王陽明とは、明の学者である。
若い頃は放免無頼で、任侠道におぼれたり、
武術に熱中しすぎたり、詩に惑溺したり
神仙や仏法に熱中したりしたが、
結局は儒教にゆきつき、
独自の学派をひらいた。
知識は行動と一つでなければならい
とする一見激越な思想で
陽明自身、官吏、政治家、軍人
という遍歴のなかで
身をもってその思想を体現した。
継之助は早くからこの王陽明を敬慕しているが、
この十七のときの奇行は
発奮して陽明のあとを
たどろうとした誓いだったのあろう…!
「峠」 著 司馬 遼太郎
越後長岡が生んだ河合継之助
司馬遼太郎の大作「峠」上下巻
この作品、私とっては、
大切な陽明学の教科書
沢山ついている附箋
そして気になることろに
引いた蛍光マーカー
今まさに青春まっただ中
十七歳の継之助
彼の生き様をネタに
陽明学を学んでみよう。
早起き鳥
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