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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

大沢温泉@自炊部

2013-01-23 23:04:31 | 露天風呂(できるだけ秘湯)めぐり

    

やんちゃな賢治の武勇伝が残る
住所 岩手県花巻市湯口字大沢181
 0198-25-2021
  入浴料 600円、営業時間:7:00~20:30

花巻南I.C.から、豪雪に覆われる銀河 なめとこラインを車で15分。
豊沢川沿いの峡谷にある花巻南温泉峡のひとつ大沢温泉。新館である「山水閣」、南部藩主の定宿であった「菊水館」、湯治場である「自炊部」から成る一軒宿。築200年の昔ながらの湯治宿だ。
日帰り入浴は、自炊部の大沢の湯(混浴露天風呂)、薬師の湯(男女別)と山水館の半露天風呂豊沢の湯(男女別)と自炊部の迷路のような廊下を経て温泉めぐりができる。

子供の頃、宮沢賢治は父に連れられて、仏教の講習会場だった大沢温泉に幾度となく訪れていたという。また、学生の頃は、悪ふざけをして湯を汲み上げる水車を止めてしまい、風呂場が大騒ぎになったこともあるらしい。後年の花巻農学校の教師時代には、生徒たちを引き連れて湯浴みに。

大沢温泉は平安時代初期、坂上田村麻呂の東征の際に発見。眼下には豊沢川の渓流、対岸には風情のある水車が望める。豊沢川を渡る雪まじりの風が温泉で火照った顔に心地よく、山間の安らぎの風景に心が溶け出して行く。
混浴露天風呂はバスタオル巻き不可らしい。水着はどうなんだろう?吹雪の時はウェットスーツが必要かも。
透明なお湯なので、女性が入浴するにはチャレンジングだ。ということで、入浴者の人数多しも女性はゼロ。
そのかわり、女性専用の時間帯(20時~21時?)がある。その時間帯は覗くなよとの注意書きが・・・。
きっと、晴れていれば銀河が見えて、夜の露天も風情があるのかもしれない。
 
泉質: アルカリ性単純泉
 pH:  9.2 (アルカリ性)
 効能: 慢性消化器病、冷え性、神経痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、疲労回復…etc.


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夏瀬温泉@都忘れ

2013-01-21 22:40:10 | 露天風呂(できるだけ秘湯)めぐり
 



雪の降る音さえも聞こえてくる
住所 秋田県仙北市田沢湖卒田字夏瀬84
  0187-44-2220
    入浴料 500円、営業時間:10:00~15:00

抱返り渓谷の上流、玉川のほとりにある閑静な一軒宿の温泉。アクセスしようとしたら、積雪期間はマイカーの通行不可の看板が・・・。羽後交通バスの「出口」停留所でのこと。
ナビゲーションをよれば、夏瀬温泉まで約8キロ。歩いて2時間ほどの行程だ。
こんな時、欧州の人たちなら迷いもせず歩く。といっても、冬の雪道。雪崩が襲うとも限らず、無謀な試みだ。
が、とろあえずは、行けるところまで歩いて行こうと。

夏瀬温泉の歴史は江戸時代にさかのぼる。当時の角館城主佐竹家は、温泉を維持するための材木を広久内の民に授けたという記録があるらしい。昔より農業や林業など地元で働く人の湯治場として愛されてきた。昭和30年の頃から昭和の終わりまでは、路線バスが運行されていたらしい。しかし平成13年12月に旅館施設の老朽化のため休業。アクセスに便利な近場の温泉があちらこちらにできたせいもある。
・・・俗世と遮断された隠れ宿。
夏瀬温泉を復活させたのは乳頭温泉郷・妙乃湯の女将。東京でインテリアデザインの仕事をしていた彼女は
47歳の時に胃ガンを煩い、療養も兼ねて実家である秋田へ帰郷。ガンを克服し、祖父母が営む妙乃湯を引き継いだ。

湯船に肩まで浸かりながら、木造の天井を眺めていると、 都会の喧騒のことなどすっかり忘れてしまう。
ただ、雪の降る音がしんしんと聞こえてくる。混浴の貸切露天風呂があるらしいのだが、冬季はクローズとのこと。

泉質: ナトリウム・硫酸塩泉 
pH: 8.1 弱アルカリ温泉
効能: 慢性皮膚病、動脈硬化症、飲用で肥満、糖尿病、痛風


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男鹿温泉@雄山閣

2013-01-20 22:39:48 | 露天風呂(できるだけ秘湯)めぐり

 

