遊び半分・面白半分

脳梗塞により左半身麻痺になり現在リハビリ中、健康回復日誌

筋肉

2012-02-05 17:02:54 | Weblog
2月5日
 先週、NHKのためしてガッテンで股関節の筋肉の説明があった。
股関節だけでも数個の筋肉があった。麻痺になると、これらの筋肉に
脳からの指令がこないので、動かなくなる。筋肉は何の故障も無い。
 なぜ動かないのか考える必要がある。
 麻痺になると、脳からの指示が来ないから、筋肉は動かないのか、本当に。
私は、脳からの指示は来ると、思っている。では、何故動かないのか?骨と
筋肉の関係は、縮む筋肉と伸ばす筋肉が調和して骨を動かしている。
壊れた脳からの指示は、全ての筋肉へ同じような指示が行く。すると、縮む筋肉にも
伸びる筋肉にも同量の指示が行き、骨は動かない。だから、動かない。
 では、どうすれば動くのか?
 それは、動かす本人の意志の強さです。
つまり、何をしたいのかを、脳に知らせるのです。それは、本人の意志の強さです。
同じ強さの指示に優劣をつけさせなければなりません。それを、意志の力で優劣を
つけるのです。つけたとしても、優劣の差は小さいのです。だから、抵抗感が
とても強いのです。また、筋力もゼロですから、とても重いのです、上に上げる場合は。
ためしてガッテンでは、神経の話もありました。足への神経も少なく大きな神経で
まかなっているので、足首か膝か指定も上手く出来ません。つまり、患者本人が
足首とか膝とか思っても、それを認識できないため、動かないと思ってしまって
諦めているのではと、私は思っています。
 動かないのは何故か?を、よく考えることが重要です。
 そして、赤ちゃんは、何故歩けるようになるのか?とくと考えて欲しい。
赤ちゃんは誰からも教わっていませんが、手足をバタバタさせながら、何時しか
あるけるようになっていきます。
 歳をとってから半身麻痺になると、片側は正常です。そこが、とてもつらく
間違えるきっかけにもなっていると思います。麻痺になってしまったら、過去は
一切断ち切ってしまうこと。そして、ここから再度始まったことにすることです。過去は
もうないのです。
 骨盤と大腿骨との間にどのような筋肉で繋がっているか、知っていますか?
昨年、バドミントンで痛め、思い知らされました。
左足が順調に回復していたのですが、その間右足は、左足に合わせた動きしか出来ません。
病院には通っていたのですが、正常な右側には、左側に比べて、注意はほとんど行きません。
また、私も注意はしていませんでした。そこに、バドミントンで左足が回復してきて
以前よりも早く、広くそして素早く動いたのです。右足も昔はそれに合わせて対応していた
と思います。だがここ数年使う必要がなかったため、硬かったのでしょう。大腿骨の内側で
肉離れを起こしたようなのです。
 意識もしていなかったので、どういう状況でなったのか、その時は判りませんでした。
バドミントはとても調子が良かったのです、左足が調子よく動いたのですから。
後から、いろいろ考えて見ますと、前に進む場合左足と右足が交互に前に出て進みます。
あたりまえか!歩く時はだいたい同じ歩幅でしょう。バドミントンのときは、素早く
動く必要があるため、左足が右足の速さについていけないため、歩幅がちがっていました。
意識して出来るものではありません。酷い時は、左足が着地する前に右足が前に出ようと
したこともありました。
 この時は、左足が素早く前に出たのです。右足にとっては、ここ数年無かったことなのです。
なってしまったことですから、どうしようもありません。ただ、バドミントンは調子がよかった。
次の日になって右足の大腿部の内側が痛い。どうしたんだろう、と思いました。
今まで、左足には、いろんなことがありましたが、右足は初めてでした、麻痺になってから。
いろいろ動作をやってみると、左足を大きく前に出すと、右足大腿部に痛みが出ることを
発見したのです。そして、骨盤から大腿骨へ二本の大きな筋が出ていることを、手で感じたのです。
骨盤の外側と内側からの二本です。右足を前に出した時に伸びるのですが、左足を前に出した時にも
伸びるのです。この状態は、左足が今のように回復する以前はなかったことなので、右足としては
準備が出来ていなかったようです。準備運動では動かしていましたが、これは静的動作でしかない。
動的動作では、素早い動きで左足はそこまで動いていなかった。それがある日突然動いた。
 よくあることです。本人としては、そういうふうにしたいと思っているが、出来ないでいた。
意識的にしていても、速さが違っていた。訓練していても、それが何時出来るようになるのか、
全く判らないのが、実情です。百回やったから出来る、千回やってもできない、全く判らないのです。
だから、出来るようになるまでやる、しかないのです。途中で止めるても、出来るようにはなりません。
やり始めると、出来るようになるまで、続けるしか、方法はないのです。
 あかちゃんは、手足バタバタなくしては、歩けるようにはなりません。
 だから、半身麻痺になってしまったら、手足バタバタから始める方法が一番だと思います。
コメント
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