富山県の中央部の山懐に位置し、生糸、蚕種、木炭、薬種などの集散地として「富山藩の御納戸」として栄えたまちだ。旧市街地(旧町)には、江戸の町人文化の息づく風情ある町並みが残るも過疎と高齢化が進む。「越中おわら風の盆」 が映えるまちでもある。
人口は2万人を少し超える程度。 その八尾に、「おわら風の盆」の期間中に30万人もの観光客が押し寄せる。残念ながら宿泊需要に応えることができないため、富山市中心部から観光バスや路線バス、JRが深夜まで運行し観光客をさばく。
東京-富山。なんどか車を飛ばしてアクセスしたけど、今回はホテル付のツアーでの参加。祭りの日に合わせて徹夜での運転は、体力的に無理がきかなくなってきた。そろそろ、もう若くはないと悟るべきなのだろう。。
行程的に楽な祭り見物ツアー。残念だったのは、ツアー参加の悪しきところだ。宿に帰る段になって、広大な駐車場に設定されたコースを長々と歩かされた客から不満の声が沸きあがる。不満をぶつける先は、誘導する地元の人に対してだ。やれ効率が悪いとか、応用力がないとか。言いたい放題。。
田舎とは不便を楽しむものじゃないのだろうか。ネズミランドのように洗練された客あしらいなんて、面白くもなんともない。
ぼくらは古く小さな町にお邪魔している。江戸の時代から続く伝統のある行事を観させていただいている。そして、わずか2万人ほどの町の人々が総出で、遠くからの観光客をもてなしていただいている。そのすべてはボランティアだ。
他の国よりも日本人の優れている特徴である謙虚ささえあれば、どこかの国の人々みたいに、自己主張するすることなどないと思うのだがどうだろう。
というようなことを、ちょっと遠周りしたぐらいで不満たらたらの人々に言ったのだが、やはりツアーのみんなから完全に浮いてしまった。クレーマーに対するクレーマーってやつになってしまってた。ツアーの悪い点は、団体行動どころか、不満とか嫌悪感さえも共有を強いられるところだろう。心とはうらはらに、共感しなけりゃならないのだ。
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