お江戸・尾張・・・そして九州放浪記

2006年江戸へ、2012年3月に尾張へと単身赴任が続き2014年3月末で退社して九州に帰ってきました、放浪は続きます。

JRウォキング:高瀬裏川「花しょうぶ」と玉名の歴史・町並みを散策

2015年05月31日 | JRε =  ε =  ε = ヾ(;~o~)ノ
今日は恒例のJRウォキングに参加いたしました。

玉名駅を出発して13㎞4時間の一寸長距離となっています。

朝8時半から県内一斉清掃で家の前を最速で掃除をし9時前の電所に乗って玉名駅に10時半過ぎに着きました・・・さあ~頑張ろうo(`・д・´)o ウン!!




最初に着いたのは「繁根木八幡宮」です、応和元年(961)紀隆村(きのたかむら)が大野別府の総鎮守として京都の岩清水八幡宮から勧請(かんじょう)したと伝えられています。

二層造の楼門は江戸時代初期に建造されたもので、高さが12メートルもあり桃山様式の華麗な彫刻が見事です((;゜д゜))ス、スゲェ

次に着いたのは八百万の神の八重垣神社です・・・八重垣神社の名は日本全国にあるようです。

八重垣神社を出て川の土手に上がり直ぐに降りると標識があり、此処は西郷隆盛の弟である西郷小兵衛戦士の地碑でした・・・見る物何もないな~??




少し歩くと川に出ます、此処は高瀬舟の着場跡です、ボランティアの人が説明をしています・・・昔は米俵を石坂を転がして船に積み込んでいたようです。

川沿いを登っていると私の今日のメインである「高瀬裏川水際緑地公園」に着きました・・・此処の菖蒲が見たかったのです。

此処の川の両サイドには石が組まれていて川の流れに菖蒲が植えられています、途中には秋丸目鏡橋と高瀬眼鏡橋が掛かっています。

秋丸眼鏡橋は天保3年(1832)高瀬大橋より700メートル上流、菊池川本流より分かれた運河、裏川に架設されています。

阿蘇溶結凝灰岩でできていて、全長11.70メートル、幅員は樋門を含み6.45メートルあります。

水流量を調整する分流板を備え、樋門、敷石等の施設を付属させた石造橋で、技術的に優秀で、大変珍しい橋です。

高瀬眼鏡橋は高瀬裏川下流部にかかる2連アーチの石橋です。

嘉永元年(1848年)高瀬町奉行高瀬寿平らによって築造され、八代郡東陽村の名匠石工橋本勘五郎により架けられたといわれています。

高瀬町の玄関として、高瀬港への荷物の積み下ろしのために掘られた裏川に架かる大きな石橋で、上流側には石積みの水切りが設けられています。



公園の上流に来ると大きな音楽が聞こえてきます・・・「玉名温泉夢まつりYOSAKOI」が行われています・・・階段を上がって反対側に行かないと見えないのでスルーすることにしました。



公園の側には「高瀬蔵」があります・・・外は暑く中に入ると涼しく沢山の人が休憩を取っています。

高瀬蔵は、寄贈を受けた商家を改修・整備し、平成17年4月に多目的ホールと飲食施設からなる「まちの核施設」として開館し、ミニ・コンサートなど各種イベントが行われ、飲食店もあります。

次に着いたのは「願行寺」です、ここは貞和5年(1349年)に遊行五世安国上人が開基し、清浄光末寺のなかでも最上位に位置づけられました、また大同3年(808年)に紀貫之が建立したという寺伝もあります。

此処には豊臣秀吉から賜ったと伝えられる陣太鼓が二つあります・・・熊本土産の陣太鼓はここから命名されたのかな~

市役所などの立派な建物が並んでいる所に「歴史博物館こころぴあ」があります・・・建物に上がる通路が・・・

ここには河とともに発展した玉名をテーマとし、玉名市の成り立ちやその特性などを紹介する博物館です。
中には市を代表する装飾古墳の模型や舟形石棺、古墳から出土した貴重な遺物、唐船模型や高瀬港に日本で最初に陸揚げされた大砲のレプリカなどで、海外交易の港として繁栄した歴史を紹介されています・・・私には刀の同田貫宗が目を引きました。



玉名温泉街の中心にある立願寺公園は足湯があって、広場ではここでも「玉名温泉夢まつりYOSAKOI」が行われています・・・一休みして見物をすることにしました。

此処のヨサコイは鳴子の使用など規定はないのかな~・・・

次に着いたのは疋野神社です。

ここは創建年は不詳であるが、社伝によれば景行天皇の九州巡幸の際に祀られたということで、平安時代の「続日本後紀」には承和7年(840年)官社に列せられたとあるます。

熊本本県内において最も古い神社の一社で当時、この地方の豪族であった郡司日置氏(へきし)の守護神として崇拝されていたが、日置氏の没落後には衰退し、社殿の跡さえ不明になった。近世になり再興され、熊本藩主細川氏は厚い崇敬をよせたとのことです。




最後は蓮華院誕生寺です。

ここはここ玉名の地でお生まれの「皇円大菩薩」をおまつりする真言律宗の「九州別格本山」です。

皇円大菩薩様は「皇円上人様」のことで、1073年、斉院の長官藤原重兼公の長男として玉名市築地に誕生、祖父重房公は関白藤原道兼卿から四代目で、肥後の国司でした。

皇円上人様は浄土宗の御開祖法然上人のお師匠で、 幼くして比叡山で修行された皇円上人は学徳に秀で、日本三大歴史書の一つ『扶桑略記』を編述したそうです。

やっと今日のコースの見学場所がおわり、商店街を通り玉名駅まで帰ってきました・・・今日は暑さで疲れました・・・帰りの電車の中で飲むビールがとても美味しかったです・・・やめられません(・∀・)ウン!!


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