よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

2018年もあと少し。

2018年12月28日 | 農家ブランド

ここに来て大寒波。キョーレツに寒さが増しています。

今年は筍が猛烈に忙しくて薪が予定の半分も準備出来ず、我慢していた薪ストーブ、ついにガンガン燃してます。。。



暮も押し迫り、連日の餅つきも終盤。



カミさん合いの手で、今日は3𦥑9升弱。自分らの正月食べるのも考えると増やしとかないと!と踏ん張り。

白米だとなんてことはないけれど、玄米はかなりの疲労。



玄米はまとめるまでの練りも大変だけれど、一旦まとまるとコシが強いので返すカミさんもフルパワー。こちらもぐったり。

そんな私らの阿吽の詰まったお餅道の駅で販売しています。うまいですよ〜!





そしてイノシシ軍団のせいで思ったほど作れず出し惜しみしていた瓶詰め筍、出し惜しみして明日から道の駅へ出します。

塩蔵も作ってますが、やはり瓶詰めはすごい。掘ったばかりの風味に一番近いです!ぜひ、正月料理に使ってください!



胸張っておすすめします!





今年も明日明後日でお仕事も一段落。

振り返ればいちばん心に残るのは筍が思ったよりもイノシシに食べられてしまったこと。獣害の恐ろしさ。

今後一番力を入れ、なんばん(とうがらし)含めてうちの農業の核を作り出すもとに考えてる竹林なので、対策をしっかりしないとならないなーと痛感しました。

乾燥たけのこも本格的に作り、今年は仲間の筍出荷者に食べてもらったり、お弁当で使ったり試験的な年でしたが面白い素材。

それも含めて「竹」にまつわるいろんな仲間が増えた年でもありました。

来年はそこ、商材としての竹林、環境での竹林、資源としての竹、関わりはそれぞれのスタンスで混ざれるような枠組みを、

難しく考えずに私なりの独断と偏見で一歩進めて見ようと考えています。

残念なのは来年裏年でうちは不作が見えていますが、だからこそやれることも模索します。



また「農ドブル」も始まりの年でした。農家が地元で自分の産物でおもてなす。

それで見えてきたものも、やれないこともわかってきたし、自分の得手不得手も痛感しました。

シンプルに仲間と共に、という場では大いに活用したい。

そのうえでよっちゃん農場として春から一個新たに取り組みます。



大きいのは体力ですね。

春にたけのこで全精力を振り絞って1食抜かざるをえないほど、今年は収穫から販売、短い旬の中でやれることを思い切りやりました。

その結果、精魂尽き果てて秋にバテました。倒れはしなかったものの気持ちが切れそうでシンドい時期がありました。

間違いなく減っていく体力なので、そのあたりはうまく考えていかないとというのは今後の大きな課題になると思います。



なんにせよ、いち農家として、次世代に受け継いでもらえるような自分なりの農業を模索する活動を続けることに変わりはありません。

毎年、年々、課題は増えるばかりのような気もしてますが、やはり圃場や加工場で悩みつつも思い切り汗を流して生きている!

というのは幸せだと心底思えるし、楽しいです。

それがあるうちは、テンパって前のめりに挑戦します!



今年もお世話になりました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします!