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2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

マルレ司教様来日)2016年9月8-12日の聖伝のミサの報告:聖ピオ十世会 SSPX JAPAN Latin Traditional Mass

2016年09月16日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど
アヴェ・マリア・インマクラータ!

愛する兄弟姉妹の皆様、

9月10日は大阪で4名の兄弟姉妹の方々(男性3名、女性1名)が、9月11日には東京で15名の方々(男性5名、女性10名)が、カトリック聖伝のやり方によって、ティシエ・ド・マルレ司教様から堅振の秘蹟を受けることが出来ました。天主様に感謝します。

堅振の儀式の時には、大阪では23名の方々が、東京では63名の方々が聖伝のミサに与ることが出来ました。東京で聖伝のミサに参加された方の新記録が作られました。大阪では、毎晩、終課を多くの方々と一緒に歌い、東京では主日に多くの方々と晩課を捧げることが出来て大変うれしく思いました。

聖伝のミサでは司祭は祭壇の方を向いています。新しい蜜蝋のローソクの良い香りと、祭壇に飾られた花々の芳しい香りと、堅振の聖香油の言葉に出来ない良い香りとで、五感によって、天主の聖徳の香りに魅惑されるような感じでした。

堅振の秘蹟によって霊的な刻印が霊魂に刻まれます。この刻印は、消すことのできず、地獄へ行っても消えません。従って、この刻印を受けていながらも審判によって地獄へ行くと決まってしまった場合、より大きな恥辱を受けることになります。堅振の刻印を受けて天国へ行くと、イエズス・キリストの軍人として、より名誉ある天の高い場所に上げられるということなので、もし地獄へ行った場合は反対のことが起きてしまいます。主よ、憐れみ給え!

さて、今回は、司教様の初めての来日ですから、京都の元和の殉教の地、鴨川のほとりや戻り橋を一緒に巡礼しました。東京では札の辻にも巡礼に行きました。

日本のキリシタン殉教史において「大殉教」は3つあるとされています。一つは、「京都における元和の大殉教」(1619年)、もう一つは、長崎における元和の大殉教(1622年)です。更に「江戸の大殉教」(1623年)です。殉教者の数は、京都の大殉教が52名、長崎が55名、江戸は50名でした。

京都における元和の大殉教は、1619年10月6日、鴨川の六条から七条の間で、将軍秀忠の命令によって、52人の信者が火炙りで殉教したことです。うち11人は子供でした。

長崎における元和の大殉教は、1622年9月10日、鈴田牢から引き出された25人と、長崎市内からの30人との55人の西坂での殉教でした。修道者は全員火焙り、その他は斬首刑を受けました。ただし修道者でしたがジョアン中国は、火あぶりの柱が一つ足らなかったので、斬首刑を受けました。元和の殉教は、レオン・パジェによると「殉教者の総数が多かった上に、彼等の素質も優秀であった」ので、大殉教と言われています。その中には、イエズス会の福者カルロ・スピノラ神父、同じくイエズス会のセバスチアノ木村神父、ドミニコ会のフランシスコ・モラレス神父、アルフォンゾ・デ・メナ神父、ヨゼフ・デ・ヒアチント神父、ヒアチント・オルファネ神父、アンジェロ・オルスチ神父などがいます。

江戸の大殉教は、札の辻で、1623年12月4日、イエズス会のデ・アンジェリス神父、フランシスコ会のガルベス神父、ジョアン原主水をはじめとする50人が火刑によって殉教しました。

ティシエ・ド・マルレ司教様の捧げられた聖母の御誕生のミサ、聖ピオ十世教皇の随意ミサ、9月10日の205福者のミサや堅振式に与ることができたことを天主様に感謝します。今回、司教様と一緒に、日本の三つの大殉教を記念した感じがします。

司教様の近くにいることが出来て、司教様の御忍耐や柔和、信心から多くのことを学びました。司教様が東京で月曜日の朝のミサの後で、私たちを祝福して下さり、最後に Ave Immaculata! とおっしゃってお別れの言葉とされたことが印象に残りました。

ティシエ・ド・マルレ司教様は、今回のロザリオの十字軍でたくさん祈るようにと励ました下さいました。愛する兄弟姉妹の皆様からのご報告をお待ちしております。

ところで、10月の予定ですが、大阪での10月14日と15日のミサだけが、司祭黙想会のためにキャンセルになってしまいました。どうぞ、ご了承ください。

11月1日と2日には、聖ピオ十世会の総長第一補佐であるフルーガー神父様が来日され、東京でミサを捧げて下さいます。11月1日は諸聖人の大祝日であり、同時に聖ピオ十世会がカトリック教会によって公式に創立認可された誕生日(満46年)でもあります。愛する兄弟姉妹の皆様をミサにご招待いたします。

