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tetujin's blog

映画の「ネタバレの場合があります。健康のため、読み過ぎにご注意ください。」

ヘイ・フィーバー

2022-03-16 22:01:28 | bad news

ヘイ!・・・ではなくて。”hay”=「千草」、”fever”=「熱」。
パリの地下鉄に乗ってたら、車内を流しのバンドがポップスを演奏していた。車両を廻って、投げ銭を得ているようだ。
たまたま、ぼくの乗った車両には、「花粉症?」の中年の男性が乗っていて、演奏と男性のくしゃみとの二重奏。

男性もなんとかくしゃみを止めようと焦っているようだが、出物腫物、所かまわずだ。車内を廻って演奏をしていたバンドも、男性のくしゃみの連続に演奏の邪魔をされて苦笑い。
この時、パリの街中にも「花粉症」があることを知った。

その昔、千草(hay)が原因でアレルギーが広まった地域で使われてから、現在はいろいろの種類の草(千草)以外の樹木の花粉に対しても使われるようになったらしい。
フランスには、日本のような花粉症対策グッズというのは、あまりない。しかし、薬局の店頭には、アレルギー性鼻炎薬の抗ヒスタミン剤や、鼻スプレー、目薬などが並んでいて、患者数が多いことがうかがえる。

あのパリも、今はマスクをしている人達が多いから、花粉症はひどくはならないのかも。それでも、目は露出しているから、涙でぼろぼろ・・・なのだろう。

ヘイ!ユー。アーユーOK?なんてな。


経済制裁の効果

2022-03-14 21:15:43 | bad news

キエフの人達は戦い抜く覚悟がありありだ。ロシア軍が、キエフへの侵略ルートの拠点にしようとしたスムイを、ウクライナの人々は死守。そこを迂回するロシア軍に対し、あちこちで攻撃をしかけている。

一方、ロシアは総攻撃の準備に入っているもよう。後少しでキエフが陥落するのかもしれない。ロシア・ウクライナの4回目停戦交渉が始まったが、停戦もロシア軍の撤退も難しそうだ。

なんとしても、ロシアに核を使わせないようにさせることが何よりも重要だ。今後のロシア経済の瓦解を考えれば、ウクライナを統治下に置こうとも経済制裁は続く。ロシアはこの先、国内の不満を抑えることが果たしてできるのだろうか。


交渉条件

2022-03-10 22:14:55 | bad news

北大西洋条約(NATO)の第5条は、集団防衛。「1つの締約国への攻撃は全締約国への攻撃とみなす」とある。
つまり、NATOとの締約国にロシアが核攻撃をしかけようものなら、全面戦争ということだ。
NATO加盟国で核兵器を保有しているのはアメリカとフランスとイギリスの3カ国。加えて加盟国の多くは、核用戦術航空機(DCA)を装備している。
つまり、NATOがロシアに核を使わせないための抑止力として、アメリカが欧州に展開する核兵器、そして、それぞれの国で核兵器を空輸する能力だ。それがNATOの核抑止ミッションの中核。

ただし、これはもろ刃の刃で、ロシアの恐怖心の中心がNATOの核でもある。国境が2万キロを超えるロシアは攻撃より防衛が重要と考えている。ロシアが核で攻撃されないためには、ロシアが核をちらつかせないことだ。
この膠着状態を脱出するには、やはり、ウクライナへの核配備は当面、行わないことを交渉条件にするしかないのかもしれない。もう一つは、経済制裁がロシアの体力を奪っていくのをじっと待つこと。それには、ウクライナ国民の尊い犠牲をしいることになってしまう。


腹をくくれ

2022-03-09 22:38:44 | bad news

地上戦では互角以上の戦いを展開しているのに、戦闘機の保有数では圧倒的に見劣りする。このままでは、大規模な空爆も始まるだろう。
ロシアが必死に恫喝するのは、制空権を奪えなかったら、そのまま敗戦につながるからだ。
逆に言うと、制空権を保持し、ロシアの敗戦に導くためには、ウクライナが使い慣れた数多くの戦闘機を配備する必要があるわけだ。

戦争を阻止するための戦闘機。ポーランドの決定がロシアの恨みを買うとすればポーランドは尻込みする。なんのためのNATOなんだろう。欧州で連結して戦闘機を提供する姿勢を見せれば、ロシアはもう少し大人しくなるだろう。いろんな国への核攻撃は、いくらなんでもあり得ない。
そろそろNATOは腹をくくる時だ。行動が供わなくてもいい。その意志さえ見せれば局面は変わる。それが政治。

日露戦争も、いざとなっておじけづいたロシアがしっぽをまいた。


情報戦

2022-03-04 23:06:42 | bad news

ロシア軍によるウクライナのザポロジエ原発に対する攻撃。その一方で、ロシア側は原発付近で、ウクライナ側が挑発行為を仕掛けようとしたと主張。
今のところ情報戦としては、国際社会からのロシアへの批判がさらに高まっており、ウクライナ側の筋書き通りの効果だ。これが戦争だ。

だが、ザポロジエ原発はロシアの支配下にあるのは事実だ。エネルギーを抑えて相手国の戦力を低減する。今、ウクライナはそうした状況にある。長期戦になれば、ロシア側が有利になってくる可能性もある。いずれにせよ、ロシアが冷静さと自制を保ち、核施設の安全を確保しつつ最悪の状況にならないこと、一刻も早くロシアが和平を求めて撤退することを祈るしかない。

愚かな行為は、皆の不幸をまねくだけだ。すぐれた指導者であるのならば、それに気づけるはずだ。