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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ん?終わっちまった。

2021-11-13 19:42:31 | cinema

あの映画の印象が強すぎて・・・「007」シリーズ25作目、ノー・タイム・トゥ・ダイ。
フレディ・マーキュリー役でアカデミー主演男優賞を受賞した男優が悪役で登場。なんか歌い出しそうな気がして落ち着かない。そして、役の不気味さはすごい。

にしても、「ナイブズ・アウト」にも出ていたキューバ出身の女優さんがかわいいっす。そして、「アデル、ブルーは熱い色」の恋人役を演じたレア・セドゥーも相変わらずエッチっぽい。
これでクレイグはボンドの役を退くんすかね。なんかスーツとかタキシード着てるよか、ラフな格好の方がめちゃカコイイ。。

ロケ地はワルシャワ?あるいはイタリアの田舎ぽいのもあったぞ。
こういう映画を観るとヨーロッパを車で旅してみたくてたまらなくなる。Garminの東欧地図も手に入れたことだし、コロナ禍がひと段落したら行くしかない。。かも、、


ジョジョ・ラビット

2021-11-07 20:14:27 | cinema

モンゴルの平原で、その日の夕食に食べるヒツジの見事な解体作業を、多くの女性たちが見つめる中で見るに耐えず別の方向を見ていた。
残酷さ、悲惨さは人が生きていくうえで避けられないものだが、それでもあえて見ようとは思わない。それが人生において必須ものであってもだ。

ジョジョ・ラビットは、弱者が体制に立ち向かう姿を描いた戦争映画。時代のよどみを越えて強く一歩踏み出してゆく少年ジョジョの姿を描いている。
ジョジョは、何一つ決めつけてかからない。ただ、愛を信じようとする。「戦争は悪だ!」と頭ごなしに否定するのではなく、一旦立ち止まって考える。

自分の中のヒトラーと、そして、ユダヤ人の美少女。時代によってもたらされる思想と普遍的な感性との相克。戦争が終わったときに、美少女にドイツの勝利を告げるシーンが印象的だ。時代にすべてを奪われた美少女に対し、彼は強く一歩踏み出そうとする。憎しみは勝ちはしない。愛が最強の力だ。


ミッドナイトスワン

2021-10-24 19:07:00 | cinema

ホテル・ビーナスに続いて、宅配DVDで届いたミッドナイトスワン。
草薙クンのエンターテイナーとしての成長の物語でもある。
ホテル・ビーナスは、過去を背負って、その過去から逃げて来た人たちが懸命に生きてく様子を描いていた。
一方、ミッドナイトスワンは現在を生きる悲しみに溢れた物語。

その切なさは、「朝がくれば、白鳥に戻ってしまう」に象徴される。オデットは悪魔による魔法で白鳥にされ、夜にしか人間に戻れない。そんな「本来の姿」をジークフリートという王子に見つけられたことで、2人の恋は始まる。

こんな映画はハリウッドじゃ撮れない。日本映画の好きな点だ。夜の坂道の階段で二人で踊るシーンが好きだ。

 


ホテル・ビーナス

2021-10-09 19:27:49 | cinema

最近、年をとってきたせいか、(と言っても年を取ったのは最近のことではないが)、昔見た映画を思い出しては懐かしくなって、宅配DVDを頼んでしまう。
「おっぱい・バレー」とか、「学校IV」とか、「夜の上海」とか。

「ホテル・ビーナス」は、ネットでは評価が非常に低いけど、心に残る映画の一つだ。前に観たのは14年前、まだ若かしき頃。印象に残っているのは草薙君のタップダンスのシーンだけ。それでも、バックに流れるKOKIA「DESPERADO」とか、LOVE PSYCHEDELICO「Everybody needs somebody」など、心に甘く当時のいろんなことがよみがえってくる。映画も不思議ならBGMも不思議。

過去を背負って、その過去から逃げて来た人間ばかりが集まる様は、コロナ禍で人との交流が薄くなってしまった今と重なる。誰もがお互いに踏み込まれたくない闇を心に抱きながら、でもしっかりお互いを心に留めて暮らしていくのだ。

それぞれに何かが欠けている。満ち足りているのなら集うことはない。かけている何かを探そうとするかのように・・・。

こんな映画が甘く懐かしく思い出されるのは、どこか見知らぬ国で言葉がほとんどわからない世界の度にあこがれているからなのだろう。

 


さすが

2021-01-14 22:23:30 | cinema

テレワークで往復4時間の通勤時間がなくなると、替わりの自由な時間をたっぷりと楽しめる。コロナデブを避けて、筋トレといきたいところだが、根っからの自堕落な人間。
テレワークのパソコンデスクから離れずに、DVDなんぞの鑑賞となる。

せっかく天からもらった時間。つまらない映画で時間を費やしたくない。なので、口コミや映画評価のサイトを参考にするのだが。。。

日本人が書く映画の評論は、映画の中身を書けないこともあって薄っぺらだ。どんな映画に出た役者が、どんな監督の作品に出ているか・・・そんなものは映画のデータベースサイトを見ればわかること。作品を見て、どんな感想を持ったのかを知りたいのに。

それにしても、あの某NHKのドラマはどうしてこうも評価されないんだろう。少なくとも、国際的に評価されるのはアニメだけ。大河ドラマ?日本のチャンバラなんてものに興味を持つ外国人はいない。
なんであんなに国民からお金をとって、お粗末な番組しか作れないのだろう。なぜ、BBCはあんなに世界中から評価されるのpだろう。
日本の映画も、「クロサワ」は別格。七人の侍を観たけど、いまでも魅力的だ。チャンバラながら、世界中の人々の心を打つ。