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脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

脳梗塞により半身麻痺という後遺症を背負った人々を思うこと(その1)

2019-10-07 21:49:10 | Weblog
2019年10月7日(月)
私は2004年11月25日に、脳梗塞で左半身麻痺になり、
今日までその後遺症と戦ってきました。今からも
戦っていくことでしょう。命終えるまで。
それは、ガイド本のない旅でした、今後もそれが
続くことでしょう。
 私、見た目普通の健康な人とかわりません、他人が
見ても半身麻痺の後遺症を持った人とは、わからないで
しょう。週3回バドミントンをしています。レベルは、
初級の上か中級の下でしょう。ゴルフも年四回地域の
コンペに参加しています。そのための練習をしています
その他に、楽器の練習をほぼ毎日1時間程度しています
 これまでの努力の結果です。ここまでやっても、後遺
症が残っています。私のブログに訪れる人の多くは、
「入院初日」や「入院2日目」を見ています。今でも、脳梗
塞になる方は多いのですね。
 先日、テレビ番組で「脳梗塞になった医者」というのが
ありました。でも、肝心のリハビリの話は無く、本人の現
在の仕事と過去の話が主だったと思います。仕事は以前の
仕事で無く別の医療関係の仕事のようでした。
 医療関係の仕事をしていた人達が脳梗塞になっても、脳
梗塞になると身体はこんな風になるとか、リハビリはこん
な風にした方が、回復が早いとか、などのような話はどこ
にもないのが現状でしょう。だから、脳梗塞による後遺症
(半身麻痺等)のことは、誰もしらない。そんな状況で、
リハビリは行なわれています。
 まずは、脳梗塞による半身麻痺とは、どういうものかを
しらねばなりません。私の経験から話をしていきます。
 脳梗塞とは、脳内の血管が詰まって血流が途絶える状態
です。途絶えた先にあった脳細胞が酸素や栄養が途絶えて
死んでしまい関係先に指示が出来なくなってしまうことです。
血管が詰まる箇所が往々にして手足等(見える箇所は)に
司令を出す場所が多いのです。司令がこなくなった筋肉は
動きません。それが動かなくなった手足や瞼や顔面です。
半身麻痺ですから、本当は身体の半分、背骨を中心にして
左や右の半分が動かなく成ります。内臓もそれなりの、ダ
メージを受けます。半身の筋肉に影響を及ぼします。血管
やリンパ管も筋肉ですから影響をうけます。声帯も筋肉で
すから半分は動きません。発する言葉がぼやけていませんか。
胴体も半分は動いていないのです。それは、筋肉の仕業でなく
脳からの正しい司令が来ないからです。原因は脳が壊れた
からなのです。脳を修復しない限り回復しないのです。
悪いのは筋肉ではなく、死んでしまった脳細胞なのです。
こんな筋肉にリハビリをしても回復しません。
今の医療は筋肉に対してリハビリを行なっています。
・脳
 死んだ脳細胞は、再生されます。2000年頃までは
再生されないと言われていました。今は再生されるが、定説に
なっています。ただ、以前持っていたデータは再生されません。
パソコンでいうなら記憶データが初期化されたということです。
生まれて今まで蓄積したデータが消えたのです。データを
再構築しないと動かないのです。これが出来るのは、貴方本人
しか出来ません。脳にデータを入力できるのは本人しかいない
でしょう。他人は支援はできても。やるのは本人しかいません。
 
でも、そのための参考書はどこにも無いのが実情です。
                    (つづく)

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