今日は、名古屋市中村区の 「七所社」 で 「きねこさ祭」 が行われました。
名古屋市無形民族文化財・尾張三大奇祭の一つで、千年以上の歴史があると伝えられている
お祭りです。
参道には露店がぎっしり並び、いい匂いをさせていました。
老若男女 大勢の人で賑わっていました。
熱田神宮より歴史が古いと謂われている 「七所社」 普段は人気のない静かな神社ですが、年に一度の
きねこささんの日ばかりは大勢の人が参拝に訪れ、奇祭を見物していきます。
川祭りのあとの行列のときに使用される品々、これらを持って、神官や氏子が古式衣装を身にまといお囃子とともに
参道を練り歩きます。
七所社がある岩塚は、1500年代にはお城がありました、それで甲冑があるのかな?
川祭りで使用される青竹、 本日の主役 静かに出番を待っています。
きねこさ祭で売られている「きねこさ」のお守り。
笹に「杵」と「こさ=お餅」の造り物が結び付けてあり、子孫繁栄、厄除け、こどもの健康にご利益があるそうです。
川祭りの時間が来ました。
岩塚地区の、後厄(42歳)を迎えた成年男子10名と、厄年の子供2名の12名からなる 役者さんたちが
社殿の前に並び、氏子さんやお客さんに出発のあいさつ。
役者さんが青竹を持ち上げて、駆け足で神社を出て行きます。
宮司さん、氏子さん、スタッフ、警察官、報道、一般の見物人が、一斉に庄内川まで大移動です。
場所は万場大橋の北側
名古屋一の大河川庄内川ですが、今日は大潮のため水深は膝くらい (潮が引いている時間に設定している)
天候にも恵まれ、風も無く2月と思えないくらい穏やかで見物の方もラクです。
川祭りは、竹によじ登って竹を折り、その折れ方で吉凶を占うという神事。
まず、川に竹を刺し。。
役者の一人が竹に登り始めました。
さらに登って。
竹がしなって来ました。
あとは、引力に任せ もうすぐ折れる~
竹が途中からバキッと折れて ダイビング寸前!
着水!
役者さんたちに 大きな歓声と拍手が送られました。
役者さん、大役ごくろうさまでした。
川祭りの結果。。。
竹は真南の方角に折れました。 今年は吉となるでしょう。