goo blog サービス終了のお知らせ 

 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

令和7年度『議会と語ろう会』終わる

2025-08-05 06:01:46 | 市議会活動

 7月29日(火)の夜、津万地区大野での『議会と語ろう会』でした。私の所属する4班は、大野での『議会と語ろう会』で今年度の最終になりました。例年、『議会と語ろう会』は秋にも開催されるのですが、本年10月に西脇市長・市議会議員選挙が行われるため、中止となります。

 大野での『議会と語ろう会』には、男性10名、女性2名、計12名の参加でした。議会報告をした後、『消滅可能性自治体からの脱却を目指して』をテーマに2つの班に分かれて意見交換をしました。私が進行した班(参加者男性4名・女性2名、計6名)での意見交換の内容は、①少子化は全国的な課題であり、西脇市独自では課題解決に限界がある。②西脇市は働く場が少ないが、通勤の利便性が良いので、ベッドタウンを目指すべき。③西脇市民は、地元のことを悪く言う人が多い。④空き家が増えてきているので、空き家の利用をもっと考えるべきである。⑤FFAS問題はどうなっているか?

 また、7月27日(日)に行われた出会町は、男性9名、女性2名、計11名の参加でした。議会報告の後、私の班(5名)での意見交換の内容は、①移住者や定住者を増やす取り組みを、精力的に行うべきである。②農業の担い手が不足しており、荒廃地が出てきている。儲かる農業になるためには農業の近代化・大規模化を進めないとダメである。③学校の統廃合について、消滅可能性自治体からの脱却を言うのであれば、小学校を残すべきではないか。④強い要望として、芳田地区から、過去20年間、教育委員が選ばれていない。芳田地区からも教育委員を選出していただきたい。

 7月18日(金)に行われた高田井町は、男性13人、女性10人、計23人(5年生児童1人含む)の参加でした。意見交換の中で出された意見は、①学校統廃合について(東中と黒中の統合について、なぜこのように混乱したのか?)②ふるさと納税の使い道について(教育枠を作るなど、枠を増やすべきだ)、③国保の財政調整基金について(約8億円の基金をどう使っていくのか?)、④空き家対策について、⑤議員定数について(小野市や加東市は14名になるが、西脇市の16名は多いのではないか?)、⑥教育について(西脇市の教育にビジョンが見えない。こどもの熱中症地策として、日傘の使用や置き傘も晴雨兼用にしてほしい。)、⑦定住策について。⑧まちづくりについて(黒田庄町は、合併して何もいいことがないような気がする。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西脇市議会だより№90

2025-08-04 06:01:29 | 市議会活動

 8月1日(金)、西脇市議会だより№90が市内の全戸に届けられました。西脇市議会だより№90は、第108回6月定例会の様子が詳しく掲載されています。

 P.2・P.3には、常任委員会の活動報告が掲載されています。文教常任委員会で提出された「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議」について、議案質疑や反対討論・賛成討論が掲載されています。P.4には、議案に対する賛否が掲載されており、それぞれの議員の姿勢が問われます。現在行われている『議会と語ろう会』において、「あなたはなぜ反対したのですか?」「賛成したのですか?」と参加者から問われています。自分の賛否の理由が述べられない議員は、議員資格がないといわれても仕方がありません。

 P.5~P.11の7ページにわたり、12名の市政に対する一般質問が詳しく掲載されています。私の一般質問『西脇市の教育行政のあるべき方向性は』も掲載されています。

 P.12P.13には、委員会活動報告として、総務産業常任委員会のNPO法人北はりま田園空間博物館と芳田自治協議会との課題懇談会が、文教民生常任委員会のひよこ保育園との課題懇談会と加西市教育支援センターの視察報告が掲載されていました。

 裏面のまちかどレポートは、和田町に開店された『spicecurry moco』の紹介です。10月には市長選挙・市議会議員選挙が行われます。議会だよりが、現職の議員に対する市民の皆さんの判断材料になればと思っています。ぜひ、一人でも多くの市民の方に議会だよりを読んでいただきたいと願っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハローワーク西脇、夏の訪問

2025-08-03 06:01:01 | 市議会活動

 7月31日(木)、ハローワーク西脇の漆戸所長を訪問してきました。漆戸所長は資料を用意してくださり、ハローワーク西脇管内の課題について、詳しく説明してくれました。

 ハローワーク西脇管内の最大の課題は、「少子高齢化による労働力不足」だと話されました。西脇管内(4市1町)の将来推計人口は、2020年188,841人⇒35年160,149人⇒50年130,082人ですが、生産年齢人口(15歳~64歳)になると、2020年106,634人⇒35年85,983人⇒50年62,868人と激減します。将来の企業の経営を考えると、労働力不足にどう対応するかが最重要課題です。

