tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

新緑の養老渓谷(1)

2008-05-30 20:36:55 | プチ放浪 山道編

梅雨前の一時、天候が安定して気持ちよい五月晴れを楽しむことができる。この週末は、ダイビングに持って来いの天気と勝手に思い込んでいたのだが、あいにくの低気圧。船は島に着岸できないかもの条件付で、ダイビングサービスからは、今朝そうそうに「ダイビングを諦めてね」とのメールがはいった。・・・・・・残念。
ということで、先日、トレッキングを楽しんだ新緑の養老渓谷の写真をアップします。

JR内房線で五井へ。改札をスイカで抜けて、小湊鉄道の改札を探すも見つからない。どうやら、小湊鉄道の1日フリー乗車券は、駅の構内で買うことになるらしい。あらためてJRの改札口で乗車証明をもらい、小湊鉄道のホームへ。途中の連絡通路では、お握りなどが売られていて、今日のプチ冒険心を煽り立てくれる。
五井駅10:00発の上総牛久行きの列車は出たばかりで、その次が11:00発の養老渓谷行きだった。
出発までまだ時間があり、保線区内をあちこち見学。決して鉄道ファンではないのだが、下半分が赤で、残り半分がクリーム色というツートンカラーの路面電車のような車両は、まるで田舎のネエチャンのようなファッションセンスで、なんとなくセクシーに思えてしまう。
そんなに綺麗な電車ではないのだが、僕と同じようにカメラを向けているマニアの姿が目に入った。やっぱり、魅力があるのだろう。
また、五井駅構内車両区には、100年は経っていると思われる古い蒸気機関車が保存されていて、目を楽しませてくれた。

養老渓谷行きの一両だけの車両。その動力はディーゼルで、苦しそうに唸りながら徐々に加速していく。ディーゼル特有の細かい振動が発生する。その音が凄い。しかも、カーブでは車輪がほんの少しだけすべるのか、一瞬、金属同士がこすれあう金属音がひびく。途中の駅は木造平屋で、切符は昔なつかしい紙。社内はクーラーは無くて扇風機。 無人駅では車掌さんが降りて乗客と声を交わしながら切符を受け取る。忘れかけていた時代の香り。車窓からの景色は、上総牛久を過ぎたあたりから、ひたすら山と畑が続いていく。





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