東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

7度目の南三陸町(その4)石巻市の復興

2012-06-04 06:21:06 | プライベート
 南三陸町でのボランティア活動中、石巻市渡波黄金浜に単身赴任されている多可町の神崎さんの部屋に泊めていただきました。



 神崎さんは、大工・木工職人でしたので、何度かのボランティア活動の中で、石巻市の方からぜひ自宅を直してもらいたいと依頼されました。そのため、仕事として石巻市に住みこんでいます。
 石巻市渡波黄金浜は、石巻漁港に近く、津波で大きな被害を受けました。しかし、自宅の基礎や一部が残っている家が多くありました。そのため、仮設住宅から、自宅に帰りたいと徐々にリフォームをする家が出始めてきています。そして、昔の魚屋さんやラーメン屋さん等が戻ってきました。



 三陸自動車道石巻河南インター近くは、イオンをはじめ数多くの商店が復活してきています。パチンコ屋も数多くできているのは気になるのですが。南三陸町と違い、石巻市の中心部は急ピッチで復興の道を進んでいるように見えます。石巻漁港も、地盤沈下した個所のかさ上げや巨大冷凍庫、製氷会社、魚商社等の会社が建設されていました。



 市役所近くの商店街も、漫画家石ノ森章太郎にちなんだ漫画ロードの復活がされつつあります。広島県福山市の各学校・団体から贈られた鯉のぼりが数多くつるされていました。




 石ノ森萬画館は、今年度中の開催を目指しています。


  
 ただ、平成の大合併で石巻市に合併した周辺の町村の復旧・復興が遅れていると聞きました。南三陸町も、旧志津川町と旧歌津町の対立が今もあると聞きます。平成の大合併の後遺症がここにきて、あらわれているように感じました。
コメント (2)
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