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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇公共職業安定所(ハローワーク西脇)訪問

2016-05-20 04:45:28 | 産業・労働・雇用
 5月19日、西脇公共職業安定所(ハローワーク西脇)を訪問してきました。



 本年4月より、山下所長が、佐藤前所長に変わり新しく赴任されてきました。
初めてお会いしたのですが、大変気さくな方で、赴任早々でお忙しいにもかかわらず、熱心に説明してくれました。山下所長は、神戸市須磨区にお住まいで、毎日JRを使って2時間半かけて通勤されているそうです。
 労働市場平成28年度3月内容によると、ハローワーク西脇管内の有効求人倍率は、対前月比では同じ1.31倍でした。全国平均1.30倍とほぼ同じで、兵庫県平均1.08倍に比べると大変良い状態だということができます。山下所長の説明によると、新規求人数は、1,339人で対前年同月比16.1%増加(対前月比1.2%増加)しているにもかかわらず、新規求職者数は、674人で対前年度比7.7%減少(対前月比8.3%減少)だということでした。
 ただし、パートタイムの求人の占める割合が大変高いこと、介護職・看護職・保育士・建設業関係の人手不足が深刻であると話されました。また、45歳以上の中高年齢者の求職者の割合が高く、全有効求職者中に占める45歳以上の求職者の割合は、45.7%です。



 山下所長は、ハローワーク西脇として求人開拓を積極的に行い、正規職員の枠の拡大や求人条件をよくしてもらうことで、求人企業と求職者のマッチィングを図りたいこと、中高年齢者の求職者に対し配慮したいと話されました。そのために、企業の信頼を得るため、地道にコツコツと取り組むこと、企業誘致や企業業績の情報をいち早くつかんで対応したいと話されました。ただ、全国的な行財政改革の中で、兵庫労働局の職員数とともにハローワーク西脇でも職員数が減少していることも話されました。
 山下所長は、ハローワーク西脇に勤務されることは初めてだそうですが、管内の状況を一日も早く把握し、管内が活性化するようハローワークとして果たすべき役割をしっかり果たしたいと話されたことが、印象に残っています。
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第87回メーデー北播地区大会

2016-05-02 04:49:11 | 産業・労働・雇用
 5月1日、連休中ですが、月初めの消防のサイレンが早朝7時に鳴り響きました。5月も、火災・水害等の災害のない月でありますようにと願いました。
 5月1日は、労働者の祭典であるメーデーの日です。今から約130年前に、アメリカで8時間労働制の確立をと訴えて始まったのが、メーデーの始まりです。日本でも、1921年8時間労働制の確立や労働条件の改善を目指して集まったのが、メーデーの始まりです。戦時中に行えなかった時があり、今年で87回目になります。



 第87回メーデー北播地区大会は、午前10時から西脇市総合市民センターを会場に、実行委員会形式で盛大に行われました。連休中の日曜日ということもあり、子ども連れの方も多く、例年以上の参加者だったように思いました。
 第87回メーデー北播地区大会のスローガンは、「支え合い助け合う心ひとつに力を合わせ、暮らしの底上げを実現しよう!」でした。連合では、『クラシノソコアゲ応援団』を結成し、キャンペーン活動を展開しています。「仕方がないとあきらめているあなた、あなたには未来を変える力があります。みんなの暮らしをよくするために一緒に声をあげましょう。」と呼びかけています。
 北播地区大会では、南畝実行委員長の主催者挨拶の後、貝塚北播磨県民局長、片山西脇市長が激励のあいさつが行われました。



 その後、『暮らしの底上げ実現に向けた特別決議』が満場一致で挙げられました。決議の中で、「働くことを軸とする安心社会」の実現のため、次の3つの活動目標を挙げました。
 ①将来世代への責任を果たし、真面目に働き生活を営む者が報われるボトムアップ型政策の実現。
 ②誰もが誇りを持って働き続けられる良質な雇用と労働条件の確保と、安全・安心に暮らすためのセーフティーネットの拡充。
 ③立憲主義と民主主義に立脚し、基本的人権、平和主義などの普遍的価値を尊重する、健全で緊張感ある政治。
 
