自分を主張出来ないと思う部分が
あるからかもしれないし、もっと初歩的に「自分の土俵を探してる」のかも
しれないし・・・。


そんな意味でも「朝夕ネット」は楽しい。私も自然体で自分の生産物をしゃべれる
し、それを求めたい人が集まる場所という雰囲気がある。「市」。
とりあえずは参加する全ての場で、そういう空気を作れる人間になりたいと思う。
もちろん、ま~だまだ中途半端ですが。



初体験!と、おいしいランチタイム

2005年03月19日 | 休息・・
上の写真は何か分かりますか???
これは「自然薯(じねんじょ)」という天然の山芋。
前から楽しみにしていた今日がついにやってきまして、
私の住んでる山から掘り出して来ましたぁ!

ウチの向いの山には、仙台の教師の方が数年前山小屋を作り、
たまに「優しい時間」を過ごしにやってくるのですが、その
方の友達が自然薯堀りの名人!という話を聞いていて、前か
ら是非教えて欲しいとお願いしていたのですが、なかなか時間
が折り合わずにいたけれどようやく夢が叶いました!
いや~面白かった。
自然薯というと、11月頃から年末までのイメージがあったので
今掘れるのかと思っていたけれど、、それは市場の動きがそう
なだけで、今の時期のものは寒さにあたり、より甘さのあるも
のが掘れるとの事。
食べた感想は・・・とにかく芋が濃い!まるでゴムのような
粘りで、初の自分堀な所為もあり、大変美味でしたー!

昼。
お土産に堀り立ての自然薯片手に、昨年末結婚式を挙げたラ・クラージュから
の招待でランチを御馳走になってしまう。
式の時から思っていたけれど、ここは料理がウマイ。今日はバイキング形式
だったので、ウチら夫婦とたまたま来ていた弟もお邪魔して、腹から飛び出
す寸前まで目一杯食べまくった!その後「俺らって貧乏性だなぁ~揃いも揃
ってや・・」と、少し反省。
式の際私たちを担当してくれたカワイイ千葉ちゃんも元気そうで、色々と話をする。
小松キャップもゲーマーである事が発覚!司会の大内さん、支配人の芳賀さん
にもお会いできて、気持ちの良い再会の機会となった。
ここはとにかくスタッフが最高。あっけらかんと話が出来る、そんな雰囲気
がある場所。セレモニーを作る人というと、もう少し形式張った感じがあったり
するもんだけど、それが全くなく自然体で受け入れてくれるし、それがすごく
気に入って選んだ会場。何となく友達に相談するように最高の式が作れてしまった。
また時間を作って遊びに行こう。