シェルパ村の人々の住むクンブ地(標高3700~4000m)は、高冷地のため農作物の収穫が可能な月は4月中旬から10月のわずか6月間だけ。畑では蕎、大麦、じゃがいも、そして2~3の野菜。村で自給できないものは、低地域やインドから運ばれてくる。チベッ ト人からも岩塩や畜産物を購入。こうしてたいていの必要な食料は手に入るが、山や谷を越えて運ばれてくるため、低地に比べ物価が高くならざるを得ない。
だが、シェルパ料理は、素朴でヘルシーなこともあって、ネットでレシピが公開されだしてきた。
高山病で食欲がないときに助けられたのはShyakpa(シェルパ・シチュー)。テントゥク(Thenthuk)はチベット東部から広まった汁そばだが、このアレンジ系。
ガーリックが強烈に効いた野菜シチューで、たっぷりと入ったジャガイモが体にやさしかった。
ネットで見つけたレシピはこちら。
http://sherpasisters.com/sherpanichef/blog/2012/11/18/shyakpa/
http://biziklautak.com/nepali-recipe-sherpa-stew/
また、スパイスを用いたジャガイモ料理(ALOO TAREKO)も、イモの煮っ転がし風でなじみやすい。
https://www.youtube.com/watch?v=e5k4rezWxgk
ジャガイモを油で揚げたりもするようだ。
https://www.youtube.com/watch?v=skJ3p79TZHE
Riki Kur/Potato poori(ポテトのパンケーキ)。北欧・東欧で広く食べられているけどクンブ地方でも。
http://sherpasisters.com/sherpanichef/blog/2013/06/02/potato-pancake-aaloo-ko-roti/
https://www.youtube.com/watch?v=C9AymNuvayE
Rildok はシェルパ・シチューに似たマッシュポテトスープ。さっぱりと夏向きかな。
https://www.youtube.com/watch?v=REgpgm8Q6k8
https://www.youtube.com/watch?v=GgcIWcyHsX4
上の動画にあるように、シェルパ村の男性は家事をよく手伝う。
偏見かもしれないがネパール人男性は甲斐性なしの人が多い。その分、日常生活の大部分を女性が担っている。農作業や家事、仕事などもお母さんが全部一手に引き受けている。ということから、本来は男尊女卑の文化ながら、夫を尻に敷いている女性も多いのかもしれない。
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エベレスト街道、ナムチェバザール(標高3440m)の今の時期の気温は、日中が5℃。日が落ちると-10℃ぐらいに下がる。日本の長野と同じような気温だが、雪はほとんど降らない。
雲行きが怪しくなって、その日泊まったロッジの窓から裏庭をのぞいたら、崖上の狭い畑でロッジのおかみさんが農作業。料理の必需品アルウ;Alu(ジャガイモ)の植え付けだ。今の時期に植えると4月~5月ぐらいの収穫になる。もう少し下に下がって、エベレスト街道の玄関口ルクラ(2860m)まで降りると、畑には野菜(青菜)の「サグ(sag)」の緑がこの時期でも目に鮮やかに写る。褐色の乾ききった土壌に慣れた目にはうれしい緑だ。
高地ペルー原産のジャガイモは、ネパールの高地でも重要な農作物。朝食に、練って寝かせた小麦粉を薄くのばしてじゃがいもを挟み込んでプレートで焼き上げた薄焼きポテト・サンド(アル・プラタ)にしたり、アルアチャール(ネパール風ポテトサラダ)にしたり。マスタードオイルで炒め揚げ(タレコ;Tareko;Taareko;Deep-fried)なんかもおいしい。
写真は日本から持って行ったサッポロポテト。
富士山頂である海抜3776mでは気圧は630hPa。エベレスト街道のヒマラヤの山々を間近に見られるビューポイント「シャンボチェの丘」(3,800m)は、富士山よりも少しだけ高い。それくらい高度が高く気圧が低いとポテトチップスの袋がパンパンに膨れ上がる。・・・なんてことを、ひたすら楽しみに登っていたエベレスト街道。もちろんのこと、気圧が低いため低酸素症(高山病)による頭痛にもかなりなやまされてた。
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KOIKEYA PRIDE POTATO インペリアルコンソメ。
和牛と帆立と伊勢海老の3旨味に、種の香味野菜と白ワインの風味をきかせスープ。味を極めた最高級コンソメ味。
「プライドをかけて、定番の味のコンソメ味に大人・本物志向を魅了する“珠玉のコンソメ”」・・・らしい。( ^ω^)・・・
https://www.youtube.com/watch?v=vaKzFK08U-s
いままで味わってたジャンクな味のコンソメとは別格の味。野菜の味がしっかりのコンソメ感はいいかも。。
日本のポテトチップスの老舗たるプライドがしっかと感じられる意欲的なポテトチップスっすね。
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麺は沖縄そばのような太麺。店によっては細麺もあるらしい。
スープはもちろんとんこつ。そこに鶏ガラや野菜、昆布、煮干しなどのダシをブレンド。とんこつだけどあっさり味。
付け合わせに大根の漬物。そしてお茶。
九州ではめずらしく、味噌ラーメンのメニューもある。北海道のものほどクセがなくあっさり。
鹿児島では味噌も醤油も甘口。甘草、ステビア、サッカリンなどで甘みをつけている。そして海に近いく、南に行くほど甘さが増していく。
最初は抵抗があるものの、白身のさしみなどによく合い、辛口の焼酎との相性がよさそう。
甘い味が好まれるのは、奄美黄島など砂糖の産地が近かったからかもしれない。
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