ちょうど鏡のようなもの
だと言われたそうです。
鏡の中には本来何もありません。
何もないから、
物がくれば写ります。
物が去れば消えます。
あとにはなにも残らないのです。
しかし、物が映ったからといって、
鏡の中に生じたものはなかったわけで、
また物が去ったからといっても、
鏡の中に滅していったものはないわけです。
これが般若心経の中にある。
「不生不滅」
という言葉にあたるものです。
「盛運の気」 無能 唱元
鏡に物が映るというのが
不思議に思った子供の頃。
猫が鏡に映る自分の姿に
興味津々なように
自分も全く同じ気持ちだった。
でもそれは自分の虚像でしかない。
右左逆である自分を見ているわけで
人が自分を見る姿ではない。
なにか、わかったような
わからないことを考えてみても、
鏡というものに何ら関係がない。
物を映す鏡、
鏡に映る自分が嫌いな人だとしたら
その人は鏡をもたないだろう人!
でも鏡に映る自分の姿は右左逆で虚像なのだから
鏡が嫌いなどという感情も無意味かも…!
などと今日は
訳のわからぬことを考えてしまった。
早起き鳥
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