週末は「船橋楽器資料館」へ
この資料館は、館長の船橋靖和さんが、サラリーマン生活の
傍ら個人で、20数年間かけ世界各国を巡り収集した民族楽器を
展示した資料館で、常時800点ほどの楽器が種類別に展示
されています。(未整理も何百点もあるそう)
丸太をくりぬいただけの打楽器や、亀の甲羅でできた楽器
なんかもあります。触っていい物もあります。
展示品を見て感心するのは、洋の東西・南北、それぞれ
楽器の起源発祥は違うと思うんですが、熱い国でも寒い国
でも、太鼓・笛・木琴・弦楽器、形や弦の数とかははちがっ
ていても
打つ・吹く・弾くなんてところは同じで...感心
館長さんから、海外に収集に行かれた時のアルバムを見せて
いただきました、ジャングルの奥地や高原の村、古い歴史の
ある街などさまざまな所へ行っておられます。
アルバムを見て思うのは人種や国や楽器の形は違っていても
楽器は祭り・踊り・唄・祝事などなくてはならないもの...
音楽を楽しむ心はみな同じっていう気がしました。
「世界は一家、人類はみな兄弟」というフレーズが思い浮かびます。
音楽を通じて世界の人々が手を取りあえたら、どんなに幸せだろうか...
なんて思います。
館長さんは尺八と津軽三味線の師範でもありますので、海外へ
収集旅行の際に三味線を持参し、腕前を披露しては現地の方との
友好に一役買うこともあるそうです。
展示品の数・珍しさもさる事ながら、この民族楽器資料館
の魅力は何と言っても館長さんの情熱あふれる人柄にあります。
週末は、民族楽器に触れて世界平和を考えてみてはいかが
ですか。
※館長さんは現在でも精力的に収集活動をされており
資料館を留守にしている事が多いので、あらかじめ
電話で問い合わせするといいと思います。
住所 愛知県岩倉市八剱町石橋11 (HPなし)
電話 0587-37-5100