早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

rakuten

「狂い咲き」 花ならいいけど…!

2011年09月20日 03時13分40秒 | 読書







時節はずれに花が咲けば、

これを狂い咲きという。

出処を誤ったからである。

それでも花なら

まだ珍しくてよいけれど、

人間では処置がない。

進退を誤った人間は、

笑っただけですまされそうもない。

自分も傷つき、

人にも迷惑をかけるからである。

 「道をひらく」
    著 松下 幸之助
  
     








田んぼの稲穂が黄金色に輝き

収穫の時を迎えている。

今年春に植えた稲が

初秋にはもう結果を出すことに

何とも言えない、嫉妬を抱く。

花の苗が成長して綺麗な花を咲かせる。

我が身は生きて何を残すのだろう。

狂い咲きでもいいから、

人様の心を和ませるような

活躍をしてみたいものだ。

自分にもきっと何か

役目があるはずだと思うのだが、

気がつかないことが歯がゆくもある。

せめて、出処進退だけは

気をつけていきたいものだ。

    早起き鳥













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なまじっか目が見えるがため!

2011年09月19日 03時30分12秒 | 読書







めくらさんは目が見えないのに、

なかなかケガをしない。

むしろ目の見える人のほうが、

石につまずいたり、

ものに突き当たったりしてよくケガをする。

なまじっか目が見えるがために、

油断をするのである。

乱暴になるのである。

 「道をひらく」
    著 松下 幸之助
  
     








目の不自由な人は

慎重な中にも慎重に行動されるはず!

それに視覚以外の感覚が

研ぎすまれていると聞く。

昔、目隠しをして、

補助者に手を引いてもらって

しばらく補助者に任せて歩くという

体験演習をしたことがある。

補助者に対する信頼感に支えられて、

全く異次元の世界を体験した。

一番、特徴的だったのは嗅覚がすごかった。

そして風を感じる皮膚の

感覚が今でも忘れられない。

いかに健常者はいいかげんに

生きているのかがわかる。

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逆境 それは尊い試練

2011年09月18日 03時32分27秒 | 読書







逆境は尊い。

しかしまた順境も尊い。

要は逆境であれ、順境であれ、

その与えられた境涯に

素直に生きることである。

謙虚の心を忘れぬことである。

素直さを失ったとき、

逆境は卑屈を生み

順境は自惚れを生む。

 「道をひらく」
    著 松下 幸之助
  
     








逆境であれ、順境であれ

素直に生きるといっても

なかなかイメージが湧いてこない。

仮に今病気で苦しんでいたとして

素直にその病気を受け入れる。

というなんだろうか?

胃が死にそうに痛い時、

どうしようもない。

まずは胃痛の薬を飲まなければ…!

どうして自分だけこんな目に

と卑屈にならざるを得ない。

それが逆境なんだと思う。

でもそのときに、その原因を考えて、

日々の生活態度に問題があって

生活習慣を改めねばとの

気づきがあったとしたら、

それは卑屈から

抜け出られそうな気もする。

それが素直に

という事なのかもしれないけれど…。

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「左遷」を恐れないたたき上げ!

2011年09月17日 03時48分33秒 | 読書







自分は低い家格から登用されて

布衣以上の御役人に加えられ、

今現在、古い家柄を

誇る人々と同じ座に座り、

膝をならべて一人前のことを

しゃべっているのに、

自分の身の安全を考えて

言いたいことも言わないでいるのは

武士が戦いに出陣して命を惜しむ

のと同じことではないだろうか

 「人事の日本史」 
       著 遠山美都男 関幸彦 山本博文











役人に登用されて一番辛い事は

左遷の憂き目にあうこと、

そういうことが無いように、

つつがなく勤めるものである。

しかし低い身分でありながら

登用してくれたと、

将軍への忠誠心強く、

左遷を恐れず、

思う事を申し述べる勇気と覚悟、

まさに武士のかがみである。

こういう人に、

不正とか賄賂とかいう

暗い影などあるはずがない。

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大奥の「一ヒキ、二運、三女」

2011年09月16日 03時45分02秒 | 読書







大奥では昇進のためには

御年寄などの権力者の

ヒキが最も力があり、

昇進する役職が

空席になるなどの運がその次、

女(容姿)は将軍の目に留まらない場合は

女の世界だけに

それほどの重要性はなかった。

こういう言葉が残っていること自体に、

その出世競争の激しさがうかがえる。

 「人事の日本史」 
       著 遠山美都男 関幸彦 山本博文











大奥に務めるということは、

直接将軍や御台所に仕えることであり、

この時代にあっては

誇らしいことであると思う。

きっと仕事に充実感もあっただろうし、

やりがいもあったに違いない。

まして大奥での昇進という気持など

ほとんどなかったと思うが、

大奥に奉公に出す旗本の多くは

いろいろ、経済的にも困ってもいただろうし、

野心もあったにちがいない。

    早起き鳥















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