最近、昼休みはブログの記事をまとめていることが多い。netや雑談で過ごす人が多い中で、シコシコ、キーボードを叩いていると、<論文でもまとめてんのか>と、わざわざのぞきに来る連中も多い。しかし、机の上に広げた本が加島祥造の『求めない』だったりするので、プライベートとして見逃してくれる。おかげで、じっくりと記事をまとめることができる。
今日も机でシコシコ、キーボードを叩いていたら、肩を叩かれた。驚いて振り向くとそこに北海道の土産を持った総務の女の子。
「メル友からまた意味深なメールが来たんです」と彼女が言う。
「メル友って、このあいだの?」
「そう」
「で、今度はどんなメール?」
実は、2ヶ月ぐらい前に、彼女とは同じ会話(http://pub.ne.jp/tetujin/?entry_id=689681)をしていた。その時も、海外のペンパルから意味深なメールが来たとのことで、どうすれば良いかという相談だった。前の時は、別におかしなところがない普通の英文のメールだった。
あやしいところはないから気にすることないよと言って、彼女を納得させたのだが、今回は一体なんだろう。
彼女から手渡されたプリントアウトしたそのメールにぼくは目を走らせた。
そのメールは、チェーンメールに類するものだった。内容自体には特に引っかかるようなところはない。
「別にただのチェーン・メールだと思うが?」
「そうですよね。でも・・・・・・」
英語で書かれていたメールだが、覚えてるそのメールの内容はこうだ。
<3人の男がホテルに泊まって、フロントでホテル代の30ドルを一人10ドルづつ支払った。部屋はシャワーの出が悪く、3人は部屋の交換を依頼するが空いている部屋はない。翌朝、ボーイが申し訳ないと言って、一人につき、部屋代を1ドルづつ返してきた。しかし、実は、ボーイはホテル側が3人の男に返金すべき5ドルの内、2ドルをネコババしていたのだ。
さて、部屋代は、3人が10ドルづつ支払ったうち1ドルづつ返金されたので一人9ドル。合計27ドルだ。これにボーイがネコババした2ドルを足すと29ドル。あとの1ドルはどこに?>
続きは明日