お江戸・尾張・・・そして九州放浪記

2006年江戸へ、2012年3月に尾張へと単身赴任が続き2014年3月末で退社して九州に帰ってきました、放浪は続きます。

呉大和ミュージアム

2015年11月22日 | 番外編
今日は朝から特養に母の見舞いに行き・・・時間があったので呉の大和ミュージアムに見学に行くことにしました。

駐車場から陸橋を渡り大和ミュージアムに入っていくと、左手に売店があり戦艦ヤマトのおみやげがうられていました。

中に入ると10分の一の戦艦大和の模型が迫力ある姿で迎えてくれます。



46㎝砲や艦橋・・・重厚な船体・・・こんな鉄の塊が・・・当時の技術力のすごさと戦争のむなしさを感じます。

展示場には設計図や当時の呉の状況、沈没した大和の部品を回収した物、大和と一緒に戦没した名簿などが展示されていました。

隣の大型資料展示場には特攻兵器「回天」、零式艦上戦闘機六二型、各種砲弾等が展示されています。

戦後には大和製造の技術を生かしブロック式の大型タンカーの製造に寄与した様ですが・・・造船業は衰退しています┐(´ー)┌ フッ

3階には操船シミュレーターのほか、波の性質を学べる実験水槽、科学の不思議を体験するサイエンスショーや工作教室などで子供たちが楽しく遊んでいます。

外に出るとレンガ造りの壁の側には戦艦「陸奥」の41㎝主砲身、スクリュー、主舵などの引揚品を展示しています。

向かいにある潜水艦と掃海を展示する呉海上自衛隊史料館です。

資料館の中には機雷や機雷の掃海の方法などが展示されています・・・戦後は日本の周りに沢山の機雷が在ったり、朝鮮から流れてきた機雷があったようです。

資料館の建物の接続してある鉄のクジラ館(潜水艦あきしお)に入っていくと潜水艦の中の生活や機械などがそのままに展示されていました。

見学を終えて解除自衛隊の脇を通り音戸に向かう途中にある「アレイからすこじま公園」に行きました。

ここからは海上自衛他の護衛艦や潜水艦がまじかに見ることができます。

道路向かいの煉瓦造の建物は旧呉海軍工廠電気部の建造物で、今は民間会社が倉庫として使用しています。

園内には煉瓦色のインターロッキングブロックがひかれ、旧海軍が使用した魚雷積載用クレーンがモニュメントとして置かれていました。

呉は造船と海上自衛隊の町で昔と同じ様であまり変わっていませんでした・・・ちょっと寂しい気持ちになります。