東野としひろ活動NEWS

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『あんしんはーとねっと』設立記念講演会

2014-11-01 06:32:35 | 福祉・医療
 10月31日、西脇市生涯学習センター大ホールで、『あんしんはーとねっと』設立記念セレモニーと記念講演会が開催されました。



 『あんしんはーとねっと』事業は、西脇市と西脇警察署が中心となり市内事業協力者とともに、高齢者の見守り活動を行うと共に徘徊等により行方不明者が出た場合、可能な範囲で捜索に協力するというものです。
 西脇警察署長は、あいさつの中で、ここ1年半間に管内の高齢者の行方不明者は11名で、無事に保護された方が7名、遺体となって発見された方が3名、いまだ行方不明が1名であると話されました。高齢化がさらに進み、認知症患者の方もさらに増加する中で、地域を挙げて認知症に対する理解を深め、高齢者の見守煮を日常的におこなっっていく体制を整えることが必要です。そうした意味で、今回の『あんしんはーとねっと』の設立は時期にかなったものと考えます。
 事業協力者には、団体として西脇市、西脇警察署、西脇市連合区長会、医師会、歯科医師会、西脇市消防団、認知症介護者の会、老人クラブ等、一般事業所として新聞店、宅配関係、電気関係、銀行関係、まちづくり関係、商店・スーパー、コンビニ関係、医療関係、さらに市内の介護保険事業所が入っています。



 記念講演では、10月1日に発足した西脇病院認知症疾患医療センター長の佐藤一彦先生が、『認知症の正しい理解―地域で支えていくために―』と題して行われました。佐藤先生は、神経内科医として活躍され、認知症の権威者としてよく知られています。本年4月に西脇病院に赴任され、西脇病院が認知症疾患医療の中核病院として認定されました。今日の講演では、パワーポイントを用い、認知症について大変分かりやすく説明されました。また、認知症の基礎的なことが分かるDVDのドラマも用意されていました。
 大ホールいっぱいの参加者は、認知症について一定の理解を持っている方々と思われましたが、私も含め再度認知症の基礎を学んだように思います。
 『あんしんはーとねっと』のバッジや『西脇市あんしんカード』も配布されました。『あんしんはーとねっと』の活動が、西脇市においてしっかりと根付き、連携のとれた活動ができることを期待しています。
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