それでは、いくつかのご報告をご紹介いたします。

天主様の祝福が豊かにありますように!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)


【報告】【大阪】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

この度も大阪での大きなミッションを、ありがとうございました。
素晴らしい司教様をお迎え出来て、多くの信徒が感動し、マルレ司教様のファンになりました。
ご高齢の司教様、そして小野田神父様にはとてつもない大きな犠牲を伴ってのこの度のミッションであられると思いますが、
マリア様が神父様に特別の御恵みをお与え下さいますように!

本当に大きな御恵みをありがとうございました。
私達の受けた大きなお恵みを丸ごとマリア様にお捧げして、マリア様のお好きなように救霊のためにお使い頂きます!!


【報告】【大阪】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

ティシエ・ド・マルレ司教様ご来日のミサの報告をお送りいたします。
9月8日(木)童貞聖マリアの御誕生のミサには、15名が、
9月9日(金)聖ピオ十世の随意ミサには15名が、
9月10日(土)日本の二百五福者殉教者のミサには23名が御ミサにあずかるお恵みを頂きました。デオ・グラチアス!

各日とも小野田神父様の読誦ミサと、マルレ司教様の歌ミサがあり、ほとんど全ての方々が毎日二つの御ミサに与られていました。
10日には4名の方々の堅振式がありました。
バルサム油の香りの漂う小さなお聖堂の中で、荘厳に行われた堅振式に与り、すでに堅振を受けている私もキリストの兵士としての自覚を新たにする事が出来ました。

ティシエ・ド・マルレ司教様は、柔和で、穏やかで、謙虚で、威厳があって、素晴らしい司教様だと思いました。お忙しくで世界中を飛び回っておられる中、スケジュールの調整をして頂いて来日して下さり、心から感謝いたします。
司教様がお聖堂に入られるといつもより、ぐっと緊張感が増し、厳格な雰囲気がありました。
司教様のお説教では、その力強さと、説得力、有無を言わさない論理的なお話に引き込まれてしまいました。
聖ピオ十世教皇様のマリア様に関する回勅の中で宣言された、マリア様の無原罪の御宿り、十字架のもとでの共贖、すべての恵みの仲介者というマリア様の最大の栄誉を守るため、血を流す覚悟でマリア様のために働くことを決意しました。
また、マリア様を大変お愛ししておられる司教様に、いたく感動しました。

小野田神父様には、司教様の通訳を始め、ご来日の準備やそのた色々な雑務まで通常のミッションに加えてお忙しかったと思います。
この場をお借りして、小野田神父様にも御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。


【報告】【大阪】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

この度は、9月8・9・10日とティシエ・ド・マルレ司教様と御一緒にお越し下さりありがとうございました!!m(_ _)m本当に御恵みの3日間でした!!
9月8日のマリア様の御誕生の祝日に、小野田神父様の読誦ミサとマルレ司教様の歌ミサの2つのミサに与ることができ、また司教様と一緒に終課も唱えさせて頂く事ができ、とても嬉しかったです!
9月9日も聖ピオ十世教皇様の随意ミサを捧げて下さり、同じように2つの御ミサに与ることができ、また終課も御一緒に唱えさせて頂く事ができ、そしてその後、司教様と会食パーティーもさせて頂き、幸せな一時を過ごさせて頂きました☆司教様は召し上がれる物が限られていたと思うのですが、いつも素晴らしく準備して下さるヨゼフさんご一家には本当に感謝致しますm(_ _)m
8日には司教様は少しお疲れなのではと心配だったのですが、9日には休まれてお元気になられたようで良かったです!(o^^o)

そして10日には堅振式があり、新たに4名の方がキリストの兵士として誕生されました!デオ・グラチアス!
そしてこの日は日本二百五福殉教者の祝日ということで、日本の聖なる殉教者の方々もこの日堅振を受けた方々に、司教様が御説教で仰っていた「剛毅」の賜を特に取り次いで下さったような気が致します!
この日も同じように2つの御ミサに与ることができ、その後のマルレ司教様による、ルフェーブル大司教様と聖ピオ十世会についての御講話も、聖ピオ十世会創立時の初期神学生であるティシェ・ド・マルレ司教様だからこそ御存知のルフェーブル大司教様に関するお話もたくさんお聞きすることができて、とても貴重な時間を過ごさせて頂きました!デオ・グラチアス!

