早起き鳥 

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マイホーム「賃貸」と「所有」どっちが得

2017年12月20日 04時28分59秒 | 読書





 不動産営業マンの定番のセールストークに

「賃貸より買ったほうが絶対得ですよ」がある。

賃貸で払ったお金は全て大家の懐に入る。

それに対して住宅ローンを返済し終われば、

土地マンションは自分のものだ。

おまけに今は超低金利だから、

賃料よりもローンの返済額の方がずっと安い・・・。

この理屈は直感的にわかりやすく、

反論の余地はなさそうだ。


しかしこれまで、何度も繰り返したように、

「直感的に正しそうな話こそが最も疑わしい」

というのが資産運用の基本だ。

まず、賃貸と所有でどちらかが絶対に得だ、

などということは市場経済ではあり得ない。



   「臆病者のための億万長者入門」
               橘   玲 著




     








 サラリーマンの夢「マイホーム」

そんな夢を持つのは僕の世代以前の価値観

僕より若い世代では夢にはならないだろう

さらにもっと若いサラリーマンにとっては

なんの価値もないだろう

よほどの豊かな人でない限り、

マイホームを持ちたい

などという発想にはならないかもしれない


家は賃貸して住むもの

というのが今の若い世代の一般常識だろう

でも不動産投資という選択肢があるとすれば

それはマイホームではなく

定期的な賃貸料を得るためのマンション投資

子供が生まれたら、その子供のために

借金をして土地柄の良い古い物件を購入して

マンションのオーナーになるのも悪くはない

などと考えたこともある

でもわざわざ、またストレスを抱えることもないだろうと

結局は躊躇せず、手を出さなかった


若い時に手にしたマイホーム

定年退職するまでにローンの返済完了

この目標は達成することができ、

今この歳になると、いかなるローンもするまいと

心に固く誓っている


住む家は損得を考える前に

賃貸が今の僕にはあっている

これからのことを考えれば

「一箇所に死ぬまで」というのも現実的でない

雪が降れば暖かいところに住みたいし、

暑い夏には涼しいところに住みたい

それに故郷の大都会での暮らしも郷愁をおぼえる


所有と賃貸との損得比較そのものがナンセンス

そんな気がしてならない



       早起き鳥




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