 その対応として、ハローワーク西脇の職員研修においても、現状認識の上で、「シニア世代をどう活用していくのか」「企業に対して意識改革をどうせまるか」について行っているとのことでした。職員採用において、年齢制限を設けている企業が多く、有能な人材を定年で流出し、有能な人材を年齢制限で採用していないのは、企業にとって大きな損失になっているとのことでした。国においては、令和2年度から「70歳までの就業確保の措置」が努力義務化されています。今後、努力義務が義務化になるであろうと予想されます。また、管内の雇用にとっては、若い世代にいかに残ってもらうかが重要であるとも話されました。

 令和6年度の1年間の有効求人倍率は、1.03倍(兵庫県1.01倍)でした。しかし、令和7年5月分に限ると、有効求人数が3,141人・有効求職者数3,337人で0.94倍と落ち込んでいます。ハローワーク西脇の1階には、JOBフェアや職員の事業所訪問記が掲示されていました。

 次回の秋の訪問は、10月に伺わせていただきたいと考えています。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

舞鶴市『公共ライドシェアの取組』の視察

2025-08-02 06:01:30 | 市議会活動

 7月30日(水)、私の所属している総務産業常任委員会は、舞鶴市の『公共ライドシェアの取組について』視察してきました。

 舞鶴市は、昭和18年に城下町として発展してきた舞鶴市と軍港都市として発展してきた東舞鶴市が合併し、されに昭和32年加佐町が編入して現在の舞鶴市になっています。現在、人口74,179人世帯数33,714世帯ですが、毎年約1,200人が減少しているとのことです。

 舞鶴市では、「住み続けたいまちを支える生活基盤づくり」を行うため、持続可能で利便性の高い公共交通ネットワークに取り組んでいます。そして、令和2年度から、舞鶴市・日本交通・オムロンソーシャルソリューションズの連携により、『meemo(ミーモ)』を運行することになりました。

 ミーモの運行は、高齢化が進む高野地域で実施されました。高野地域(人口2,591人)は、数十年前にバス路線が撤退して以降、利用できる公共交通はタクシーのみでした。内容は、オムロンが開発したスマートフォンアプリ「meemo」や電話予約を活用し、住民同士の送迎サービスを実施。実施エリアは、高野地域を出発地、または目的地としています。利用者は、高野地域住民及び訪問者。ドライバーは、第2種運転免許を有するものか、国土大臣認定のドライバー認定資格講習の受講者で原則75歳以下の者。保険は、今年度より、協議会が加入する民間保険により補償。運賃は、1回の送迎につき700円(乗車券1枚)。運航日は月曜日~金曜日の平日も8時45分~17時(電話予約による)。令和6年度の依頼回数850回の内、成立回数は841回でした。高野地域協議会と住民ドライバーの頑張りにより、マッチング率99%を維持しています。令和7年度予算では、国の「交通空白解消緊急対策事業」360万円、舞鶴市300万円の660万円です。高野地域協議会運営補助300万円、OSSアプリ使用料360万円となっています。高野地域協議会は常駐1名とサポート住民4名により運営されているとのことでした。

 川北交通政策課長より説明があった後、質疑が交わされました。①高野地域協議会が運行にあたった経緯はどうか?②現在の運行・予約システム(アプリ)を選んだ理由?③アプリと電話予約を併用?④ドライバーへの連絡方法は?⑤ランニングコストは?⑥安全対策は?などなど。大変意義のある視察で、西脇市でもぜひ活かしていきたいと考えました。

 帰りに、福知山市内の廃校跡地利用を見学してきました。旧佐賀小学校と旧中六人部小学校を見学しました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みどり園のゴミ収集業務

2025-07-28 06:01:53 | 市議会活動

 先日、みどり園のゴミ収集業務の実際の現場を見学することができました。みどり園のゴミ収集車は、各集落の隣保単位で設置されているゴミステーションへ順に行き、ゴミステーション内の黄色の指定袋に入った各家庭のゴミを収集車に大急ぎで積み込み、次のゴミステーションに向かいます。