ティシェ・ド・マルレ司教様は本当に柔和な方で、御説教の一文一文を仰った後によくニッコリと微笑んで下さって、とても幸せな気持ちになりました(*^_^*)マリア様の御誕生日の祝日に仰って下さった御説教で、マリア様の特権、マリア様が無原罪の御宿りであること、マリア様が共贖者であること、マリア様が全ての恵みの仲介者である事、私たちはこのマリア様の特権を守る為なら血を流しましょう、マリア様の使徒となりましょう、という内容を仰った部分が心に残りました。

このような素晴らしい司教様を残して下さったルフェーブル大司教様、そのように導いて下さったイエズス様、マリア様、ヨゼフ様、そしてこの度日本にいらして下さったティシェ・ド・マルレ司教様、そしてそのように準備をして下さった小野田神父様に心から感謝致します!!

デオ・グラチアス!


【報告】【大阪】
+Ave Maria! Immaculata!

マルレ司教様とのミッションを本当にありがとうございました!
司教様の威厳とともに柔和なお姿に、大阪も東京もノックアウトされてしまいました。
堅振式で「Veni Creator Spiritus」を歌い終わって、祭壇前の司教椅子におかけになって、両手を膝のうえに揃えて、
周りの準備が整うのを少しだけお待ちになった時に、司教様はずっと微笑んでおられました。
あたかも、聖霊がキリストの新しい兵士たちを喜んで迎えようとされているかのように、天の喜びを司教様の微笑みに感じ取りました。
お説教や霊的講話でも、常に微笑んでおられ、聞いている信徒たちも、皆が微笑みながら、天的な喜びとともに拝聴しておりました。
信徒は皆、マルレ司教様の大ファンになってしまいました。司教様に対しては、少し失礼な表現かもしれませんが(^_^;)
マルレ司教様が来日してくださいましたことを、
天主様に感謝、インマクラータに感謝、聖ヨゼフに感謝、
小野田神父様に感謝申し上げます。
年中、過酷なミッションで世界を飛び回ってくださるマルレ司教様に心から感謝申し上げます。


【報告】【大阪】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

聖十字架称讃の祝日おめでとうございます!

ブログのトップ写真がこの間のティシエ・ド・マルレ司教様の御ミサの時の写真になっていますね!

秘跡の質料と形相は、イエズス様が決められた、教皇様でも変えることができないものであって、しかしそれが変えられしまっているのですね!

堅振の質料が祝別された「オリーブ油」である理由も、オリーブ油には「成人に達した霊的強さを持つために、聖霊の充満が与えられる」という意味が込められていて、オリーブの木が常緑であることが聖霊が私たちを回復させ、憐れみ深いはたらきをすることを意味すること、オリーブ油こそが、oleum(←これは油という意味ですね?) という名前で呼ばれているからだということが分かりました!ありがとうございます!(^O^)/

10月の司祭黙想会の為にお祈りさせて頂きます!マリア様はこの分の御恵みを必ず下さると思います!(*^O^*)/

私たちも聖ピオ十世教皇様が回勅で仰ったように、イエズス様の聖なる十字架の贖いの功徳を、贖いの伴侶として、それに相応しい功徳を受けたマリア様を通して、ファチマ100周年を準備する為のロザリオの十字軍で祈りと犠牲をお捧げすることができますように!そしてそれによって全世界がイエズス様に於いて復興されますように!

ティシエ・ド・マルレ司教様も、小野田神父様が9月3日の御説教で仰って下さった事と全く同じ事を、「イエズス様は完全な正義によって贖いの功徳を得たけれども、マリア様もその相応しさによってイエズス様と共に贖いの功徳を得た」という事を仰っておられます。

例え、今まで日本にいらっしゃった事がない司教様であっても、住んでいる所がヨーロッパやアメリカやアジアというかけ離れた所であっても、聖ピオ十世会の聖職者の方々は、本当に全く同じはっきりとした聖伝の教義、信仰、神学を保って教えて下さっているのだなと実感しました。少しでも多くの方々が、この聖ピオ十世会が保って下さっている聖伝の宝に導かれますように!

マリア様が御悲しみによってイエズス様と共に得て下さった贖いの功徳を、マリア様の使徒として、祈りと犠牲によってお捧げし、多くの霊魂を救うことができますように!

デオ・グラチアス!


