野生のゾウは一日に
約二百五十キロの草を食べるそうです。
そして、それを探して食べるために
ほとんど一日中を費やすのです。
これは他の野生動物にも当てはまることで、
彼らは食を得るために
非常に多くの時間をかけるのです。
ところが、小さなペレットが与えられ、
食事はあっというまに終わってしまいます。
持てあました時間を
彼らはどうすることもできず、
ただ意味もなくウロウロしているのです。
「盛運の気」 無能 唱元
動物園のたとえ話、
これはまさに自分たち人間のことかもしれない!
ドッグフード、キャットフードのペレット餌、
栄養価が高く、病気などしない、
摂取する栄養素になんの問題もない。
自分たち人間の食生活に
ペレットフードはないけれど、
カップ麺とかコンビニの100円菓子類など
そしてファーストフードの常食は
ペレットのような栄養価値は望めなく、
食の安心安全には数値データだけは
クリアしているが、
食文化という点では
ペレット以上に問題があるように思う。
一日汗を流して仕事をして
それから食べる一汁一菜とご飯の日本食、
慎ましやかで和やかな団らん、
一日の出来事の会話に話が弾む。
一時間ほどかけて食事、
今日は給料日だとお刺身が一品増えて
家族は大喜び!
そんな食文化はどこへ消えたのか?
早起き鳥
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