 若者はもちろん高齢者の雇用と生活の安定し、明日への希望が持てる安心社会を実現していくことが、現在の日本社会に求められています。その実現に向けて、私も自分のできることをやっていきたいと考えています。
 第87回メーデー北播地区大会は、記念式典後、参加者で○☓クイズ大会や大福引き抽選会が行われ、楽しい催しも用意されていました。
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『B級?!なまち・にしわき・ぶらり旅』

2016-04-20 04:19:32 | 産業・労働・雇用
 昨年1月に、『にしわきごはん』が西脇市観光協会から発行されました。「のんびりほっこり 時間の流れる西脇市は ゆっくりじっくり つちかわれてきた おいしいごはんが たくさんありました」と、黒田庄和牛や西脇市産野菜を使った料理、播州ラーメン等のお店が紹介されました。大変好評なミニコミ誌で、今年2月に第2版が発行されました。



 また、『にしわきごはん』に続く新しいミニコミ誌として、『B級?!なまち・にしわき・ぶらり旅』が発行されました。
 表紙は、蓬莱橋からみた杉原川沿いの西脇市のまち並みの写真です。表紙のコメントに、「B級?!いえいえ、知る人ぞ知る魅力的な『B』がいっぱいのまちなんです!」とあります。



 表紙をめくると、「美味!Bimi!」と題して、西脇のうまいもんとうまいもんを食べさせてくれるお店が紹介されています。黒田庄和牛を使ったしゃぶしゃぶ、ステーキ、ローストビーフ。播州ラーメン店の紹介。
 4・5ページは、「BetsuBara!」と題して、特産とお持ち帰りグルメ(別腹で食べたい西脇名物のスイーツやお土産はいかが?)の紹介がされています。黒っこ巻き、かりんと饅頭、いちご大福、黒田庄和牛コロッケ、金ゴマバター、タケノコ、サトイモ、枝豆などなど。



 6・7ページは、「ご当地Brand」と題して、地場産業「播州織」と「播州毛鉤」の紹介です。
 8・9ページは、「Heso-Bura」(日本のへそへようこそ!)と題して、日本へその紹介です。また、へそをテーマにした食べ物、ネーブルバーガー、へそ饅頭、へそコロッケ、へそせんべい、へそうどんなどなど。



 10・11ページは、「Bushouの里」(にしわき歴史探訪)と題して、黒田官兵衛生誕の地、源頼政ゆかりの地としての紹介がされています。
 12・13ページは、「Best Season」(四季折々にしわき八景)と題して、西脇市の美しい風景と名所の紹介がされています。



 14・15ページには、「Bunkazaiと古い街並み」と題して、旧來住家住宅やコヤノ美術館等の紹介がされています。
 16・17ページは、「noBi-noBi」(自然満喫)と題して、西脇市内のキャンプ場、ゴルフ、いちご狩り、登山の紹介がされています。
 最後のページには、西脇市内の名所・お店等の紹介地図とにしわき歳時記が掲載されています。
 裏面には、西脇へのアクセス(大阪・舞鶴・岡山・神戸・姫路から)と宿と湯の紹介がされています。
 『B級?!なまち・にしわき・ぶらり旅』は、地元に住む私にとっても新鮮内容の西脇紹介書でした。西脇の魅力発信に大きな効果を持つミニコミ誌だと感じました。
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月報にしわき『労働市場』1月内容

