8月に入り、『今日も、大変暑かったですね。』と、出会う人たちとの挨拶です。そして、『夕立が降ってほしいですね。』と付け加えます。
8月6日、西脇市は39.5℃を記録し、日本最高気温でした。兵庫県のこれまでの記録、豊岡市の39.4℃も更新しました。8月7日も西脇市は39.5℃を記録し、2日連続の日本最高気温だと夕方のニュースで取り上げられました。その後も、8月18日に39.2℃で日本最高と、西脇市の夏は暑いことが定評となってきました。私の友人たちからも、『西脇市は大丈夫ですか?』と電話やメールが届いています。
日本最高気温39.5℃を記録した気象観測所(アメダス)は、日本のへそ公園内にあります。気象に詳しい私の友人が「なぜ、西脇アメダスが、高温を記録したか」について、説明をしてくれました。西脇が内陸であることに加え、西脇アメダスの場所が、風が弱い(吹きにくい)ため、高温を観測しやすいこと。理由として、①日射で温められた空気が、樹木や丘で囲まれた範囲で溜まりやすく、動きにくいまま、さらに熱せられて高温になる②日射で熱せられた空気は、地表面の種類(路面、草地など)によって、水平方向に局所的な温度のばらつき(高低差)がある③風が弱いため混ざり合わず、風向によって高い温度の場所(路面・砂地上)の空気が動いてきて、高温を観測する場合がある。とのことでした。
西脇市は、盆地の気候ですが今回の記録はあまり嬉しくない記録です。雨が降りそうで降らず、毎日、畑の野菜の水やりで困っています。夕方1時間、しっかり水をかけています。その成果か、ピーマン、シシトウ、ナス、地生えキュウリ、ズッキーニがよく実ってくれています。毎食、食卓に新鮮な野菜が並んでいます。