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新型コロナウィルス感染症に対する西脇市の対応

2020-03-02 05:17:21 | 市議会活動
 新型コロナウィルスが、全世界で猛威を振るっています。一日一日危機的な状況が報道されるにつけ、胸が痛みます。今後、経済不況になるのではと危惧されます。
 幸い、兵庫県内、北播磨管内に新型コロナウィルス感染症が発症された患者は報告されていません。
 ただ、2月27日夕方、安倍首相が全国の小学校・中学校・高校に対して、3月2日から春休みに入るまで臨時休校するように要請しました。この要請を受け、どう対応するか全国各地で議論されています。
 西脇市では、警戒本部会議を開催し、次のことを決定しました。
1 小中学校等の臨時休業
 ・3月3日(火)~15日(日)まで、兵庫県の対応に準じて臨時休業。
 ・この間、自宅待機を原則とし、宿題を課すとともに家庭訪問等を行う予定
 ・しばざくら幼稚園と認定こども園は通常どおり開園
2 放課後児童クラブの開設
 ・両親が働いている家庭への対応として放課後児童クラブは通常通り開設。
 ・長期休業中の対応と同様とし、午前7時30分から午後6時30分まで。
3 卒業式
 ・3月10日に行う予定の中学校卒業式は16日以降に延期(日程は未定)。
 ・小学校は、現時点では予定どおり3月23日・月曜日に開催の予定。
 ・いずれも規模を縮小して実施
4 公共施設
 ・貸館を伴う施設の貸館業務は、3月15日まで中止する。ただし、相談や窓口業務は通常通り実施する。みらいえも相談や窓口業務のみ通常どおり。
 ・図書館を含む諸室の利用は中止。
5 その他の施設
 ・旬菜館は社会生活に影響のある施設とし、通常どおり営業。
 ・日時計の丘公園は、世帯やグループ単位の使用となるため通常どおり開館。
 ・グラウンド等の屋外施設は通常どおり貸し出し。
6 マスクの使用
 ・窓口職員が使用するマスク6,000枚(2週間分)を備蓄から提供。
 ・医師会からの要請で、市内の診療所分のマスク10,000枚を備蓄から提供、
  
 仕方がない決定とはいえ、私にはどうもすっきりしません。小学生低学年を持つ共働きの保護者の皆さんの負担、何よりも子どもたちの学習権をどう保証するのか、2週間家の中に居続けることの子どもたちへの負担、入試や学年評価を控える教職員の負担、学校の横にある狭い空間の学童保育に行っても学校には入れない不合理、それも全国一律に要請されていることに納得ができないのです。 
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