【報告】【東京】
Dear Fr Onoda:

今日の東京でのミサの参列者数は下記の通りです。東京のミサの参列者はこれまでで一番多かったのではないでしょうか?

ミサの参列者数
男: 24人(内、子供3人)
女: 39人(内、子供6人)
計: 63人(内、子供9人)

ティシエ司教の講話の参加者数
男: 10人(内、子供0人)
女: 18人(内、子供1人)
計: 28人(内、子供1人)

晩課の参加者数
男: 3人(内、子供0人)
女: 14人(内、子供0人)
計: 17人(内、子供0人)



【報告】【東京】
アヴェマリア インマクラータ!

トマス小野田神父様

昨日は堅振の秘蹟に与らせていただき、ありがとうございました。司教様、小野田神父様に感謝いたします。
私の霊魂が、小躍りしているのを感じます。
これからは、家族の受洗を聖母マリア様のお力をお借りして、1日も早く、実現させたいと思います。
お祈りお願いいたします。

天主様の祝福が豊かにありますように!

デオ グラシアス!


【報告】【東京】
+ Ave Maria Immaculata!

この度は条件付き堅振の秘蹟をベルナール・ティシェ・ドゥ・マルレ司教様より受けるお恵みをいただき、主と聖母の特別な御憐れみと御計らいを感じ、心より感謝しています。
改めてキリストの兵士とならせていただいたことにはとても大きな意味があると思いました。無原罪の聖母の騎士として、私たちはマリア様とともにサタンの誤謬や惑わしと戦っています。この大切な時に力を結集するために聖霊によって力づけられたと考えることもできるのではないでしょうか。一層天主様の光栄と救霊のために働くことができます。

ようやく2度目のグレゴリオ聖歌の練習に参加してみて、大変有益でした。細かい注意点を教えていただけますし、皆さんと一緒に何度も部分的にも全体的にも練習することはもっとよい上達への道であると思いました。 

ティシェ司教様もトマス小野田神父様も犠牲をなさってしまうことが多いと思います。しかしお体には気をつけていただきたいです。


【報告】【東京】
十アヴェ・マリア・インマクラータ!

小野田神父様
おかげさまで堅振の秘蹟を受けることができました。ありがとうございました。
私は5~6年前からきちんと勉強して正式の堅振というものを受けたいという願いを持つようになりましたが、その堅振を聖ピオ十世会で受けることになるとは思ったこともありませんでした。ベルナール・ティシエ・ド・マルレ司教さまは 慈しみ深い微笑みで優雅な佇まいの聖なる聖職者でした。このような素晴らしい司教様から 堅振の秘蹟を受けることができたことをとてもうれしく思います。 挫けながらも、堅振のための公教要理にもなんとか少し出席できました。準備が不足していること、祈りが不十分だったこと、何かずっと攻撃を受けているようで落ち着かなく苦しかったということがあり、不安定な状態の私だったにもかかわらず、堅振の秘蹟を授けてくださったことを天主様に感謝します。

15人ものたくさんの信者さんとこの堅振の恵みをいただくことができたことをマリア様に感謝いたします。小野田神父様、お祈りいただきましてありがとうございます。

ティシエ・ド・マルレ司教様の講話は司教様がルフェーブル大司教さまと出会う時からのお話で、胸にすっと入ってくるものでした。わかりやすいお話で いまの教皇様と聖ピオ十世会との関係も率直に話してくださいました。「無原罪のマリア様に信頼して私たちが従うべき道を示してくださるように、天主様のみ旨が何かをはっきり示してくださるようにお祈りしましょう」との言葉で講話を終えられまして、ロザリオ十字軍を祈る意味をよく理解できたように思います。

私が洗礼を受けた時は、ノブスオルドのミサ 対面式で跪くことのない日本語による典礼で 聖体拝領は手で受けるものでした。このようなミサしか与ったことのない私が、小野田神父様の捧げる聖伝のミサに与り、堅振の秘蹟を受けることになるとは不思議なことに思います。この昔から伝わる本物のカトリック信仰を持つ司祭の捧げられるミサに与るところまでたどり着くのは とても大変な長い道程でしたが、マリア様の御助けがありました。

小野田神父様は私に堅振の証明書を手渡してくださったときに、「これでキリストの兵士になったね」とおっしゃられました。堅振の秘蹟は自分のためではなく、キリストの兵士となるためにいただくものと教えられましたが、そして堅振式の直前には天主様にもその決意を申し上げたのですが、いざ堅振を受けて神父様にそのように言って頂いた時 「エエッ―!!」 とおもわず思う私でした。
今日、御悲しみの聖母の記念日に霊的読書の中で マリア様に呼びかけられました。

