山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

栂海新道(その4)

2010-10-22 | 新潟の山
ユキザサ

ユキザサも真っ赤な実になっていました。
これも美味しそうですが、食べられません。
秋は赤い実がよく目につきます。

カエデの黄葉

カエデが黄色く色づいていました。
標高が高くなるにつれて紅葉も進んでいるようです。
青空に映えていました。

イブリ岳の頂上

標高1791m、イブリ岳の頂上です。
かなり広い場所で、ベンチもありました。
ここで大休止です。
北又小屋を出発してから4時間20分でした。


朝日岳と前朝日岳

右手前が前朝日岳、左奥が朝日岳です。
朝日平はこの2つの山の鞍部にあります。
まだまだ先は長いです。



登山道(1)

この先は少しなだらかな登山道が続くようです。
今までは樹林帯の中でしたが、これからは明るい尾根歩きに
なりそうです。
ザックは重いですが、気持は軽くなりました。


オオカメノキ

オオカメノキの実も赤くなっています。
葉っぱを虫が好んで食べるようで、別名:ムシカリとも
呼んでいます。
春に白い花を咲かせます。
葉っぱも赤く紅葉していました。


黄葉(おうよう)

カエデの黄色がよく目立ちます。
黄色い紅葉は黄葉(おうよう)と呼ぶそうです。
北欧はシラカバの仲間が多く、ほとんど黄葉でした。



ヤマハハコ

ヤマハハコもまだ残っていました。
この花もこのまま立ち枯れしてドライフラワーになります。
今年はいろんなところで楽しませて貰いました。



ナナカマドの紅葉

茶色くみえますが、ナナカマドです。
本来は真っ赤になるのですが、ここにも猛暑の影響があるようです。
色づきがあまりよくありませんでした。



ゴゼンタチバナ(実)

ゴゼンタチバナの実です。
もっとたくさん実がつくのですが、これは少なかったです。
また他で出会えるかも知れません。
この葉も赤く紅葉します。


カライトソウ

カライトソウも夏の花です。
ここでは幾つか残っていました。
花びらが細く、唐糸に似ているのでこの名前がつきました。
この先にもまだありそうです。



紅葉

ここはきれいな紅葉です。
太陽がやっと顔をだしてくれました。
気持よく歩けます。


夏の雲

遠くに夏の雲が姿をみせています。
まだ夏と秋が混在しているようです。
暖かいのでTシャツ1枚になりました。
肌にあたる風が心地よかったです。



登山道(2)

登山道に木道が現れました。
植生を保護するためにところどころに施設してあります。
濡れていると歩きにくいですが、木道を外してはいけません。
湿原で三脚を立てている人をみかけますが、これも違反です。
山のマナーが守れない人は山に入って欲しくないと思います。
もう少し登ります。