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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

長谷川和正著『恩師・内藤幸雄先生の思い出』

2022-08-23 06:18:25 | プライベート
 ずいぶん以前になりますが、加東市在住の長谷川和正さんからご自身が書かれた『恩師・内藤幸雄先生の思い出』の著書と神戸・東京VIKINGCLUBの『VIKING』が私のところへ送られてきました。
 感想を書こうと思っていたのですが、遅くなってしまいました。



 長谷川さんのお名前は知っていましたが、お話ししたことがありませんでした。私も関係している「北はりま障がい者美術公募展」に、長谷川さんも協力されているとのことでした。また、私が著書『架け橋』を読まれたとのことでした。。
 長谷川さんは、内藤幸雄先生と一緒に取り組まれた活動、特に部落問題の勉強会、人権学習グループ「どんぐり」の取り組みを書かれています。
内藤幸雄先生のことを、私は全く知りません。内藤先生は、市場小学校校長を退職された後、社町教育委員会の同和指導員として働かれていたそうです。長谷川さんは、高校卒業後、兵庫県職員(生活保護ケースワーカー)と働きながら、地域の青年団活動に熱心に取り組まれたそうです。
 『恩師・内藤幸雄先生の思い出』で長谷川さんは、「『部落差別と闘うこと』は、いかなる日常かを、試行錯誤しながら取り組んできた仲間との活動及び私の心の軌跡と、そして何より内藤幸雄先生の教えを省みてまとめました。」と書かれていました。



 内藤幸雄先生の座右の銘は、①「自分が苦労してきたことは、全て意味のあることなのだ」②「人生は後半で勝負する」③「継続」④「天の運行に学ぼう」でした。座右の銘の通りの生き方、実践をされたことが著書を読みながらよく分かりました。
 部落問題のとらえ方は、私と少し異なるように感じましたが、部落問題に真摯に向き合って来られたことがよく伝わる著書でした。また、生前、内藤先生にお会いできなかったのが残念に思いました。
 長谷川さんとそれぞれの歩んできた人生をゆっくりと語り合える機会が持てればと願っています。また、刺激的な良い著書を送っていただいたことを感謝しています。
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