 ゴミ収集車には、3人の職員が乗り込んでいます。運転手1人とゴミ収集人2人です。収集車が、ゴミステーションに到着すると、運転手は車中に待機し、2人の職員が収集車から降りて、安全確認をしながらも大急ぎでゴミを収集車に詰め込んでいます。ゴミステーションの多くが道路沿いにあるため、通行車の邪魔に少しでもならないようにされています。そして、次のゴミステーションに向かいます。大変な重労働です。特に、最近の異常な暑さの中での作業ですから、相当な重労働と容易に思われます。

 黒田庄地区を中心に、カラスのいたずらが多く発生しており、ゴミステーションごとに対策を練っています。私の隣保では、20年近く前に隣保内の器用な方が手作業でゴミステーションを制作してくれました。周辺をコンクリートブロックで固め、屋根をビニール製のものをかぶせ、前面(入り口)にカーテン式の網戸にしてあります。隣保の中心部にあり、土地の提供もしてくれました。隣保の皆さんは、大変重宝しています。みどり園のゴミ収集の方も、喜ばれていました。他の隣保でも、工夫されたゴミステーションを制作されていました。

 ゴミステーションを制作される場合、ゴミ袋を置く市民の立場とともに、ごみを収集してくださる作業員の方が作業のしやすいように工夫することも必要だと思います。奥行きがあり、低いゴミステーションの場合、中腰で作業をしないといけません。立ったまま、簡単にゴミがとれる高さや広さ、網戸の開閉等にも気を配る必要があるように思います。ゴミステーションを制作する場合、みどり園に一報するとよいように思います。

 新しいみどり園が、多可町中区で来年に向けて建設中です。ゴミ処理は、日々の市民の生活を支えてくれる大切な仕事です。ゴミを出す市民の皆さんも感謝の気持ちをもち、ごみを収集する作業員も気持ちよく仕事ができる西脇市であってほしいと願っています。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上水道管の漏水事故

2025-07-27 06:01:13 | 市議会活動

 7月23日(水)の夕方、私の所に西脇区の市民の方から問い合わせがありました。『帰宅して、水道の蛇口をひねると濁った水が出たのですがどうすればいいですか?』という問いでした。

 議会事務局を通して、建設水道部の担当課より、『戎町(南北道路)で本管200㎜から漏水が発生したとのことです。断水による復旧作業となる予定です。』という連絡が来ました。そのことを、連絡いただいた市民の方に連絡しました。

 続いて、議会事務局より、『ヨシカワ時計店から寺尾接骨院までの約40件で断水、周辺地区で濁り水も生じている状況です。また、防災行政無線等で周知予定とのことです。さらに、漏水箇所を特定し、復旧作業中です。給水車による給水対応中です。』という連絡がありました。続いて、『21時30分に破損箇所の修復が完了し、現在は断水区間の洗浄作業中です。給水活動は継続しています。』という連絡が入りました。担当課が水道指定業者の協力を得て、懸命に漏水箇所の復旧活動を行い、被害地域の方々に給水を行っていることがよく分かりました。濁りの苦情電話も多かったと思います。

 今回の漏水の原因は、西脇市西脇の県道和布郷瀬線の老朽水道管破損によるものだそうです。5時20分ごろに漏水の事実を把握、6時から断水による復旧作業を始めました。当初の影響世帯数約40世帯だったそうです。午後7時半に、給水車を山下自転車店跡に配置し、さらに午後8時45分旧來住家住宅に追加配置したとのことでした。その結果、午後9時半ごろ、復旧工事が完了し断水が解消しました。今回の漏水の影響範囲は、西脇地区の一部、布・上野・下戸田の約2000世帯だと想定されています。

 漏水の時間帯が、夕食の準備や入浴の時間帯でもあり、市民の皆さんには多大なご迷惑をおかけしたと思います。担当課としては、最小限の被害に食い止めるべく、復旧工事に頑張られたと思います。老朽管の布設替え(更新)を計画的に行っているとの報告を受けていますが、見直しを含めて、対応を考えるべきだと思います。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

令和7年度西脇市高校生議会

2025-07-26 06:01:10 | 市議会活動

 西脇市議会では、昨年度に引き続き高校生議会を開催します。高校生議会は、8月8日(金)午前9時開会予定です。

  西脇市高校生議会の目的は、「未来を担う高校生が模擬議会を体験することにより、主権者としての権利を理解し、政治や議会への関心を高める機会とするとともに、西脇市の課題や将来について考えることを通し、西脇市への愛着と誇りを醸成すること」です。

  市内の3県立高校の生徒が、西脇市議会本会議場で一般質問を行ってくれます。答弁者は、私たち議員が担当します。西脇北高校生3名、西脇工業高校生5名、西脇高校生8名の計16名が登壇します。