2016-03-15 04:55:26 | 産業・労働・雇用
 先日、ハローワーク西脇の佐藤所長さんを訪問し、最近の管内の雇用状況を聞いてきました。佐藤所長さんは、月報にしわき『労働市場』1月内容をもとに説明してくれました。
 有効求人倍率は、全国平均で1.28倍、兵庫県平均で1.05倍、ハローワーク西脇管内では対前月比0.05ポイント増加し1.38倍でした。全国平均より、0.1ポイントも上回っています。
 新規求人数は、1,570人で対前月比では60%増加しています。有効求人数も、3,475人で対前月比では4.9%増加しています。一方、新規求職者数は、674人で対前月比では56.7%増加しています。有効求職者数は、2,616人で対前月比では0.7%の増加です。雇用保険の取り扱いも、給付決定者数は147人で対前年同月比21.4%減少し、受給者実人員は658人で対前年同月比19.9%も減少しています。
 ハローワーク西脇管内では、求人数が増えて、求職者、特に若い方が減ってきているとのことでした。ただ、新卒3年以内に離職する若者は、全国平均約30%もおり、定着を図る工夫を各企業で行っているとのことでした。また、45歳以上の中高年齢求職者が、求職者全体の46.2%もあり、ハローワーク西脇管内の特徴だとも話されました。
 求人では、製造業、医療・福祉関係、労働者派遣を含むサービス業が多いのはハローワーク西脇管内の特徴でしたが、今回、宿泊・飲食サービス業が伸びているのが大きな変化でした。管内のホテルは、外国人旅行者や同窓会等で帰省した方の利用が多く、ほぼ満室状態だとのことでした。開催を訪れた中国系観光客が、高速バス1時間で行ける北播磨に宿泊しているということでした。また、西脇市が行っているふるさと同窓会支援事業の成果が出ていることも考えられます。
 新高卒者の就職状況は、1月末現在、96%強で、最終的には100%になるとのことでした。新高卒者を採用したいのだが来てくれないと嘆かれている企業があるという話も、聞かせてもらいました。学卒者の就職相談を専門的に行うジョブサポーターを、ハローワーク西脇に設置しているということも聞きました。
 現在、ハローワーク西脇では、マイナンバーの取り扱いに苦慮しているとの話も聞きました。国の期間として、新たな届け出(雇用保険の受付、新たな雇用者、新たな退職者)については、マイナンバーの記入が必要となっています。そのため、マイナンバーが記入されている書類を他の書類と厳格に区別することが必要となります。鍵のかかる特別な書類庫で保管をされています。年度末の仕事にプラスして行うため、より忙しくなっているとのことでした。
 佐藤所長さん、お忙しい中、丁寧に説明していただきありがとうございました。
 
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ハローワーク西脇定期訪問

2016-01-27 04:53:34 | 産業・労働・雇用
 1月27日、ハローワーク西脇を訪問し、佐藤所長さんから管内の雇用状況を聞いてきました。佐藤所長さんは、忙しい中でも、「平成27年11月内容の労働市場」をもとに丁寧に説明してくださいました。



 有効求人倍率は、全国平均1.25倍、兵庫県平均1.05倍、西脇管内1.22倍です。すべて1倍を超えていますから、雇用状況は求職者数に対し、求人者数の方が多く、良い状況だといえます。
 西脇管内の状況では、新規求人数は、1,109人で対前年同月比9.3%増加、対前月比29.5%減少しています。パートを含む求職の状況では、新規求職者数は、572人で対前年同月比0.2%増加、対前月比21.1%減少しています。そして、就職件数は268件でした。
 45歳以上の中高年齢者の状況では、新規求職者数は、220人で対前年同月比12.8%増加、対前月比22.0%減少しています。全有効求職者中に占める45歳以上の求職者の割合は、44.4%で、西脇管内では中高年齢者の占める割合が高いといえます。
 雇用保険の取り扱い状況では、給付関係で、資格決定者数は132人で対前年同月比5.0%減少し、受給者実人員は692人で対前年同月比18.9%も減少しています。雇用状況が改善したため、失業による雇用保険受給者が減っていることが分かります。
 そして、ハローワーク西脇管内の有効求人倍率は、対前年同月比0.19ポイント増加し、対前月比増減なしの1.22倍になりました。
 佐藤所長さんは、求職や雇用保険の手続きに来られる方が減少し、窓口が混雑する日が少なくなったように感じると話されていました。また、企業に対しては、正社員での求人を出してくれるように依頼しているとのことでした。新卒者(高卒)者の就職状況は、例年以上に良い数字であるとのことで、求人倍率は2.5倍だったそうです。それでも、進路変更で急きょ就職を希望する生徒に対して、2月3日に面接会を予定しているとのことでした。
 貴重な話も聞かせていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
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ハローワーク西脇秋の定期訪問

