星、月、山、川、人間など、
あらゆる実在というものは
本当に実在するのか。
朱子学にいわせると
天地万物(実在)は
ちゃんと客観的に存在する。
が、継之助の陽明学では、
そうは見ない。
それらの天地万物は
人間であるオノレが
そのような目で見、
心に感応しているから
そのように存在しているので、
実際にはそんなものはない。
「峠」 著 司馬 遼太郎
この朱子学と陽明学との
考え方の違い、
なかなか理解できない。
実在する天地万物を人間が認識して
受け入れているかどうかは疑問である。
道ばたに咲く
一輪の花など気にもとめないし、
夜空の星々など、
全く眼中に無い事が多い!
自然、天地万物を愛でる心だけは
持っていたいものだ。
そして朱子学だ陽明学だというまえに
物事がよく見えるこころを
つねに曇らせずに
保っておきたいものだ!
早起き鳥
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