明日より、更新を再開いたします。休業中、遊びに来てくださった皆様、一日も休まず訪問してくれた検索ロボット君たち、本当にどうもありがとうございます。
休みを頂いている間、墓参り、施餓鬼、母親のお見舞い、プールへと自分なりにリフレッシュ&用事をすませてきました。1週間ぶりに帰ってきたら、なんと、涼しくなっているじゃないですか。でも、めげずに、季節外れの怪談を連載します(予定)。涼んでくださいね。
施餓鬼では、坊さんのありがたいお話をじっくり聞いたのですが、いろいろ考えるところが多かったです。早い話、自分を捨てて、他人の喜びを自分のものに、自分の喜びは他人へということなのですが、奥が深い。私はこんなブログを目指したい。
さて、西明寺は、唐の時代に現在の中華人民共和国の陝西省西安市にあった大寺院であり、インドの祇園精舎を模して作られたといわれておりやす。当時は世界中からエリートの留学生が集まっていたんすね。いまも、縮小してその一部だけが大学として残るという。日本でも、お寺は学問の原点のようなもんですよね。
施餓鬼では、5人の坊さんがお経を上げておりやした。お経は、サンスクリット (Sanskrit、???????) で書かれており、いまは理解する人は限られているのかも。ただ、心に残るのは、5人の坊さんが声をあわせて読経すると、境内にその声がうねりとなって響く。この響きが、西部モンゴル諸族(モンゴル国西部、中国新疆ウイグル自治区北部に居住)に伝わるホーミー(フーミーとも)のような音色を持ち、聞く人の心を打つんでやんす。恐らく、幾重にも重なった音域のうねりが人の脳を直接刺激するんすかね。この刺激が、お経が何千年も支持されて存続してきた理由の一つかも知れないすね。
ジョン・ウィリアムズが作曲した『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の挿入曲「運命の闘い"Duel of the Fates"」は、タリエシン作詞の"Battle of the Trees"の歌詞をサンスクリットに書き換えて歌われたんでやんす。英語の子音が主体の発音に比べて、サンスクリットは、母音の響きが残るからとのこと。非常に興味深いなあ。
ということで、明日から、また雑文ばっかりですがシコシコ、ブログを更新します。良かったら、また遊びに来て下さい。
店主敬白
The Rubettes - Sugar baby love