2015-12-04 04:14:37 | 産業・労働・雇用
 11月20日、ハローワーク西脇へ秋の定期訪問をさせていただきました。佐藤所長さんが、毎回の訪問にも関わらず、丁寧に対応していただきました。
 直近の平成27年9月内容の労働市場によると、有効求人倍率は、全国平均で1.24倍、兵庫県平均で1.02倍、ハローワーク西脇管内で1.20です。兵庫県平均の有効求人倍率が1.0を超えるのは、本当に久しぶりだそうです。
 ハローワーク西脇管内は、対前月比で0.06ポイント増加しています。その主な原因は、新規求人数が前月比で15.3%も上昇しているからです。製造業関係で、人手不足が顕著で求人がよく出ているそうです。その中でも、食品関係(ハム、お菓子、エースコック等)の求人も多いようです。また、農林業分野の求人では、今月も加西のトマト関係の仕事の求人が出ているとのことでした。介護分野や保育所関係の人手不足も、恒常的に起こっているそうです。
 45歳以上の中高年齢者の就職者の全有効求職者中に占める割合は、46.4%になっています。中高年齢者が多いのは、管内の労働人口の特徴のようです。
 職業別の求人側が提示する求人平均賃金と求職者が望む求職平均賃金一覧表を、見せていただきました。多くの業種では、求人賃金の下限額よりも求職平均賃金が高いため、賃金面でミスマッチが起こっているようです。
 ハローワーク西脇では、求人者支援員の職員が企業を回り、企業に対して経営コンサルタントや職業相談も行っているとのことでした。その際、基本給を少しでも上げることが、従業員の確保につながると指導をされているそうです。パートの時間給は、兵庫県の最低賃金(1時間794円)ですが、最低賃金と同額の求人もありました。
 また、ハローワークでは、生活保護受給者や母子家庭の方に対し、就労支援を行っているそうです。 市の方からの「送り出し」を受け、個別の対応をされているとのことでした。特に、雇用保険対象者でなくても、ハローワーク登録者に対し、資格取得や技能取得ができる訓練の受講料を支援しています。
 来春に卒業する高校生の就職状況は、例年よりも少し良いそうです。求人倍率が、昨年は1.08倍であったのが今年は1.28倍に伸びています。進学予定から急きょ就職に変更する高校生もいるため、ハローワーク西脇としては来年2月まで就職活動に関わられるそうです。
 私の疑問に感じることに対し、佐藤所長さんは一つひとつ数字と実例を挙げ、分かりやすく説明してくださり、有意義な意見交換ができたと喜んでいます。
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兵庫県信用保証協会西脇支所定期訪問

