山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

カナディアン・ロッキー(5-2)

2009-08-06 | 海外の旅

バンフの街から車で20分くらい走りました。
温泉は山の上にありました。
途中にゴンドラ(空中ケーブル)がありました。
ここにはサルファマウンテンという山があり、そこまで
ゴンドラで登れるようです。
ここが温泉の入り口です。

ロッカールーム

受付で入場料C$7.3払います。
入るとすぐにロッカールームがあります。
ここで水着に着替えました。
ロッカーはC$1でした。

シャワールーム

シャワールームです。
ここは入る時と出る時に使います。
この奥が温泉になっているようです。

バンフアッパーホットスプリングス

正式には「バンフアッパーホットスプリングス」と呼んで
います。
標高1585mにありました。
温泉といっても日本の温泉とは大違いです。
まるでプールのようでした。
赤い服を着た人は監視員のようです。



少し角度を変えてみます。
手すりのあるところが出入り口です。
遠くに山がみえます。
ここは周囲を山に囲まれた温泉です。



まだ入った時間が早かったせいか、人は少なかったです。
カナダに来て毎日シャワーばかりでした。
やはり体全体をお湯につけると気持よかったです。
真ん中あたりで手を上げているのが相棒です。



反対側に回ってみました。
みんなただ湯に浸かっているだけです。
これだけでも癒されるのでしょう。
ヨーロッパからの旅行者も多かったようです。
遠くの山がきれいでした。



水温は39℃です。
外気温は20℃前後のようでした。
外にジッとしていると寒くなります。
何度か入ったり出たりを繰り返しました。
東洋系の顔をしたきれいなお嬢さんたちが入ってきました。
フィリピンかマレーシアあたりの人かと思いましたが、
遠くにいたので話す機会がありませんでした。




1時間くらいのんびり楽しみました。
時間は現地時間で午後2時半くらいです。
これから歩いてバンフの街まで帰ります。
やはり温泉です。
出てからもしばらくは体がポカポカしていました。
このような温泉がカナダには他に2ヶ所あるそうです。



道路とは別にバンフに通じる道がありました。
地図など持っていませんでしたが、何とかなりそうです。
車が通る道を歩くより余程よさそうです。
山道に入ります。



かなり広い道です。
温泉に来る人はほとんどが車でくるようでした。
かなり高いところにあるので、歩いている人は誰もいません。
春の暖かい日差しが降り注いでいました。


森の中の静かな道です。
時々さわやかな風が吹いていました。
この先も二つに分かれていましたが、どちらを歩いても
よさそうです。
できるだけ近道を選びました。

ノーザングリーンボグオーキッド

ランの仲間を見つけました。
オーキッドとはランのことです。
道の近くで風に揺れていました。
日本のツレサギソウの仲間のようです。
小さな花ですが、かわいい花です。

ビショップスキャップ

またまた小さな花を見つけました。
チャルメルソウの仲間のようです。
葉っぱが丸いので、マルバチャルメルソウと呼ばれています。
日本では絶滅危惧種に指定されています。
花弁が5枚、長いオシベがおもしろい形をしています。
英名は「司教が被る帽子」という意味だそうです。
嬉しくて何枚も撮りました。