東野としひろ活動NEWS

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第10回高齢者大学写真講座写真展

2016-07-21 03:54:37 | 教育・子育て
 西脇市高齢者大学写真講座生の第10回写真展が、茜が丘複合施設「みらいえ」多目的ホールで、7月15日~17日の3日間、開催されました。私も案内をいただき、楽しみに行ってきました。



 多目的ホールは、照明の明るい会場で、写真を見るには最適です。写真講座の講師は、梅田邦彦さんで、西脇市を代表する写真家です。写真展に出展されている講座生は21名で、多くの方は市内の写真愛好会に所属されています。
 講師の梅田さんは、鮮やかな赤色の『水中花』と白色の『淡雪』の対比的な2作を出展されていました。
 私が印象に残った作品を列挙させていただくと、金高駿機さんの『街かどの天空』は、都会の隙間から空を見上げたとき高層の建物を写されています。神月祥江さんの『コミュニケーション』は、スミレの花が他の花に語りかけているような見事な構図でした。笹原浩さんの『青浪』は、美しい青色のデザインを見るような思いがしました。高岡峯子さんの『湖畔の春』は、湖畔に咲くツツジの美しさを見事に撮られています。瀧本紀美子さんの『春の雪』(2枚組)は、雪解けを迎える屋根に残る雪をさりげなく撮られています。



 但田孝吉さんの『水辺の生きものたち』(2枚組)は、アメンボウとトンボの水に親しむ姿を上手に撮られています。東田敬子さんの『早春の釣り人』は、小舟に立って釣り糸を垂れている釣り人の後ろ姿を写されています。徳岡千津子さんの『夢の中』『幻の女』は、歌舞伎の世界に生きる人の顔を見事にとらえています。藤井俊郎さんの『モンスターのほほえみ』は、花のガクに焦点を当てた鮮やかな作品です。藤原田鶴子さんの『さくらさくら』『やよいの空』は、薄いピンク色の桜風景を捉えておられました。船田成子さんの『舞鶴』は、鶴が舞うように肩線を一直線に伸びた踊り子たちを見事にとらえています。
 堀池幸子さんの『古都の二人』は、手をつないで歩く和装姿のカップルを撮られています。松原清和さんの『子育て』は、口をいっぱい広げて訴えるひな鳥に餌を与える親鳥を見事にとらえています。圓井才彦さんの『遊泳』『百花の王』は、色彩の美しさを見事に撮られています。三村嘉昭さんの『百花繚乱』は、美しく咲き誇った桜を正確に撮られています。村上ひろみさんの『パパ撮って』は、カメラを構えるパパとポーズをとる息子、その間にいる子どもを背負った母親の楽しい家族4人を撮っています。
 村上光臣さんの『煌き』は、石油コンビナートの美しい夜景を黄色をバックに写され写真技術の高さを感じました。吉竹輝夫さんの『新緑の香りをかぐ』は、滝の美しさ、涼しさを写真を見ていて感じました。朝井美津子さんの『新緑の湖畔』は、気持ちのよい湖畔の水と緑が伝わってきます。朝倉隆行さんの『おくゆかし』は、御紋の向こうに見える桜を見事に撮っています。井本初美さんの『喉が渇いた』は、馬が水道の蛇口に口を付けるユニークな写真で笑いが出ました。
 高齢者の皆さんが、レンズを通して自然や人々の美しさを真摯に捉え、向上心を持って写真に取り組まれている姿に感動しました。
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