元気いっぱいなまはげの湯
住所 秋田県男鹿市北浦湯本草木原52-1
  0185-33-3121
    入浴料 600円、営業時間:9:00-21:00
   
日本海に突き出した男鹿半島の北海岸に沿ったなだらかな斜面にある男鹿温泉。男鹿は「泣ぐ子はいねがぁ」と叫ぶ「なまはげ」のふるさととしても知られている。
なまはげ。漂着した難破船の外人が山に隠れ住んだとも、飛来した漢の武帝が使役していた五名の鬼が、年緒の休暇に近隣を荒らし回ったとも、伝説の緒元は確かではない。
そのなまはげの口から間欠泉のようにお湯が噴き出す。
昭和14年に発生した男鹿大地震の際に湧出し、戦後ボーリングして源泉を発見し今に至っている。浴室には自然湧出した時の新聞記事が展示されている。

お湯は白みを帯びた山吹色。なお、季節や付近の川の水量によって、茶褐色・緑などに変色するらしい。やや熱めの湯加減が、冬の荒れた日本海の寒風を受けた体に心地よい。
    
男鹿のいたるところに菅江真澄の道の標柱や説明板が建立されている。江戸時代後期、30歳で家郷をはなれ、48年間を旅に暮らした菅江真澄は長く秋田に滞在し、その後、秋田に没した。男鹿半島を訪れて書いた紀行文は5編あり、「男鹿の五風」と呼ばれている。
文化7(1810)年におこった男鹿大地震を菅江真澄は体験しているが、その時の日記に「妙見山(湯本)の温泉は止まりて、笠矢の崎にいやましに涌きづるなど人の語りき」と記している。
この「笠矢の湯」は、地元の人にも知られていない幻の温泉だ。男鹿温泉郷の北側、湯の尻漁港から海岸を西に数百メートル行った断崖の下の岩の間から今も湧出している。

泉質: ナトリウム-塩化物温泉  
pH: 7.1
効能: 慢性関節リウマチ、慢性筋肉リウマチ(特に腰痛)、神経痛、坐骨神経痛、神経炎、創傷、痛風、尿酸素質、慢性皮膚炎など


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上畑温泉@さわらび

2013-01-19 22:27:35 | 露天風呂(できるだけ秘湯)めぐり

   

「釣りキチ三平」のふるさと
住所 秋田県横手市増田町狙半内古家沢口15
  0182-55-5050
    入浴料 500円、営業時間:10:00-21:00

国道から県道に入り、もうこの先何もない山奥。付近には白鳥の飛来地である皆瀬川と成瀬川の合流点がある。ちなみに「さわらび」とは芽を出したばかりの蕨(ワラビ)のこと。

兎に角、雪深い。そして、民家どころか、何もない。
地元出身の漫画家、矢口高雄氏が描く「釣りキチ三平」の雄大な自然の風景が広がっている高根山の山懐に位置する温泉地。町おこしプロジェクト「釣キチ三平の里事業」の一環としてボーリングを行い、平成3年に湧出した。
源泉温度49.1℃。無色透明で無臭の露天のお風呂は42℃とややぬるめの設定。
やぱ、こんな山奥に幻の巨大イワナが生息しているのかもしれない。

泉質: 硫酸塩泉
pH: 8.4 弱アルカリ性 
効能: 神経痛リュウマチ/外傷骨折火傷/痔/病後回復ストレス解消/運動機能障害/関節痛/筋肉痛/五十肩/消化器/神経痛/創傷/打ち身/動脈硬化/冷え性


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つなぎ温泉@湖山荘

2013-01-10 22:29:57 | 露天風呂(できるだけ秘湯)めぐり

 

ひぃなの丘から御所湖を展望 
住所 岩手県盛岡市繋字上野23-36湖山荘 
  019-689-2658 
    入浴料 700円、営業時間:10:30-15::30(不定休)

盛岡市内からは車で約20分、「盛岡の奥座敷」と言わるつなぎ温泉。
その歴史は古く、11世紀に源義家が愛馬を穴の空いた石に繋いで温泉に入湯したことから「つなぎ」と名付けられたと伝えられている。
1980年の御所湖ダムの完成で、古い建物が水没したため新しい建物の旅館が並ぶ。ひぃなの丘にある湖山荘は独自源泉を掘って開業したとのこと。

イオウの香りが漂って気分を盛り上げる。泉質は高アルカリ性の硫黄泉で、美肌の湯として名高い。
石垣と土塀に囲まれている広い露天風呂。透明で硫黄臭のあるお湯だ。

泉質: 単純硫黄泉 低張性アルカリ性高温泉
pH:  9.2 
効能: 神経痛・リューマチ・婦人病・皮膚病など


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