遠野八幡宮の例大祭。遠野しし踊り、田植踊り、さんさ踊り、神楽が踊られ、神輿が繰り出す。
寛永4年、八戸より転封された南部直栄が祗園囃子をまねて道芸師に作らせたのが、「南部ばやし」という。また、八幡宮境内の馬場ではやぶさめが奉納される。
遠野八幡宮の御祭神は、誉田別尊 (衆生を導済)、大国主神(福神。縁結、商売繁盛、家運隆盛及夫婦和合等主る)、事代主神 (海上安全、大漁の守護神)、少彦名神( 病気平癒)、御年神 (五穀の守護神)ら、フルスタッフ。
附馬牛の宿の新山神社の祭礼で、遠野の八幡様の神楽を出張巡業。
その夜、八幡の権現は土地の山本某という家に一泊。実は、その山本某も附馬牛の神楽舞いの家だったので、奥の床の問の家つきの権現の脇に並べて休ませた。
夜更けになって、家の権現とその八幡とが、上になり下になって咬み合い大ゲンカ。
八幡の権現は片耳を喰い切られて敗北。なので、八幡の獅子頭には片耳がないという。
-『遠野物語拾遺 第58話』より-
八幡の権現は、喧嘩早いが、強くはなかったようだ・・・。
ある地に祀られていた権現様の耳の片方を食いちぎった伝承があるのは、われらが中沢の荒神様も同じ。"喧嘩早い"荒神様である事は確かだ。
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