3月9日(土)の午後、みらいえ多目的ホールで、みなみ会主催の教育講演会『笑いでつなぐ心と心』が開催されました。
講師は、私の西脇高校同級生の近藤文好君でした。近藤君は、多可町の小学校教員として長らく勤務しました。一方、大学時代から落語研究会に所属し、落語会を開催してきました。現在、光家細鶴(ひかるやさいかく)の芸名で、落語会で活躍しています。私たちが行っている黒田笑寄席でも出演してもらったことがありますが、プロ顔負けの楽しい落語でした。
今回も、昔話を取り入れた小話で、参加者を引き込んでいきました。『桃太郎』を題材にした創作落語で、とても楽しかったです。落語の後、これからの子育てや教育にとって大切なことは、「人間関係を作っていく力-対人関係能力を鍛えること」だとわかりやすく説明してくれました。現在の子どもたちは、成功体験や達成感が乏しく、自分に自信を持ってほしいこと(自己肯定感を育てる)を話してくれました。
近藤君の話の中で、「頼まれごとは、試されごと」「笑いは、健康に良い」ことが特に印象に残りました。
みなみ会は、西脇市唯一の認定特定非営利活動(NPO)法人です。子どもたちの教育支援や子育て支援を中心に熱心に活動してくださっています。『みなみ会だよりも』も定期的に発行されています。今後とも、子どもたちや地域のために頑張っていただきたいと願っています。