tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

デファレンシャル・ギア

2013-01-30 22:48:44 | プチ放浪 山道編

 

以前乗ってた車はリアルタイム4WD。普段はFF ドライブで、前輪がスリップする悪路では、シリコンオイルのせん断抵抗を利用したビスカスカップリングにて後輪も駆動する仕組みだった。
フルタイムの4WDとは違うのだが、燃費は同じ車のFF車と同じか上回ることもある優れものの上、新雪から脱出する時、圧雪の坂を登る時、スキー場の駐車場でFF車が穴を掘ってスタックしたところでも、何事もなく通過することができた。FF車が登れない坂も問題なく登っていた。
滑るとかドリフトするなど、一切、無関係の車だった。

FF車に変えた時に一番心配だったのが、この雪道の走行性能。
・・・今のところ、シビアな場面には遭遇していない。
たしかに、すべって登れなかったことはある。山奥の温泉に続くシャーベット状の雪の急坂を登っていた時だった。この時は、反対車線が凍結してたので、あえてそちらを通行してやり過ごした。
もっとも、温泉から帰る時に、そのシャーベット状の坂道をキックダウンしてエンジンをうならせながら登っていく軽を目撃したから、ただ単に運転のテクニックの問題なのかもしれない。

4WD(リアルタイム4DW)と比較して、大きな違いは新雪からの脱出だろう。4WDなら全く意識せずに停車・発進することができた新雪で、FFだとほぼ毎回スタックする。
しかも、そのスタックの仕方が、前輪片側の空転によるデファレンシャル・ギアの過剰作動が主原因。
リミテッド・スリップ・デフ(差動制限型デフ)機構がないため、前輪の片方が空転すればしっかりとグリップしている片方の前輪の出力も抑えられてしまう。かくして、たったの5cmぐらいの雪の溝さえ、のりこえられない。

もちろん、デファレンシャル・ギアの誤作動は、直進してて前輪の片側が空転した時も起る。とくに、アイスバーンでの発進時には、コンソールのトラクションコントロールシステム(TCS)のサインが点灯しがち。
ハイブリットモーターの低速トルクが大きいことも一因だ。
慣れてしまえばどうってことないのだが・・・。


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