恵那市山岡町の 「爪切地蔵尊」 を参拝
爪切地蔵尊は、一枚岩に地蔵が刻まれたもので、弘法大師が爪で刻んだという言い伝えが残っています。
少し前に傾いて立っていますがその訳は。。。。
(由来)
むかしむかしのことじゃった~
鎌倉時代の終りに、草伯という僧が薬師如来像を奉持し、久保原村(現山岡町)へ
来訪したとき、村人がこの僧に帰依し草庵を立てて迎えました。
ある時、この草庵に老僧が訪れ一夜を過ごしたが、翌朝、この老僧の姿はなく地蔵尊が
彫られた岩が傾いて立っていました。
それを草伯は「昨晩の僧は弘法大師で一夜にて爪で刻まれた」として爪切地蔵と名付
けました。
弘法大師が立てようとしたときに夜明となり、人が近づく気配を感じたので傾いた
ままにして立ち去ったと伝えられてます。
真っすぐに直すと災いが起こるという言い伝えがあるので、斜めのまま。
祠の中 ろうそくや新しい花を添えられ 大切に祀られています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b1/f6e7d831d8fc24427502e13cb2b58a48.jpg)
ふれあい会館の窓越しに 手筒花火や、打ち上げ花火 が展示してありました。
この地で作っているものなのでしょうか?
毎年8月16日には300年の伝統がある「爪切地蔵尊奉納花火大会」が開催
されるそうで、松明を照らし、独特の綱仕掛け花火というものが見られるそうです。