goo blog サービス終了のお知らせ 

よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

初年度くるみちゃん、最終日。

2013年12月02日 | 農家ブランド



本日はお花屋さん勤務休みののんちゃん参戦で収穫。

朝、のんちゃんを送ってきてくれたパパ・照英さんに久々に再会。茶を呑む。

三陸歌津でずっと海の仕事をしてきたプロで、震災後は佐藤農場で働いてましたが、

少しづつ復活した海仕事に今年からお手伝いに出かけ、夏からずっとサンマ漁で北方領土近郊までいってたそうです。

ご縁ができたおかげでいち早く美味しいサンマを大量に喰たのはありがたいこと。

なによりやっぱ海の男に戻った顔は晴れ晴れとしていいですね。







のんちゃんは昨年ずっとウチで働いてくれていたので午前中の加工場は慣れたものでスムーズ。はかどりました。


午後も一生懸命。



杭がけも一から覚えてもらって奮闘してくれました。助かった!



ぜんぶでこんだけ。一俵・・・・むずかしいかな~。



と、昨日のバスの車中でも話していたことで、杭がけしながらのんちゃんに話したこと。

なんでオラが納豆作るか。



なんの仕事でもきっと大きくやり方は二分されると思う。

事業としてオーディエンスを相手にするか。発信するモノもターゲットも絞った個人経営か。

自分は事業家には興味がない。

やっぱり今回の震災は大きな出来事で、自分の何かにスイッチが入った。

スイッチが入ったターゲットは自分の周りの風景であり、それは地元。


それでやってるのが海山。けど根本の自分のポリシーは変わらないから、色んなコトやってもいつも頭にあるのは地元に、最終的にどう落としこむか。

今回東北新聞バックプロジェクトの会議を通し、御大梅原先生の言葉に自分と同じ思いがあるんだと確信できたからやろうと思った。

なんつったって自分とこの地域でしょ。誰だって。



そんでもって納豆。

昨日行政マンとして長く農政の舵取りをしてきた先輩の話にもあったし、自分の感触としてもずっと感じていたことで、

こんだけ巷で六次産業六次産業といいながら、現場にその感覚がない。それが一番残念。

問題は、流通なんだろうけれど、それは今のやり方で出来る。

そもそもいち個人で、云われてるような六次産業なんて無理だというのがオラの考えで、仮に成り立ったとして何がオモロイのかと思っちゃう。

餅屋はやっぱり餅屋。その上で地域で連携して出来る付加価値は大きいというのが自分の考え。

今回の納豆は売上も収量も二の次。なにが出来るのかでなくて、やってみたいからやってる。納豆は自分が作るんじゃなく、仲間のプロにお任せして。

オラの挑戦がバカらしくともすばらしくてもいいから、見てもらってなんか地元に感じて欲しい。

街の豆腐屋さんや肉屋さんや天ぷら屋やさんラーメン屋さん定食屋さん・・・・・みんなが手を組んだらきっとオモロイ商店街が出来る。

そこに向かう一步が今回一から始めた納豆。

いつかまとめて書く。





明日からもまた加工場中心!