よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

移ろう季節。

2020年04月08日 | 農家の風景。


昨日の山見回りでは大収穫。

我が家史上最速、しかも大きなタケノコを収穫。




掘りたては仙台のkuromoriさんへ。

一本だけ家で食べました。


茹でているときのまるでトウモロコシの甘みが凝縮したような香りはたまりません。



パスタとお吸いにしました。もちろんおかわり当確です。

一昨年、友人の会社から竹粉砕機をお借りして使ってみて、これはいい!と、

昨年一念発起して借金して自前の可能な限り大きめの粉砕機を購入。その成果です。

竹は粉砕したものをそのまま置いといても2,3日すると自ら分解、

チップ山を掘るとぽや〜っと湯気を出して発酵しています。

大した熱ではないですが、それが地温を上げて大収穫につながったのだと思います。

商売的にもそういう「早採りゾーン」を作ったら南の産地に負けない価値を作れそう。

やっぱり手を入れた場所は出が早い。

謎なのは他のチップゾーンは荒らしまくっているのに、昨日のポイントだけイノシシが見向きもしていなかったこと。。

これも検証課題。

昨日直売所の役員会があったけれど、竹林持っている人軒並み獣害で壊滅状態。

なにか光明を見つけたい。


昨秋収穫して、一冬吊るし干ししていたなんばんもカラリと乾いたので、実外し作業に突入。

大量なのでヒマを見つけてはやらないと今度は色落ちしてしまうので追い立てられます。


用途は「よっちゃん生ラー油」。

色も価値なので、赤のキレイなものだけラー油用。


なかなか難しい青(緑)なんばんの乾燥。

うまく色出ているものは「青一味」にしてみようかと分別。


そして色の悪いものはミキサーかけて獣害対策で竹林に蒔こうと思います。

用途が出来て無駄が出ないのはなにより。


昨年分の締めの作業と今年の始まりの作業は同時並行。

なんばんの鉢上げ仕事も3種目に突入です。



もうすぐタケノコ仕事が始まってしまうので気ばかり焦ります。

そんな時に腰痛が治らず歯がゆいばかり。

あまりに後を引くので昨日久しぶりに行きつけの整骨院へ。

去年も同じ時期に「なんとかして!」と行ってるので一年ぶり。

妙に気が合う、ちょっと年下の先生とも久しぶり。

他に介護施設も運営しつつ、土いじりから農業に興味が出て、2,3年前から畑と田んぼもやっています。

今年は畑はブドウとさつまいも、加えてなんと1haの田んぼもやるそうで、

駐車場には中古で買ったという田植え機が鎮座しておりました。

すごい先生です。




今日は朝イチで道の駅の部会でやってる竹細工教室の件で、

部会長と共に塾長長谷川さんところで打ち合わせ。

コロナの影響で集まれる施設も使えず、集まることも控えての今後を話し合い。

加えて農作業も本格化してきたので興味から入った皆のテンションを落とさないように、

これからどうもっていくか。



職人仕事は見ているだけで絵になります。

打ち合わせといいつつ、今日もたくさん教わってきました。

このところやれてませんが、時間を作って竹に触れて慣れたいと再認識。

そういう積み重ねでしかその先は作れないです。

80歳を過ぎて損得抜きで、その技を伝えておきたい!という塾長を支えたい。



毎度お邪魔するたび、塾長の奥様がお茶と共に手料理を出してくれます。

今日はこちらも初物、塾長が朝採ってきたコゴミの和え物。とても美味しくいただきました。

山菜のハシリです。

自然、季節はどんどん変わってきます。

ワタワタしては、いられない。


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