昇進を重ね、権力を持つためには
能力だけではダメである。
なまじ有能だと、
周囲の評判ほどには昇進できない。
同僚や先輩の嫉妬を呼び、
足を引っ張られてしまうからである。
それを回避するためには、
時の権力者の信任を得、
そのものの背景に
自分の身を守る必要がある。
勘定奉行、荻原重秀は
そういう駆け引きを上手くやるだけの
政治的センスをもっていた。
「人事の日本史」 著 遠山美都男 関幸彦 山本博文
いつの世も目指す目標は昇進、昇進を重ねて、権力を持つ
確かにそういう生き方も意味がある。
常に先頭を走るエリートも
いつか味わう挫折、や劣等感、
宮仕えにとって、
肩書きほど魅力的なものはないけれど、
定年までもうすぐ、そんな年になると、
仕事をさせてもらっているだけで
十分幸せだと思えるようになった。
昇進は若い人に譲り、
自分はその若い人を影で支える
そして穏やかに楽しく仕事をして、
晴れて定年退職を迎えたい。
早起き鳥
ＮＰＯ法人読書普及協会創立８周年記念イベントのおしらせ！何もない名所、
「一乗谷」の福井市で開催される、
ＮＰＯ法人読書普及協会創立８周年記念イベントひょっとして、おもしろいかも…！
早起き鳥
人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。
◆◆現在 ９位◆◆