10月27日(金)の午前中、母校黒田庄中学校のオープンスクールでした。オープンスクールには、平日にも関わらず早朝から多くの保護者の方が来られていました。
オープンスクールは、1校時~4校時の4時間の授業参観でした。ただ、29日(日)が生徒祭(他校の文化祭)のため、4時間目は学活で合唱コンクールの練習でした。また、1校時は45分授業の短縮で行われていました。私は、8時45分からの1校時と9時40分からの2校時の授業参観をさせてもらいました。
1校時は、1年1組国語、1年2組理科、2年1組英語、3年1組理科、3年2組社会科でした。1年1組国語は、机を円形に配置し生徒の動きを先生がよく把握されていました。1年2組理科は、物質の沸点・融点の違いと状態の変化の不思議さが実感できるように指導されていました。2年1組英語は、テンポの速い授業で英会話で進められていました。3年1組理科は、運動エネルギーをジェットコースターの仕組みを使って実験形式でわかりやすく説明されていました。3年2組社会は、公民の基本的人権の平等権の授業でした。タブレットを活用し、他国の取り組みを調べさせていました。
2校時は、1年1組英語、1年2組国語、2年1組理科、3年1組社会、3年2組数学でした。3年2組の数学は、習熟度別に別室での授業が行われていました。少人数で分かりやすく指導されていましたが、10歳の壁である分数・少数の理解ができていない生徒がいました。黒田庄中学校では、3年生の希望者に放課後学習を行っています。
ほとんど授業でタブレットが活用されており、生徒たちはスムーズに扱っており、感心しました。ただ、タブレット、教科書、プリントと机上がいっぱいでした。個別学習的な傾向が強いように思いました。また、先生の説明に耳を傾けている生徒が少ないことが気にかかりました。私自身が古い教師なのかもしれませんが、教師の説明の仕方、生徒たちの聞く姿勢にどうしても目が行ってしまいがちです。私の教師時代と授業方法が大きく異なっていました。
黒中の廊下には、図書コーナーが設置されており、本好きの生徒を育成しようとする学校の取り組みを感じました。