 7月22日の午後、西脇高校で第1回ワークショップが行われました。最初に①議会の仕組みや高校生議会の目的等の説明、②高校生議会の具体的な内容や全体の流れ、③一般質問の意義と質問のまとめ方など、全体的な説明がありました。その後、高校生議員4人と西脇市議会議員4人が1つのグループとなり、4つのテーブルに分かれてワークショップを行う予定でしたが、実際は、高校生議員2名と市議会議員2名の4名でワークショップになりました。

私は藤原桂造議員と一緒に、西脇高校生の原田君と西脇北高校生の徳平君とワークショップを行いました。原田君は『西脇市AEDマップ作成の提案について』、徳平君は『観光や地域ブランドの強化について』をテーマに一般質問を考えてきていました。二人の問題意識を聞いた後、AEDの役割・配置状況、西脇市の観光となるへそ公園の遊具や黒田庄和牛等の地域ブランドについて、4人で意見交換をしました。

 原田君も徳平君も、大変しっかりしており、事前に一般質問の通告書的なものを作成してくれていましたので、意見交換はスムーズに進みました。私の方から、一般質問を行うにあたって、注意すべき事柄について説明しておきました。

 第2回ワークショップは、7月28日(月)午後、西脇工業高校で行われます。第2回ワークショップで、一般質問をほぼ書き上げます。そして、8月7日(木)にリハーサルを行い、本番に臨みます。本番を楽しみにしています。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「PFAS血液検査結果説明会」

2025-07-25 06:01:35 | 市議会活動

 7月20日(日)午後、西脇総合市民センター大研修室を会場に、安全・安心な水を求める西脇市市民の会とPFAS問題を考える西脇市民の会の共催による「PFAS血液検査結果説明会」が開催されました。西脇市民の方はもちろんですが、明石市や尼崎市からも参加者がおられ、会場いっぱいの説明会でした。ネットでの参加者も多数おられたようです。尼崎の丸尾県議も来てくれていました。

 東神戸病院の瀧本和雄医師が、開会あいさつの中で、兵庫県下における住民のPFAS血中濃度と生活状況に関する取り組みを報告してくれました。血液検査結果の詳細な内容については、京都大学名誉教授の小泉昭夫医師が行ってくれました。

 PFASとは、分子中にCF₂やCF₃を1つ以上含む化学物質のことを言い、PFOS・PFOA・PFH×S・PFNA・PFDA等が測定項目となっているように、多種多様な物質です。PFASの用途は、半導体やEVなどに使用されています。ドイツ基準では、PFOSが20ng/mL以上、PFOAが10ng/mL以上、アメリカアカデミー基準では、7PFASで20ng/mL以上となっています。ともに、毒性が強く規制の対象となっています。

 血液検査は、本年5月31日に西脇市民(25人)及び阪神間の住民(7人)が自主的に行われました。西脇市民は、阪神間の住民に比べ、PFOAの値が低くPFOSの値が高いといえます。また、PFH×Sの血中濃度が高いことが明らかになりました。7PFAS合計値でアメリカアカデミー基準値を超えているのは、14人であり、全体の56%にもなります。西脇市の上戸田浄水場では、2021年度、1リットル当たり100ナノグラムの測定値が出ました。国の暫定目標値50ナノグラムの2倍になります。現在は対策がとられ基準値を下回っていますが、上戸田浄水場からの上水道を長年にわたって使用されてきた住民の皆さんにとって、今回の血液検査の結果は重要だといえます。

 瀧本医師、小泉医師の説明は、資料に基づき大変詳しい内容でしたが、専門用語も多く、理解するのが大変でした。私は、西脇図書館での朗読劇の打ち合わせがあり、途中に退席しました。質疑応答では、たくさんの方が発言されていたと聞いています。西脇市民の関心の高さを示していると思います。

 東神戸病院では、PFAS相談外来を設けています。PFAS血液検査を受けて高濃度の結果が出た場合、相談に乗ってくださるとのことです。

 安全・安心な水を求める西脇市市民の会の皆さんは、ジャーナリスト幸田泉さんを招いての報告会や市行政との交渉等、熱心に活動されています。今回の「PFAS血液検査結果説明会」についても、早速神戸新聞の生地と共にニュースを作成され、配布されています。こうした市民の不安な思いに対し、市行政として誠実に対応すべきだと考えています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定例会終了後の議会運営委員会

