早起き鳥 

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トランプ大統領の外交姿勢

2018年01月23日 03時50分24秒 | 読書





 トランプは基本的に外交政策を

善悪の価値観の視点から論じている。

しかし彼が他の共和党の候補とも

異なってきわめてユニークなのは

アメリカが直面している財政的限界を

ハッキリと認識していることである。

つまりアメリカは、

善なる力を広める為に努力しなければならないが、

その力には限界がある。


より具体的に言うならば、

現在のアメリカ連邦政府に無制限に

国防費を使うと言う贅沢は許されない。

アメリカの財政は慢性的に赤字であり、

アメリカの外交政策・国防政策は

この財政的限界によって強い制約を受けている。


このことをトランプは明確に認識している。

そこで、アメリカ外交の目的を

限定的なものにして、

世界中どこでも武力干渉を行う

と言うようなことは控えなければならないと考える。



   「最強兵器としての地政学」

               藤井 厳喜 著




     








 「アメリカファースト」

そう主張するトランプ大統領

「無い袖は振れぬ!」と言うことだろうか・・・

今更そんなことを言われても・・・


オバマ前大統領が断言した

「アメリカは最早、世界の警察でない」

トランプも同様に

現実の財政的限界を認識しているようだ

つまり正義の戦いは推し進めるが

それを無制限に行うだけの財政的余裕はもはや

現在のアメリカにはないと言うことなのだろう


ならば北朝鮮がアメリカ本土に

ミサイルをぶち込んだら

アメリカは速やかに

平壌を破壊する報復に出るだろう

だから北朝鮮も

そんなバカなことをするはずはないだろう


でも日本本土にミサイルをぶち込んだとすれば

どうなるのか

トランプ政権はその場合

たとえ安保条約があったにせよ、

報復はしないと言うことかもしれない

自国の防衛は

自国でするのが当然と言っているようなもの・・・


自民党安倍政権がどうのという前に

我々国民がどう考えるのか?問われている気がする

未だ解決の糸口さえ見えない拉致問題

押し寄せる朝鮮半島、チャイナからの脅威

武装しないまでも毅然とした行動をとり

憲法改正の国民投票

そのタイムテーブルを世界に示すことが

今年一番の課題だと思う


とは言え、日本有事の際に

アメリカが報復せずに見過ごすなどあり得ない

ましてトランプの本音はやはり強い国アメリカ

覇権国家の威信を潰すようなことはないと見る



       早起き鳥




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