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昨年の暮れの東京駅ライトアップ。「大正浪漫(ロマン)の色彩」。
日本とヨーロッパのデザイン様式の融合によってできたモダンでロマンチックな文化「大正ロマン」。
竹久夢二、中原淳一、鏑木清方、伊東深水、高畠華宵、川端龍子、蕗谷虹児、蛭田時彦、 森田久、藤本斥夫、武田比佐、須藤しげる、林唯一、田中比佐良など書籍・雑誌の表紙や挿絵で活躍した人たち。
憂いある甘美な女性の姿、洗練された都会の生活、西洋文化と日本の伝統美を融合した。
また、リベラルアーツを重視した教養主義。
「震災前のあのころァ、言わずと知れた軍縮の時代で、世は大正ロマンのまっ盛り、さしずめきょうびの流行語大賞があったんなら、そいつァ『自由恋愛』にちげえねえって結構な世の中だった。どうでえ無芸の芸人」
「おめえなんぞにァ、ああいう立派な時代の有様は想像もつくめえ。自由気儘って洗練された世の中ってえのはな、無芸のおちゃらけが食えるほど甘かねえんだ。芸人は芸人なりに、盗っ人は盗っ人なりに、政治家にせえ役人にせえ誰にせえ、意地と見栄とでつっ張らかっていなけりゃ、たちまちおまんまの食い上げだった。自由ってのは、そういうもんだ」
(浅田次郎 道化の恋文より(集英社文庫))
正月の間、久しぶりにテレビの民放を見てたけど、「無芸の芸人」が多かったような・・・。
テレビは現代社会において、無くてはならないものなのだろうけど、なんだかね。。
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