東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

東日本大震災現地ボランティア活動解団式

2016-07-26 03:24:40 | 教育・子育て
 7月24日、東日本大震災現地ボランティア活動に出掛けていた西脇北高校生、有馬高校生、小野工業校生、青雲高校生が無事、西脇市役所に帰ってきました。私は、ぜひ4日間頑張ってボランティア活動をした高校生を出迎えようと、市役所に駆けつけました。到着予定の10時より早く、9時過ぎに全員元気に帰ってきました。バスの運転手の皆さんも、大変だったろうと思います。



 前日ボランティア活動を終え、夜行バスで帰還したのも関わらず、高校生の一人ひとりがとても生き生きした顔つきでした。行動もきびきびしたものでした。きっと、4日間のボランティア活動で学んだことがいっぱいあったんだろうなと感じました。良い体験をしたことを、自分のことのように嬉しく思いました。



 解団式は、西脇市民会館内で行われました。山本西脇北高校長が、今回のボランティア活動で体験したことを語りかけるように話されました。その後、生徒を代表して、リーダー男女の2人が話してくれました。男子代表の勝岡直也君は、今回で3年間連続で参加した東日本大震災での体験を語ってくれました。今なお、被災者の方が苦しまれていること、自分たちができることを続けて行っていきたいこと、西脇北高校は地域ボランティア活動を年間100回以上も行い自分も参加し多くのことを学んでいることを話してくれました。3年間で、本当に成長したなと感心しました。来年3月に卒業して就職するそうですが、社会に出ても頑張ってほしいと思いました。



 解団式で、私も話す機会をいただき、4日間のボランティア活動で学んだことをこれからの自分の人生に活かしてほしいこと、人は誰も必要とされることで頑張れること、一緒に活動した仲間を大切にしてほしいことを話しました。私の目を見て、しっかりと聞いてくれました。成長したなと、改めて感心しました。 
 先生方一人ひとりも、歓談式で生徒たちに自分の想いを話されました。西脇北高校が5年前に始めた東日本大震災ボランティア活動は、有馬高校、小野工業高校、青雲高校をはじめ、県下の高校に拡がっていっています。
 西脇市民は、「ボランティア活動の西脇北高校」「頼りになる西脇北高校」という評価が定着してきています。西脇北高校と黄色で書かれた青いベストやジャケットを市内各地で見かけます。西脇北高校は、良くなったなあという感想も多くの市民の方から聞きます。
 今回の東日本大震災現地ボランティア活動で、参加した西脇北高校生が大きく成長し、充実した高校生活を送ってほしいと願っています。
 山本校長先生、久保教頭先生をはじめ先生方の熱心な教育実践には、頭が下がります。これからも、生徒のために頑張っていただきたいと願っています。
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