2015-11-28 04:35:30 | 産業・労働・雇用
 11月17日、西脇市西脇区にある兵庫県信用保証協会西脇支所を訪問し、西脇支所管内の保証状況の説明を聞いていました。寺口所長が忙しい中、丁寧に説明してくれました。寺口所長は、今年4月赴任されたのですが、以前にも西脇支所におられたことがあり、西脇市の経済状況についても理解されていました。
 平成27年10月末現在、保証協会全体では保証件数14,761件、保証額2292億13百万円、西脇支所では保証件数702件、124億57百万円、西脇市では123件、25億34百万円です。前年同月比では120%~150%と伸びています。新規保証も、協会全体で1673件、西脇支所では69件、西脇市では15件あります。ただ、西脇支所や西脇市の新規の多くは、個人から法人、親から子という名義変更に伴う借り換えが多く締めているそうです。
 ただ、設備資金(運転資金を含む)では、県の長期運転資金の制度融資創設に伴い、大きく伸びてきています。保証協会全体では保証件数1278件、保証額112億8百万円、西脇支所では保証件数91件、10億9百万円、西脇市では12件、1億2百万円です。
 兵庫県信用保証協会は、企業の経営改善を手助けするため、金融だけでなく、外部専門家派遣制度や土曜操業・経営相談会を開催しています。外部専門家派遣制度は、中小企業者が経営課題を解決したいと思い、保証協会に申し込みをすると、中小企業診断士や公認会計士・弁護士を波形してくれます。最大4回まで無料で利用できます。土曜操業・経営相談会は、平日忙しい方のために土曜日に、相談会を開催されています。
 寺口所長との懇談の中で、私が示唆を受けたことは次のようなことです。
 制度融資について、丹波市、加西市はよく使われているに対し、西脇市では制度融資があまり利用されていないようです。また、小規模事業者向けの制度融資について、神戸市の『神戸おうえん』や三木市の融資制度(融資内容よく分かっていません)は、よく利用されているとのことでした。他市町の取り組みを、詳細に調査する必要があると感じました。
 また、融資制度が、国の融資、県の融資、金融機関の融資、自治体独資の融資と制度がすみわけができておらず、小規模事業者にとって利用しにくいのではないかということです。利用者の視点に立つことが大切だと感じました。
 寺口所長には、丁寧に対応いただき、今後の私の調査に大きな示唆を与えていただき、また年明けに伺いたいと願っています。
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JP労組兵庫セントラル支部退職者の会第2回定期総会

2015-09-18 05:09:28 | 産業・労働・雇用
 9月13日、JP労組兵庫セントラル支部退職者の会の第2回定期総会が、加東市旧滝野町で開かれました。私も案内をいただき、初めての参加ですが楽しみに行ってきました。



 JP労組は、郵便局に勤められていた労働者の組合です。日本郵政の時代は国家公務員でしたが、郵政民営化により民間労働者になりました。大きな転換を迫られ、労働組合としても大変な時期を経験されています。
 退職者の会は、労働運動を共にしてきた仲間の皆さんが、退職後も仲良く付き合っていこうと、昨年6月に組織を作られました。JP労組兵庫セントラル支部退職者の会は、北播磨5市1町を範囲とし、会の目的は、「会員相互の親睦と協働の利益を守り、福祉の増進と生活の向上を図ること」です。
 第2回総会は、昨年6月の結成以来の活動経過報告、会計決算報告、今年度の活動方針・予算案、役員改選等が議題でした。



 連合北播山本前議長が、議長として総会をスムーズに進行されました。議長就任あいさつで、安保関連法案が参議院で強行採決されようとしていること、派遣労働法改正の問題点ついて述べられました。さすがと感心した挨拶でした。
 経過報告は、竹本事務局長が丁寧に説明されました。1年を振り返って、幹事会体制、幹事会開催状況、日帰り旅行と一泊旅行、クラブ活動、平和集会、情報の共有、JP労組活動への参加、書き損じハガキ・切手の寄贈についてでした。資料も、しっかりとしていました。現役の労働組合以上だと感心しました。
 新入会員拡大、米寿・喜寿の祝い等、仲間づくりにしっかりと取り組んでおられます。退職者の会ですから、高齢者の方が多いのは当たり前ですが、健康に気を付けられ、これからも頑張っていただきたいと思いました。また、皆さんに負けないように、私も頑張らなくてはと決意しました。
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ハローワーク西脇定期訪問

