時節はずれに花が咲けば、
これを狂い咲きという。
出処を誤ったからである。
それでも花なら
まだ珍しくてよいけれど、
人間では処置がない。
進退を誤った人間は、
笑っただけですまされそうもない。
自分も傷つき、
人にも迷惑をかけるからである。
「道をひらく」
著 松下 幸之助
田んぼの稲穂が黄金色に輝き
収穫の時を迎えている。
今年春に植えた稲が
初秋にはもう結果を出すことに
何とも言えない、嫉妬を抱く。
花の苗が成長して綺麗な花を咲かせる。
我が身は生きて何を残すのだろう。
狂い咲きでもいいから、
人様の心を和ませるような
活躍をしてみたいものだ。
自分にもきっと何か
役目があるはずだと思うのだが、
気がつかないことが歯がゆくもある。
せめて、出処進退だけは
気をつけていきたいものだ。
早起き鳥
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めくらさんは目が見えないのに、
なかなかケガをしない。
むしろ目の見える人のほうが、
石につまずいたり、
ものに突き当たったりしてよくケガをする。
なまじっか目が見えるがために、
油断をするのである。
乱暴になるのである。
「道をひらく」
著 松下 幸之助
目の不自由な人は
慎重な中にも慎重に行動されるはず!
それに視覚以外の感覚が
研ぎすまれていると聞く。
昔、目隠しをして、
補助者に手を引いてもらって
しばらく補助者に任せて歩くという
体験演習をしたことがある。
補助者に対する信頼感に支えられて、
全く異次元の世界を体験した。
一番、特徴的だったのは嗅覚がすごかった。
そして風を感じる皮膚の
感覚が今でも忘れられない。
いかに健常者はいいかげんに
生きているのかがわかる。
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逆境は尊い。
しかしまた順境も尊い。
要は逆境であれ、順境であれ、
その与えられた境涯に
素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。
素直さを失ったとき、
逆境は卑屈を生み
順境は自惚れを生む。
「道をひらく」
著 松下 幸之助
逆境であれ、順境であれ
素直に生きるといっても
なかなかイメージが湧いてこない。
仮に今病気で苦しんでいたとして
素直にその病気を受け入れる。
というなんだろうか?
胃が死にそうに痛い時、
どうしようもない。
まずは胃痛の薬を飲まなければ…!
どうして自分だけこんな目に
と卑屈にならざるを得ない。
それが逆境なんだと思う。
でもそのときに、その原因を考えて、
日々の生活態度に問題があって
生活習慣を改めねばとの
気づきがあったとしたら、
それは卑屈から
抜け出られそうな気もする。
それが素直に
という事なのかもしれないけれど…。
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自分は低い家格から登用されて
布衣以上の御役人に加えられ、
今現在、古い家柄を
誇る人々と同じ座に座り、
膝をならべて一人前のことを
しゃべっているのに、
自分の身の安全を考えて
言いたいことも言わないでいるのは
武士が戦いに出陣して命を惜しむ
のと同じことではないだろうか
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
役人に登用されて一番辛い事は
左遷の憂き目にあうこと、
そういうことが無いように、
つつがなく勤めるものである。
しかし低い身分でありながら
登用してくれたと、
将軍への忠誠心強く、
左遷を恐れず、
思う事を申し述べる勇気と覚悟、
まさに武士のかがみである。
こういう人に、
不正とか賄賂とかいう
暗い影などあるはずがない。
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大奥では昇進のためには
御年寄などの権力者の
ヒキが最も力があり、
昇進する役職が
空席になるなどの運がその次、
女(容姿)は将軍の目に留まらない場合は
女の世界だけに
それほどの重要性はなかった。
こういう言葉が残っていること自体に、
その出世競争の激しさがうかがえる。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
大奥に務めるということは、
直接将軍や御台所に仕えることであり、
この時代にあっては
誇らしいことであると思う。
きっと仕事に充実感もあっただろうし、
やりがいもあったに違いない。
まして大奥での昇進という気持など
ほとんどなかったと思うが、
大奥に奉公に出す旗本の多くは
いろいろ、経済的にも困ってもいただろうし、
野心もあったにちがいない。
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