「イエズスは御父からお受けした使命を遂行するにあたり、使徒とその相続者に協力を要求なさいました。私も、これと同じように、私に委託された使命を遂行するために、協力者と兵士を求めているのです。・・・あなたは、わたしの使徒的役割を理解しました。それなら、私の兵士になってくれますか。私を助けて、私の子どもたちを、サタンの手から奪いとり、彼らをイエズスのみもとに、連れもどしてくれますか。私に約束されている勝利を、分かち合おうと思いませんか。」
マリア様は その本「わが理想 マリアのおん子イエス」の中で このようにお話しくださいました。
かかとで敵を踏みつけるマリア様に信頼して祈り、小さな犠牲を捧げることが 兵士に命じられた者の仕事と思います。堅振の秘蹟をありがとうございました。


【報告】【東京】
アヴェ・マリア・インマクラータ!

+聖十字架称賛の祝日、おめでとうございます!!

日本でのミッション、本当にありがとうございました。
はるばるアメリカから、私たちのためにおいで下さったティシエ・ド・マルレ司教様に心から感謝いたします。

御ミサと堅振式の感想をお送りいたします。

堅振式の訓話では、ディオクレティアヌス帝の治世、ローマの殉教者である聖セバスチアノの話をしていたただきました。聖セバスチアのは皇帝の近衛兵で、妻子もありました。当時のローマは皇帝を神のように崇拝していましたが、しかし、セバスチアノはイエズス・キリストを信じ皇帝の前で公にカトリック教徒であることを宣言し、ついに殺されることになりました。セバスチアノは木に括り付けられ、兵士達に一斉に矢を浴びせられました。見物人も兵士達も皇帝もセバスチアノは死んだと思いそこから立ち去りました。その後、敬虔な女性がそこを通りかかります、するとセバスチアノには息があったのです、女性はセバスチアノを家に連れ帰り看病しました。セバスチアノは奇跡的に1週間で全快しました。
全快したセバスチアノはどうしたでしょうか、彼は妻子を連れて逃げることもできました。しかし、セバスチアノはそうはせず、再びカトリック信仰を宣言するために皇帝の前に立ったのでした。そこで皇帝は、今度はセバスチアノを鞭打ちの刑にするように命じ、そしてセバスチアノはイエズス様と同じように身体に鞭を受け聖なる死を遂げました。
司教様は、ここに特に剛毅の徳があるとお話しになり、私たちも困難な時代を生きているがカトリック信仰を宣言する勇気を持つように、と教えてくださいました。特に日本には過去の困難な時代にあってカトリック信仰を守り、宣言し、そして殉教していった多くの先人たち、日本の尊き殉教者がいらっしゃることを思い起こさせてくださり、私たちもそれに恥じない子孫であるようにと諭してくださいました。

司教様のお話は感動的なものでした。世間を少し眺めるだけでも私たちはいかに救霊を達成することが難しく、また、信仰を守るにあって本当に難しい時代を生きねばならないのかを痛感します。その中にありながら、私たちには信仰において偉大な祖先をもっているということを理解させてくださったからです。またこの堅振の日にあたり、その祖先たちが、聖霊の浄配であるマリア様へどれほど深い信仰と希望と愛とをもっていらっしゃったかを考えたからです。堅振の秘蹟が授けられたことを感謝すると共に、秘蹟で七つの賜物を与えて下さる聖霊の浄配であり、天主様の恵みの分配者であり、御子イエズス様のお母様である天の元后、準備を万全に整えた天の軍隊の指揮官であるマリア様の存在の大きさと尊さを感じました。

私たちがますますキリストの兵士として、イエズス様とマリア様の御旨を果たしてゆくことができますよう
聖母マリア様の汚れなき御心に依り頼み、日本の尊き殉教者の取次を願いお祈りしなければと改めて強く感じました。

フィリピンの各ミッションでの堅振式も無事に滞りなく進みますよう、お祈りしております。
次の御ミサは10月というのが辛いのですが、これも犠牲としてお捧げいたします!
デオグラチアス!

+In Mary Immaclata!

--このブログを聖マリアの汚れなき御心に捧げます--

アヴェ・マリア・インマクラータ!
愛する兄弟姉妹の皆様をお待ちしております
【最新情報はこちら、年間予定一覧はこちらをご覧ください。】