2015-08-21 07:14:22 | 産業・労働・雇用
 季節ごとに定期訪問させていただいているハローワーク西脇の佐藤所長さんを、8月4日に訪問してきました。ハローワーク西脇の署内に入ると、求職活動中の方や雇用保険の受給申請等で、多くの方が来られていました。職員の皆さんも、一人ひとりに丁寧に対応されていましたが、次に待たれている方も多くおられ、大変だろうなと想像しました。また、求人の検索のため、パソコンに向かっている方も多くおられました。
 佐藤所長さんから、出来上がったばかりの月報にしわき『労働市場(平成27年6月内容)』をもとに、説明していただきました。
 有効求人倍率は、全国平均では回復傾向が引き続いており、1.19倍でした。兵庫県も回復傾向にあるとはいえ、全国平均に比べると低い0.96倍でした。ハローワーク西脇管内では、全国と兵庫県の中間に当たる1.08倍でした。対前月比では、0.11ポイントの増加でした。
 ハローワーク西脇管内の新規求人数(パートを含む)は、1,408人で対前月比では31%も増加しています。一方、新規求職者数(パートを含む)は、708人で、対前月比0.3%減少しています。
 佐藤所長さんは、現在、1年前のタワージャズジャパン西脇工場閉鎖による大量離職者が約95%就職され、一段落した状態だと話されました。6月内容によると、製造業の求人は295人、医療福祉の求人が295人、サービス業201人です。また、農林・漁業が90人です。これは、加西市でトマトの生産拠点(次世代施設園芸モデル団地)ができるためだそうです。になっています。



 来春3月卒業予定の高卒者の求人は、6月から受理され、9月中旬から選考が始まります。今年は、求人数が約40%も増えているそうです。また、大卒者対象の面接会は、8月7日に西脇ロイヤルホテルで行われ、29社が説明会を開かれるそうです。
 また、ハローワーク西脇として、管内企業に対し新規求人を出してくれるように絶えず訪問活動を行っています。企業に対し、求人票を書く際、仕事の内容を具体的に書くことを指導しているとの説明でした。
 佐藤所長さんには、貴重な時間を割いて説明をいただき、ありがとうございました。また、秋に伺いたいと思っています。
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平成27年度企画展『播州織見本市』

2015-07-28 04:50:31 | 産業・労働・雇用
 西脇市郷土資料館では、今年の夏の企画展が7月18日から始まりました。今年の企画展は、昨年の企画展をさらにグレードアップした『播州織見本市―蘇るドビークロス』です。9月30日まで開催されています。



 資料館の展示室には、西脇市の大切な地場産業である播州織を再発見しようと、最盛期の時期の織布工場で地道に研究・開発されてきた様々な色合い、織り糸の組織、デザイン等を書き表したものが見本帳、試し織り(試織)された見本をデーターとして集めた見本帳を所狭しと展示されています。



 莫大な見本帳は、すべてドビークロスの物でした。この見本帳を寄贈されたのは、西脇市野中町にあった三弘織布株式会社です。三弘織布株式会社は、西脇市を代表する織布会社でしたが、残念ながら播州織が衰退する中で廃業されています。会社を創業された村上家の庭は、日本を代表する作庭家である重森三玲氏が作庭されたことで有名です。
 三弘織布株式会社が寄贈された莫大な見本帳は、現在の播州織にも生かされるものとして注目されています。昨年の企画展を見られた播州織関係者の希望で、さらに規模を拡大した企画展になったとのことです。



 展示ケースには、美しい様々な播州織の織布が飾られています。古いものでは、ギンガムストラップ、ギンガムチェック、ジャガード織物、サッカー織物、ドビー織物、ループ織物などなど。新しい物では、密度バランス織物、裏切り織物、高移動クラッシュ加工織物、写真織、プリント&クラッシュ加工織物、クラッシュ&起毛加工織物、かすり風袋織物、斜紋ラメ織物などなど。
 展示された織布を見ていると、播州織の歩みがよく分かります。企画展と合わせ、播州織の歴史がよく分かる常設展を見ると、播州織の良さがさらによく分かると思いました。
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