日本のアジア大陸に対する位置は
イギリスのヨーロッパ大陸に対する位置に酷似している。
しかし、前述した自然条件に加え、
文明論的にも日英両国は異なった条件下にある。
それは日本が大陸国家
(ランド・パワー)のチャイナに対して、
独自の文明圏を構成してきたことだ。
これに比して、イギリスはヨーロッパ文明の一部である。
この点が決定的な相違点である。
昔から日本は、
大陸の文明に大きな影響を受けつつも、
それへの強い対抗意識のもとに、
国家をつくり発展させてきた。
これに対して、近代ヨーロッパ文明は
古代ローマ文明の影響のもとに
むしろその正統な継承者として発展をとげてきた。
そして20世紀、アメリカをのぞけば、
日本とヨーロッパのみが
内発的な近代社会を築き上げることができた
それは決して偶然ではない。
日本とヨーロッパはその歴史を丹念に検証すれば、
ユーラシア大陸の両端にありながら並行進化を遂げ、
その過程で類似性の封建社会を形成し、
それが近代的自由と秩序への揺籃となったのである。
「最強兵器としての地政学」
藤井 厳喜 著
地政学とはなんと面白い学問だろう
イギリスと日本、ともに王国と皇国、
元首がともに脈々と血筋を受け継ぎ
もっとも、イギリスでのローヤルファミリーは
あまり国民には人気がなさそうであるが
日本の皇室はあまりにも気高く、目にするだけで
有り難さで涙するのは僕だけではないだろう
その平成の時代も過ぎ去ろうとしている
ところでイギリスといっても正式にはUK
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国である
イギリスという国は存在しない
そのことからしても日本国は実に誇り高い皇国
過去の大戦において
連合国が無条件降伏を強行しなければ
あれだけ多くの血を流すことはなかったのではないかと
歴史の悲劇を痛感する
悪徳極まりない日本国民との
レッテルを貼られてしまった我が国ではあるが
結果として皇国としての維持が受け継がれていることを
ありがたい気持ちでいっぱいである
さて、シーパワーである日本、
島国根性と言われそうだが、
このアジアにおいてシーパワー国家は我が国だけではない
お隣の台湾、そしてフィリピンやインドネシア、
一致協力して、大陸ランドパワーの
非道な侵略行為に屈することなく
協調していきたいものだ
早起き鳥
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