今の時代でも、
パソコンはおろかワープロも使えず、
新しい仕事のやり方を学ぼうともせず、
過去の実績だけを自慢にしている
彦左衛門のような中高年の
サラリーマンがいるかもしれない。
しかし、新しい時代についていけないと、
組織内では使えない人物という
評価になってしまうのである。
「人事の日本史」
著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
彦左衛門といえば、
「天下のご意見番」として
幕府に自由にもののいえる
立場にあった大久保彦左衛門
彼の事は名前を知っている程度で
よく知っている訳ではないが、
一世を風靡した時が過ぎ、
平和な時代となり、
江戸に諸大名が屋敷を持ち、
江戸城で多くの儀式が行われるようになると、
また新しい価値観が生まれ、
時流に乗れない者は冷遇されることになる。
彦左衛門といえども、
過去の武功だけを誇りにし、頑固一徹
ひとに合わせようとしなくなるのも世の常
新しい時代についていけなくても
それでいいと思うけれど、
世をすねて、陰々滅々と過ごしたくはない。
早起き鳥
NPO法人読書普及協会創立8周年記念イベントのおしらせ!
何もない名所、
「一乗谷」の福井市で開催される、
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ひょっとして、おもしろいかも…!
早起き鳥
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