山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

栂海新道(その7)

2010-10-25 | 新潟の山
剱岳(1)

剱岳を大きくしてみました。
左のコブは別山のようです。
今年はいろんなところから剱岳を眺めました。
標高は3000mに満たない山ですが、
心を惹きつける山です。

朝日小屋

朝日小屋があんなに小さくなりました。
登山道が白い線を引いたようにみえます。
山全体の紅葉も始まっているようでした。


白馬岳

やや右奥の山が白馬岳です。
頂上の下は大きく崩落しています。
このあたり全体の山はかなり脆いようです。
消えてしまいそうな登山道も何ヶ所かありました。


剱岳(2)

剱岳に朝日があたってきました。
この瞬間もなかなかよいものです。
新しい1日の始まりを感じます。



朝日に輝く剱岳

剱岳をズーミングしてみます。
太陽がでる前とはかなり趣が違います。
この山を目指して今年もたくさんの人が登った
ことと思います。
いつみても素晴らしい山です。


登山道

朝日岳まではこのような登山道が続きます。
水道パイプがありました。
朝日小屋はこのあたりから水を引いているようです。
美味しい水が無料で飲めます。
出かける前に2リッター、ザックに入れてきました。



ネバリノギラン

ネバリノギランもすっかりドライフラワーになっています。
最盛期でもあまり花は開きません。
葉っぱの黄色くなった姿もなかなかよいものです。


チングルマの霜

チングルマの葉っぱに霜がついています。
かなり冷え込んだようです。
まるで花が咲いたようにみえました。


朝日岳への道

まもなく朝日岳の頂上です。
朝日が正面からあたってきました。
前を歩く仲間の姿がなかなかよいです。
数年前に登った時はガスで何もみえませんでした。
この日の山は機嫌がよかったようです。


朝日岳の頂上

朝日岳の頂上です。
この山は北アルプス後立山連峰にある、標高2418mの山です。
新潟県と富山県にまたがっています。
朝日小屋から約1時間の歩きでした。
手前には三角点もあります。
遠くに白馬岳がみえます。
風もなく素晴らしい天気でした。



雲海

正面に雲海が広がっています。
山々が海に浮かんだ島のようです。
このような景色はなかなか見られません。
ザックを降ろしてしばらく楽しみました。


妙高と火打

雲海に浮かぶ山の一部をズーミングしてみました。
右が妙高山、左が火打山のようです。
いずれも新潟県の山です。
ブルーで書いた墨絵のようでした。


雨飾山

さらに左にカメラを向けます。
ゴツゴツした山が雨飾山のようです。
山はみる角度によって姿が変わってみえます。
雨飾山の紅葉もきれいでした。
ヤマブドウやサルナシをたくさん食べたことが
つい最近のように思い出されます。



剱岳(3)

すっかり太陽が昇ってきました。
剱岳の姿も眩しくなりました。
クサモミジが始まっています。
これから標高0(ゼロ)mまで降ります。
10分ほど景色を楽しんでから歩き出しました。