2025-07-24 06:01:47 | 市議会活動

 6月30日(月)、定例会終了後の議会運営委員会が開催され、私は傍聴しました。西脇市議会では、定例会終了の2日後に議会運営委員会を開催して、次期定例会の日程調整と終了した定例会の反省を主な議題として話し合われます。

 まず、第109回9月定例会の日程は、8月29日~9月25日までの28日間の会期で開催されます。令和6年度決算審査を中心に行われます。等について

 第108回6月定例会の反省については、①片山市長が「AIによると、、、」という答弁があったがどうかという問題提起がありました。西脇市のAI活用の規定にも違反しており、議長から市長に申し入れを行うことになりました。②議員提出議案の採決における議長の不手際について、また可否同数の際の議長の判断について意見交換が行われました。③文教民生常任委員会でおける教育委員に対する議員の発言に対して、市長からの申し入れについて話し合われました。

 その他の事項では、⑴ 夏季休業期間中の会議室の開放については、7月11日(金)から行うこと、⑵ 議員研修については、「地域医療と公立病院の在り方」については現議員の任期中に行い、「ファシリテーション研修」については11月の改選後の新議員で行うことになりました。

 議会運営委員会終了後、全議員で一般質問の振り返りを行いました。個々の議員の一般質問に対して、ベテランの議員からアドバイスを含めて厳しい意見が出されました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書』の採択

2025-07-22 06:01:13 | 市議会活動

 6月25日(水)に開会された西脇市議会本会議において、『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書』が全員一致で採択されました。

 先日の総務産業常任委員会において、市民の方から出されていた『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書の提出』に関する請願の審査を行い、全員一致で請願が採択されました。本会議においても、請願が採択され、国に対して意見書を提出することになりました。西脇市の住民代表機関である市議会が、国に対して意見書を提出することの意義は大変大きいと考えています。

 近年、袴田事件の再審無罪や大川原化工機事件での検察庁の誤り等、被害者や家族への人権無視や負担を考えると、早期の再審規定の見直しが必要です。私は、全員一致で採択されたことにを大変嬉しく思っています。

 『刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書』

 再審制度は、三審制のもとで確定した有罪判決について、一定の重 大な瑕疵があった場合にこれを是正し、有罪判決を受けた者を救済す る非常救済手続である。

 えん罪は有罪とされた者や家族の人生に大きな影響を及ぼし、時に はその生命をも奪いかねない最大の人権侵害である。えん罪の発生を 防ぐことはもちろん、不幸にしてえん罪が発生した場合には人権救済 の観点からも速やかに救済することは国の基本的責務であり、再審制 度は重要な意義を持っている。

 通常審については、戦後間もなく刑事訴訟法が改正され、刑事手続 における基本的人権の保障と公正な裁判を実現するべく詳細な規定が 置かれたほか、近年でも、証拠開示制度の整備、国選弁護制度の拡充、 取調べの録音・録画等刑事手続の改善が進められている。

 しかし、再審手続について定める刑事訴訟法第4編(再審法)は、 戦後の法改正から取り残された結果、今なお戦前の規定がほぼ踏襲さ れ、審理手続を具体的に定めた規定はないに等しい状態にある。

 また、過去の多くのえん罪事件では、警察や検察庁といった捜査機 関の手元にある証拠が再審段階で明らかになり、えん罪被害者を救済 するための大きな原動力となっているが、現状では捜査機関の手元に ある証拠を開示させる仕組みについて、現行法に明文化された規定が なく、再審請求手続において証拠開示がなされる制度的保障はない。 そのため、裁判官や検察官の対応いかんで、証拠開示の範囲に大きな 差が生じているのが実情であり、これを是正するためには、証拠開示 のルールを定めた法律の制定が不可欠である。

 さらに、再審開始決定に対する検察官の不服申立てについては、こ れにより誤った再審開始決定が是正されている事案も存在するものの、不服申立てによって更に審理が長期化し、えん罪被害者の救済が遅延 することが指摘されるとともに、検察官は不服申立てによらずとも、 再審公判において主張の機会が保障されており不都合はないとの見解 もある。

 えん罪は減らすことはできても無くなることはない。慎重な裁判を 行うことでその誤りを防ぐ三審制が採用されているにもかかわらず、 幾つもの再審無罪判決が出されてきたことを考えれば、再審に係る確 固たる手続規定が整備されなければならない。

 ついては、国におかれては、えん罪被害者を迅速に救済するため、 刑事訴訟法の再審規定の改正を速やかに行うよう強く求める。

 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。

  令和7年6月25日         西脇市議会

(送付先)衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・内閣官房長官 総務大臣・法務大臣

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする