西脇市放課後子ども教室

　西脇市では、小学校児童が放課後に安心して活動できる場づくりを行う事業として、「西脇市放課後子ども教室」を小学校校区ごとに開設しています。
　今年度は、西脇小学校区では、よさこい（16回）、読み聞かせ（10回）、いけばな（13回）、お茶（13回）。重春小学校区では、よさこい（16回）、グランドゴルフ（24回）。日野小学校区では、よさこい（15回）、読み聞かせ（10回）。比延小学校区では、自然（10回）、天体（50回）、双葉小学校区では、自然（10回）。芳田小学校区では、農作業（11回）、自然体験（10回）。楠丘小学校区では、ダンス（13回）、バレーボール（18回）。桜丘小学校区では、ダンス（13回）、バレーボール（27回）。
　平日の放課後を中心に、学校やその周辺施設を活用して児童に体験的学習の場を提供しています。指導者の方は、主に地域の方々で、ボランティア的に頑張っていただいています。



　先日、偶然旧来住家住宅を伺ったとき、平成26年度最後の茶道教室が行われていました。茶道教室は、小学校3～6年生を対象に、西脇市茶道協会・いけばな協会の皆さんが指導してくださっています。最後ということもあり、お茶についているお菓子をいただいた後、自分がたてた抹茶を飲むところまで、復習しながら指導されていました。



　協会の皆さんが、個々に児童につきっきりで指導されていました。児童たちも、真剣に聞いていました。協会の皆さんが大切にされていることは、茶道に取り組む姿勢や礼儀のようでした。正座の仕方、背筋を伸ばすこと、正座から立ち上がり方等、私も聞いていて勉強になりました。日本のよき伝統を、子ども達にしっかりと伝えていただいていることを、大変うれしく思いました。
　西脇市放課後子ども教室は、子ども達の健全育成の大きな成果を上げているように感じました。